給水装置工事主任技術者試験 01


給水装置工事主任技術者の業務は、給水装置工事の調査から施工、検査に至るまでの一連のプロセスを管理することです。 宅地内への配管新設をはじめ、厨房・浴室・トイレなどの水まわりの配管を伴う改修工事を行うにあたっては、 さまざまな地下埋設物に注意を払う必要があります。 そのため、給水装置の構造・材質が基準に適合していることを確認する、有資格者の配置が義務付けられています。

給水装置工事主任技術者試験の過去出題問題のサンプル

平成22年度 給水装置工事主任技術者試験 学科問題(抜粋)

【 問題 5 】正解 : 3
給水装置工事事業者の指定制度に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
(1) 水道事業者は、水道によって水の供給を受ける者の給水装置が給水装置の構造及び
  材質の基準に適合することを確保するため、その給水区域内の給水装置工事を適正に
  施行することができると認められる者の指定をすることができる。
(2) この制度は、民間活動に係る規制の改善等を目的とし、給水装置工事事業者の円滑な
  事業活動を確保するため、設けられたものである。
(3) 水道事業者による給水装置工事事業者の指定の基準は、地域の実情により、地域ごと
  に定められており、水道事業者はその基準を公開しなければならない。
(4) 指定給水装置工事事業者は、水道事業者の要求があれば、水道事業者が行う給水
  装置の検査に給水装置工事主任技術者を立会わせたり、報告又は資料の提出をしなけ
  ればならない。

【 問題 18 】正解 : 1
給水装置の逆止め弁(逆止弁ともいう。)の種類に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
(1) リフト逆止め弁は、水平に設置しなければならないという制約を受けるが、損失水頭が
  比較的小さいことや故障等を生じる割合が少ないので、湯沸器の上流側に設置する
  逆止弁として用いられる。
(2) スイング逆止め弁は、縦方向の取り付けが可能であることから使用範囲が広いが、長期
  間使用するとスケール等による機能低下及び、水撃圧等による異常音の発生がある。
(3) ダイヤフラム逆止め弁は、逆流防止を目的として使用される他、給水装置に生じる水撃
  作用や給水栓の異常音等の緩和に有効な給水用具として用いられる。
(4) ばね式逆止弁は、使用されている逆止弁の大部分を占めており、単体での使用及び
  器具の内部に組み込んでの使用等、広範囲に使用されている。

【 問題 25 】正解 : 4
給水装置の水撃限界性能基準に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
(1) 水撃限界性能基準は、給水用具の止水機構が急閉止する際に生じる水撃作用により、
  給水装置に破壊等が生じることを防止するためのものである。
(2) 水撃限界性能基準の適用対象は、水撃作用を生じるおそれのある給水用具であり、
  具体的には、水栓、ボールタップ、電磁弁、元止め式瞬間湯沸器等がこれに該当する。
(3) 水撃限界性能基準は、水撃発生防止仕様の給水用具であるか否かの判断基準であり、
  水撃作用を生じるおそれのある給水用具がすべてこの基準を満たしていなければなら
  ないわけではない。
(4) 水撃限界性能基準では、湯水混合水栓等において同一の仕様の止水機構が水側と湯
  側に付いているような場合であっても、双方の止水機構について試験を行う必要がある。

【 問題 39 】正解 : 3
給水装置の構造及び材質の基準(以下、本問においては「構造・材質基準」という。)
に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
(1) 給水管及び給水用具が構造・材質基準に適合する製品であることを証明する方法として
  は、製造業者等が自らの責任で証明する自己認証と製造業者等が第三者機関に依頼し
  て証明してもらう第三者認証がある。なお、この認証によらない製品として、構造・材質
  基準に適合した JIS 等の規格表示品がある。
(2) 第三者認証機関は、製品サンプル試験を行い、性能基準に適合しているか否かを判定
  するとともに、基準適合製品が安定、継続して製造されているか否か等の検査を行って
  基準適合性を認証する。
(3) 給水装置工事主任技術者は、給水装置工事を施行するにあたり、構造・材質基準に
  適合するものとして、給水装置工事を行う給水区域の水道事業者の承認済マークが表示
  された製品を使用しなければならない。
(4) 構造・材質基準に関する省令には、水道水の安全等を確保するために、耐圧、浸出等、
  水撃限界、防食、逆流防止、耐寒、耐久の7項目の性能に係る基準が定められている。

【 問題 42 】正解 : 2
給水装置工事に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
(1) 給水装置工事は、給水装置の設置又は変更の工事とされており、これは給水装置の
  新設、改造、修繕及び撤去の工事の全てが含まれる。
(2) 修繕工事は、配水管の移設に伴う給水管の付替えや給水栓等の修理を行う工事である。
(3) 撤去工事は給水装置を配水管、又は他の給水装置の分岐部から取り外す工事である。
(4) 新設工事には、メータの上流側の給水管からの分岐に関して、所有者から承諾を受けた
  需要者の申請に基づき、給水管から分岐し、水道メータを設置する工事も含まれる。

【 問題 55 】正解 : 1
工程管理、品質管理に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
(1) 工程管理とは、計画、施工、検査のすべての段階を通じて、要求される品質、性能を有
  する給水装置を完成するために種々の手段を講じることをいう。
(2) 品質管理により期待できる効果には、給水装置工事事業者としての信頼の確保、無駄な
  作業や検査の手数の減少等がある。
(3) 工程計画の基礎となるべき作業可能日数は、土曜、日曜及び祝日のみならず天候など
  による作業不可能日を差し引いて推定する。
(4) 工事施工中に他の者の所管する地下埋設物の防護を必要とするときには、当該埋設物
  の管理者に申し出て、その指示を受ける。

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給水装置工事主任技術者試験は水道法の規定に基づいた国家資格

給水装置工事主任技術者とは、給水装置工事を行う現場において、工事に関する技術上の管理や、 工事に従事する者への技術指導や監督、給水装置の品質の確認などの業務を行うことができる資格者です。 給水装置工事主任技術者は、国家資格となっており、水道法ではその資格や業務について規定されているほか、 給水装置工事を行う事業者は、工事の現場に必ず有資格者を配置することが義務付けられています。

給水装置工事主任技術者は、水道法の規定により、全国統一の基準が設けられた国家資格で、実務経験3年以上が要件となっています。 給水装置工事主任技術者の検定試験は、年1回実施されており、その内容は公衆衛生や水道行政をはじめ、 給水装置の構造や給水装置工事の方法など、給水工事を行う際に必要となる、幅広い専門知識を問うものとなっています。 水道事業を所管する各自治体では、給水装置工事事業者を指定制にしており、 給水装置工事主任技術者の多くは、こうした事業所の専任の責任者として給水装置の工事に携わります。


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