給水装置工事主任技術者試験 01


給水装置工事主任技術者の業務は、給水装置工事の調査から施工、検査に至るまでの一連のプロセスを管理することです。 宅地内への配管新設をはじめ、厨房・浴室・トイレなどの水まわりの配管を伴う改修工事を行うにあたっては、 さまざまな地下埋設物に注意を払う必要があります。 そのため、給水装置の構造・材質が基準に適合していることを確認する、有資格者の配置が義務付けられています。

給水装置工事主任技術者試験の試験内容

受験資格 給水装置工事に関して3年以上の実務の経験を有する者。
(水道法第25条の6第2項)
試験内容 ■午前:学科試験1(択一式)
①公衆衛生概論
②水道行政
③給水装置工事法
④給水装置の構造及び性能
⑤給水装置計画論
⑥給水装置工事事務論

■午後:学科試験2(択一式)
⑦給水装置の概要
⑧給水装置施工管理法
試験時間 学科試験1:150分
学科試験2:60分
合格基準 〇必須6科目(公衆衛生概論、水道行政、給水装置工事法、給水装置の構造及び性能、給水装置計画論、給水装置工事事務論)の得点の合計が、27点以上であること。
〇全8科目の総得点が、40点以上であること。
〇各科目の得点が、毎年決められる最低点を上回っていること。

給水装置工事主任技術者試験 試験で問われるもの

①公衆衛生概論
・水道水の汚染による公衆衛生問題に関する知識を有していること。
・水道の基本的な事柄に関する知識を有していること。
②水道行政
・水道行政に関する知識を有していること。
・給水装置工事に必要な法令及び供給規程に関する知識を有していること。
③給水装置の構造及び性能
・給水管及び給水用具が具備すべき性能基準に関する知識を有していること。
・給水装置工事が適正に施行された給水装置であるか否かの判断基準(システム基準)に
 関する知識を有していること。
④給水装置工事法
・給水装置工事の適正な施行が可能な知識を有していること。
⑤給水装置計画論
・給水装置の計画策定に必要な知識及び技術を有していること。
⑥給水装置工事事務論
・工事従事者を指導、監督するために必要な知識を有していること。
・建設業法及び労働安全衛生法等に関する知識を有していること。
⑦給水装置の概要
・給水管及び給水用具並びに給水装置の工事方法に関する知識を有していること。
⑧給水装置施工管理法
・給水装置工事の工程管理、品質管理及び安全管理に関する知識を有していること。

給水装置工事主任技術者試験の過去出題問題のサンプル

平成22年度 給水装置工事主任技術者試験 学科問題(抜粋)

【 問題 5 】正解 : 3
給水装置工事事業者の指定制度に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
(1) 水道事業者は、水道によって水の供給を受ける者の給水装置が給水装置の構造及び
  材質の基準に適合することを確保するため、その給水区域内の給水装置工事を適正に
  施行することができると認められる者の指定をすることができる。
(2) この制度は、民間活動に係る規制の改善等を目的とし、給水装置工事事業者の円滑な
  事業活動を確保するため、設けられたものである。
(3) 水道事業者による給水装置工事事業者の指定の基準は、地域の実情により、地域ごと
  に定められており、水道事業者はその基準を公開しなければならない。
(4) 指定給水装置工事事業者は、水道事業者の要求があれば、水道事業者が行う給水
  装置の検査に給水装置工事主任技術者を立会わせたり、報告又は資料の提出をしなけ
  ればならない。

【 問題 18 】正解 : 1
給水装置の逆止め弁(逆止弁ともいう。)の種類に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
(1) リフト逆止め弁は、水平に設置しなければならないという制約を受けるが、損失水頭が
  比較的小さいことや故障等を生じる割合が少ないので、湯沸器の上流側に設置する
  逆止弁として用いられる。
(2) スイング逆止め弁は、縦方向の取り付けが可能であることから使用範囲が広いが、長期
  間使用するとスケール等による機能低下及び、水撃圧等による異常音の発生がある。
(3) ダイヤフラム逆止め弁は、逆流防止を目的として使用される他、給水装置に生じる水撃
  作用や給水栓の異常音等の緩和に有効な給水用具として用いられる。
(4) ばね式逆止弁は、使用されている逆止弁の大部分を占めており、単体での使用及び
  器具の内部に組み込んでの使用等、広範囲に使用されている。

【 問題 25 】正解 : 4
給水装置の水撃限界性能基準に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
(1) 水撃限界性能基準は、給水用具の止水機構が急閉止する際に生じる水撃作用により、
  給水装置に破壊等が生じることを防止するためのものである。
(2) 水撃限界性能基準の適用対象は、水撃作用を生じるおそれのある給水用具であり、
  具体的には、水栓、ボールタップ、電磁弁、元止め式瞬間湯沸器等がこれに該当する。
(3) 水撃限界性能基準は、水撃発生防止仕様の給水用具であるか否かの判断基準であり、
  水撃作用を生じるおそれのある給水用具がすべてこの基準を満たしていなければなら
  ないわけではない。
(4) 水撃限界性能基準では、湯水混合水栓等において同一の仕様の止水機構が水側と湯
  側に付いているような場合であっても、双方の止水機構について試験を行う必要がある。

【 問題 39 】正解 : 3
給水装置の構造及び材質の基準(以下、本問においては「構造・材質基準」という。)
に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
(1) 給水管及び給水用具が構造・材質基準に適合する製品であることを証明する方法として
  は、製造業者等が自らの責任で証明する自己認証と製造業者等が第三者機関に依頼し
  て証明してもらう第三者認証がある。なお、この認証によらない製品として、構造・材質
  基準に適合した JIS 等の規格表示品がある。
(2) 第三者認証機関は、製品サンプル試験を行い、性能基準に適合しているか否かを判定
  するとともに、基準適合製品が安定、継続して製造されているか否か等の検査を行って
  基準適合性を認証する。
(3) 給水装置工事主任技術者は、給水装置工事を施行するにあたり、構造・材質基準に
  適合するものとして、給水装置工事を行う給水区域の水道事業者の承認済マークが表示
  された製品を使用しなければならない。
(4) 構造・材質基準に関する省令には、水道水の安全等を確保するために、耐圧、浸出等、
  水撃限界、防食、逆流防止、耐寒、耐久の7項目の性能に係る基準が定められている。

【 問題 42 】正解 : 2
給水装置工事に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
(1) 給水装置工事は、給水装置の設置又は変更の工事とされており、これは給水装置の
  新設、改造、修繕及び撤去の工事の全てが含まれる。
(2) 修繕工事は、配水管の移設に伴う給水管の付替えや給水栓等の修理を行う工事である。
(3) 撤去工事は給水装置を配水管、又は他の給水装置の分岐部から取り外す工事である。
(4) 新設工事には、メータの上流側の給水管からの分岐に関して、所有者から承諾を受けた
  需要者の申請に基づき、給水管から分岐し、水道メータを設置する工事も含まれる。

【 問題 55 】正解 : 1
工程管理、品質管理に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
(1) 工程管理とは、計画、施工、検査のすべての段階を通じて、要求される品質、性能を有
  する給水装置を完成するために種々の手段を講じることをいう。
(2) 品質管理により期待できる効果には、給水装置工事事業者としての信頼の確保、無駄な
  作業や検査の手数の減少等がある。
(3) 工程計画の基礎となるべき作業可能日数は、土曜、日曜及び祝日のみならず天候など
  による作業不可能日を差し引いて推定する。
(4) 工事施工中に他の者の所管する地下埋設物の防護を必要とするときには、当該埋設物
  の管理者に申し出て、その指示を受ける。

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給水装置工事主任技術者試験の過去問

給水装置工事主任技術者 学科試験 令和2年度

公衆衛生概論

問題1 化学物質の飲料水への汚染原因と影響に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
(1) 水道原水中の有機物と浄水場で注入される凝集剤とが反応し、浄水処理や給配水の過程で、発がん性物質として疑われるトリハロメタン類が生成する。〔× 誤り〕
(2) ヒ素の飲料水への汚染は、地質、鉱山排水、工場排水等に由来する。海外では、飲料用の地下水や河川水がヒ素に汚染されたことによる、慢性中毒症が報告されている。〔〇 正しい〕
(3) 鉛製の給水管を使用すると、鉛は pH 値やアルカリ度が低い水に溶出しやすく、体内への蓄積により毒性を示す。〔〇 正しい〕
(4) 硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素は、窒素肥料、家庭排水、下水等に由来する。乳幼児が経口摂取することで、急性影響としてメトヘモグロビン血症によるチアノーゼを引き起こす。〔〇 正しい〕

問題3 残留塩素と消毒効果に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
(1) 残留塩素とは、消毒効果のある有効塩素が水中の微生物を殺菌消毒したり、有機物を酸化分解した後も水中に残留している塩素のことである。〔〇 正しい〕
(2) 給水栓における水は、遊離残留塩素が 0.4 mg/L 以上又は結合残留塩素が 0.1 mg/L以上を保持していなくてはならない。〔× 誤り〕
(3) 塩素系消毒剤として使用されている次亜塩素酸ナトリウムは、光や温度の影響を受けて徐々に分解し、有効塩素濃度が低下する。〔〇 正しい〕
(4) 残留塩素濃度の測定方法の一つとして、ジエチル-p-フェニレンジアミン(DPD)と反応して生じる桃~桃赤色を標準比色液と比較して測定する方法がある。〔〇 正しい〕

水道行政

問題5 簡易専用水道の管理基準に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
(1) 水槽の掃除を2年に1回以上定期に行う。〔× 誤り〕
(2) 有害物や汚水等によって水が汚染されるのを防止するため、水槽の点検等を行う。〔〇 正しい〕
(3) 給水栓により供給する水に異常を認めたときは、必要な水質検査を行う。〔〇 正しい〕
(4) 供給する水が人の健康を害するおそれがあることを知ったときは、直ちに給水を停止する。〔〇 正しい〕

問題7 指定給水装置工事事業者の5年ごとの更新時に、水道事業者が確認することが望ましい事項に関する次の記述の正誤の組み合わせのうち、適当なものはどれか。
ア 指定給水装置工事事業者の講習会の受講実績〔〇 正しい〕
イ 指定給水装置工事事業者の受注実績〔× 誤り〕
ウ 給水装置工事主任技術者等の研修会の受講状況〔〇 正しい〕
エ 適切に作業を行うことができる技能を有する者の従事状況〔〇 正しい〕
〔選択肢〕
(1) ア:正 イ:誤 ウ:正 エ:正
(2) ア:誤 イ:正 ウ:正 エ:誤
(3) ア:正 イ:誤 ウ:正 エ:誤
(4) ア:誤 イ:誤 ウ:誤 エ:正

給水装置工事法

問題11 配水管からの給水管の取出し方法に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
(1) サドル付分水栓によるダクタイル鋳鉄管の分岐穿孔に使用するドリルは、モルタルライニング管の場合とエポキシ樹脂粉体塗装管の場合とで形状が異なる。〔〇 正しい〕
(2) サドル付分水栓の穿孔作業に際し、サドル付分水栓の吐水部へ排水ホースを連結させ、ホース先端は下水溝などへ直接接続し確実に排水する。〔× 誤り〕
(3) ダクタイル鋳鉄管に装着する防食コアは非密着形と密着形があるが、挿入機は製造業者及び機種等により取扱いが異なるので、必ず取扱説明書をよく読んで器具を使用する。〔〇 正しい〕
(4) 割T字管は、配水管の管軸水平部にその中心がくるように取付け、給水管の取出し方向及び割T字管が管水平方向から見て傾きがないか確認する。〔〇 正しい〕

問題14 給水管の明示に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
(1) 道路部分に布設する口径75mm 以上の給水管に明示テープを設置する場合は、明示テープに埋設物の名称、管理者、埋設年度を表示しなければならない。〔〇 正しい〕
(2) 宅地部分に布設する給水管の位置については、維持管理上必要がある場合には、明示杭等によりその位置を明示することが望ましい。〔〇 正しい〕
(3) 掘削機械による埋設物の毀損事故を防止するため、道路内に埋設する際は水道事業者の指示により、指定された仕様の明示シートを指示された位置に設置する。〔〇 正しい〕
(4) 水道事業者によっては、管の天端部に連続して明示テープを設置することを義務付けている場合がある。〔〇 正しい〕
(5) 明示テープの色は、水道管は青色、ガス管は黄色、下水道管は緑色とされている。〔× 誤り〕

問題17 配管工事の留意点に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
(1) 地階あるいは2階以上に配管する場合は、原則として各階ごとに逆止弁を設置する。〔× 誤り〕
(2) 行き止まり配管の先端部、水路の上越し部、鳥居配管となっている箇所等のうち、空気溜まりを生じるおそれがある場所などで空気弁を設置する。〔〇 正しい〕
(3) 給水管を他の埋設管に近接して布設すると、漏水によるサンドブラスト(サンドエロージョン)現象により他の埋設管に損傷を与えるおそれがあることなどのため、原則として30 cm以上離隔を確保し配管する。〔〇 正しい〕
(4) 高水圧を生じるおそれのある場所には、減圧弁を設置する。〔〇 正しい〕
(5) 宅地内の配管は、できるだけ直線配管とする。〔〇 正しい〕

問題18 消防法の適用を受けるスプリンクラーに関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
(1) 水道直結式スプリンクラー設備の工事は、水道法に定める給水装置工事として指定給水装置工事事業者が施工する。〔〇 正しい〕
(2) 災害その他正当な理由によって、一時的な断水や水圧低下等により水道直結式スプリンクラー設備の性能が十分発揮されない状況が生じても水道事業者に責任がない。〔〇 正しい〕
(3) 湿式配管による水道直結式スプリンクラー設備は、停滞水が生じないよう日常生活において常時使用する水洗便器や台所水栓等の末端給水栓までの配管途中に設置する。〔〇 正しい〕
(4) 乾式配管による水道直結式スプリンクラー設備は、給水管の分岐から電動弁までの間の停滞水をできるだけ少なくするため、給水管分岐部と電動弁との間を短くすることが望ましい。〔〇 正しい〕
(5) 水道直結式スプリンクラー設備の設置に当たり、分岐する配水管からスプリンクラーヘッドまでの水理計算及び給水管、給水用具の選定は、給水装置工事主任技術者が行う。〔× 誤り〕

給水装置の構造及び性能

問題20 水道法第17条(給水装置の検査)の次の記述においてアンダーライン部分の語句の組み合わせのうち、正しいものはどれか。
水道事業者は、ア 日出後日没前に限り 、その職員をして、当該水道によって水の供給を受ける者の土地又は建物に立ち入り、給水装置を検査させることができる。ただし、人の看守し、若しくは人の住居に使用する建物又はイ 閉鎖された門内に立ち入るときは、その看守者、居住者又はウ これらに代るべき者の同意を得なければならない。
(1) ア:年末年始以外に限り イ:閉鎖された門内 ウ:土地又は建物の所有者
(2) ア:日出後日没前に限り イ:施錠された門内 ウ:土地又は建物の所有者
(3) ア:年末年始以外に限り イ:施錠された門内 ウ:これらに代るべき者
(4) ア:日出後日没前に限り イ:閉鎖された門内 ウ:これらに代るべき者

問題22 配管工事後の耐圧試験に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
(1) 配管工事後の耐圧試験の水圧は、水道事業者が給水区域内の実情を考慮し、定めることができる。〔〇 正しい〕
(2) 給水装置の接合箇所は、水圧に対する充分な耐力を確保するためにその構造及び材質に応じた適切な接合が行われているものでなければならない。〔〇 正しい〕
(3) 水道用ポリエチレン二層管、水道給水用ポリエチレン管、架橋ポリエチレン管、ポリブテン管の配管工事後の耐圧試験を実施する際は、管が膨張し圧力が低下することに注意しなければならない。〔〇 正しい〕
(4) 配管工事後の耐圧試験を実施する際は、分水栓、止水栓等止水機能のある給水用具の弁はすべて「閉」状態で実施する。〔× 誤り〕
(5) 配管工事後の耐圧試験を実施する際は、加圧圧力や加圧時間を適切な大きさ、長さにしなくてはならない。過大にすると柔軟性のある合成樹脂管や分水栓等の給水用具を損傷するおそれがある。〔〇 正しい〕

問題26 寒冷地における凍結防止対策として設置する水抜き用の給水用具の設置に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
(1) 水抜き用の給水用具は水道メーター上流側に設置する。〔× 誤り〕
(2) 水抜き用の給水用具の排水口付近には、水抜き用浸透ますの設置又は切込砂利等により埋戻し、排水を容易にする。〔〇 正しい〕
(3) 汚水ます等に直接接続せず、間接排水とする。〔〇 正しい〕
(4) 水抜き用の給水用具以降の配管は、できるだけ鳥居配管やU字形の配管を避ける。〔〇 正しい〕
(5) 水抜き用の給水用具以降の配管が長い場合には、取外し可能なユニオン、フランジ等を適切な箇所に設置する。〔〇 正しい〕

問題28 飲用に供する水の汚染防止に関する次の記述の正誤の組み合わせのうち、適当なものはどれか。
ア 末端部が行き止まりとなる配管が生じたため、その末端部に排水機構を設置した。〔〇 正しい〕
イ シアンを扱う施設に近接した場所であったため、ライニング鋼管を用いて配管した。〔× 誤り〕
ウ 有機溶剤が浸透するおそれのある場所であったため、硬質ポリ塩化ビニル管を使用した。〔× 誤り〕
エ 配管接合用シール材又は接着剤は、これらの物質が水道水に混入し、油臭、薬品臭等が発生する場合があるので、必要最小限の量を使用した。〔〇 正しい〕
〔選択肢〕
(1) ア:誤 イ:誤 ウ:正 エ:誤
(2) ア:誤 イ:正 ウ:正 エ:誤
(3) ア:正 イ:誤 ウ:正 エ:正
(4) ア:正 イ:誤 ウ:誤 エ:正
(5) ア:正 イ:正 ウ:誤 エ:正

給水装置計画論

問題31 給水方式の決定に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
(1) 直結直圧式の範囲拡大の取り組みとして水道事業者は、現状における配水管からの水圧等の供給能力及び配水管の整備計画と整合させ、逐次その対象範囲の拡大を図っており、5階を超える建物をその対象としている水道事業者もある。〔〇 正しい〕
(2) 圧力水槽式は、小規模の中層建物に多く使用されている方式で、受水槽を設置せずにポンプで圧力水槽に貯え、その内部圧力によって給水する方式である。〔× 誤り〕
(3) 直結増圧式による各戸への給水方法として、給水栓まで直接給水する直送式と、高所に置かれた受水槽に一旦給水し、そこから給水栓まで自然流下させる高置水槽式がある。〔〇 正しい〕
(4) 直結・受水槽併用式は、一つの建物内で直結式及び受水槽式の両方の給水方式を併用するものである。〔〇 正しい〕
(5) 直結給水方式は、配水管から需要者の設置した給水装置の末端まで有圧で直接給水する方式で、水質管理がなされた安全な水を需要者に直接供給することができる。〔〇 正しい〕

問題34  図- 1 に示す管路において、流速 V2 の値として、最も適当なものはどれか。
ただし、口径 D1 = 40 mm、D2 = 25 mm、流速 V1 = 1.0 m/s とする。

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(1) 1.6 m/s
(2) 2.1 m/s
(3) 2.6 m/s〔〇 正しい〕
(4) 3.1 m/s
(5) 3.6 m/s

給水装置工事事務論

問題38 給水管に求められる性能基準に関する次の組み合わせのうち、適当なものはどれか。
(1) 耐圧性能基準と耐久性能基準〔× 誤り〕
(2) 浸出性能基準と耐久性能基準〔× 誤り〕
(3) 浸出性能基準と水撃限界性能基準〔× 誤り〕
(4) 水撃限界性能基準と耐久性能基準〔× 誤り〕
(5) 耐圧性能基準と浸出性能基準〔〇 正しい〕

問題40 給水装置工事主任技術者と建設業法に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
(1) 建設業の許可は、一般建設業許可と特定建設業許可の二つがあり、どちらの許可も建設工事の種類ごとに許可を取得することができる。〔〇 正しい〕
(2) 水道法による給水装置工事主任技術者免状の交付を受けた後、管工事に関し1年以上の実務経験を有する者は、管工事業に係る営業所専任技術者になることができる。〔〇 正しい〕
(3) 所属する建設会社と直接的で恒常的な雇用契約を締結している営業所専任技術者は、勤務する営業所の請負工事で、現場の業務に従事しながら営業所での職務も遂行できる距離と常時連絡を取れる体制を確保できれば、当該工事の専任を要しない監理技術者等になることができる。〔〇 正しい〕
(4) 2 以上の都道府県の区域内に営業所を設けて建設業を営もうとする者は、本店のある管轄の都道府県知事の許可を受けなければならない。〔× 誤り〕

給水装置の概要

問題42 給水管に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
(1) ダクタイル鋳鉄管の内面防食は、直管はモルタルライニングとエポキシ樹脂粉体塗装があり、異形管はモルタルライニングである。〔× 誤り〕
(2) 水道用ポリエチレン二層管は、柔軟性があり現場での手曲げ配管が可能であるが、低温での耐衝撃性が劣るため、寒冷地では使用しない。〔× 誤り〕
(3) ポリブテン管は、高温時では強度が低下するため、温水用配管には適さない。〔× 誤り〕
(4) 銅管は、アルカリに侵されず、スケールの発生も少ないが、遊離炭酸が多い水には適さない。〔〇 正しい〕
(5) 硬質塩化ビニルライニング鋼管は、鋼管の内面に硬質塩化ビニルをライニングした管で、外面仕様はすべて亜鉛めっきである。〔× 誤り〕

問題45 給水用具に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
(1) ホース接続型水栓は、ホース接続した場合に吐水口空間が確保されない可能性があるため、水栓本体内にばね等の有効な逆流防止機能を持つ逆止弁を内蔵したものになっている。〔〇 正しい〕
(2) 大便器洗浄弁は、大便器の洗浄に用いる給水用具であり、また、洗浄管を介して大便器に直結されるため、瞬間的に多量の水を必要とするので配管は口径 25 mm 以上としなければならない。〔〇 正しい〕
(3) 不凍栓類は、配管の途中に設置し、流入側配管の水を地中に排出して凍結を防止する給水用具であり、不凍給水栓、不凍水抜栓、不凍水栓柱、不凍バルブ等がある。〔× 誤り〕
(4) 水道用コンセントは、洗濯機、自動食器洗い機等との接続に用いる水栓で、通常の水栓のように壁から出っ張らないので邪魔にならず、使用するときだけホースをつなげればよいので空間を有効に利用することができる。〔〇 正しい〕

問題48 湯沸器に関する次の記述の正誤の組み合わせのうち、適当なものはどれか。
ア 貯蔵湯沸器は、ボールタップを備えた器内の容器に貯水した水を、一定温度に加熱して給湯するもので、水圧がかからないため湯沸器設置場所でしかお湯を使うことができない。〔〇 正しい〕
イ 貯湯湯沸器は、排気する高温の燃焼ガスを再利用し、水を潜熱で温めた後に従来の一次熱交換器で加温して温水を作り出す、高い熱効率を実現した給湯器である。〔× 誤り〕
ウ 瞬間湯沸器は、器内の熱交換器で熱交換を行うもので、水が熱交換器を通過する間にガスバーナ等で加熱する構造で、元止め式のものと先止め式のものがある。〔〇 正しい〕
エ 太陽熱利用貯湯湯沸器は、一般用貯湯湯沸器を本体とし、太陽集熱器に集熱された太陽熱を主たる熱源として、水を加熱し給湯する給水用具である。〔〇 正しい〕
〔選択肢〕
(1) ア:誤 イ:誤 ウ:正 エ:誤
(2) ア:正 イ:誤 ウ:誤 エ:正
(3) ア:正 イ:誤 ウ:正 エ:正
(4) ア:誤 イ:正 ウ:正 エ:誤
(5) ア:正 イ:正 ウ:誤 エ:正

問題50 直結加圧形ポンプユニットに関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
(1) 水道法に基づく給水装置の構造及び材質の基準に適合し、配水管への影響が極めて小さく、安定した給水ができるものでなければならない。〔〇 正しい〕
(2) 配水管から直圧で給水できない建築物に、加圧して給水する方式で用いられている。〔〇 正しい〕
(3) 始動・停止による配水管の圧力変動が極小であり、ポンプ運転による配水管の圧力に脈動が生じないものを用いる。〔〇 正しい〕
(4) 制御盤は、ポンプを可変速するための機能を有し、漏電遮断器、インバーター、ノイズ制御器具等で構成される。〔〇 正しい〕
(5) 吸込側の圧力が異常に低下した場合には自動停止し、あらかじめ設定された時間を経過すると、自動復帰し運転を再開する。〔× 誤り〕

問題52 水道メーターに関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
(1) 水道メーターは、給水装置に取り付け、需要者が使用する水量を積算計量する計量器である。〔〇 正しい〕
(2) 水道メーターの計量水量は、料金算定の基礎となるもので適正な計量が求められることから、計量法に定める特定計量器の検定に合格したものを設置する。〔〇 正しい〕
(3) 水道メーターの計量方法は、流れている水の流速を測定して流量に換算する流速式と、水の体積を測定する容積式に分類される。わが国で使用されている水道メーターは、ほとんどが流速式である。〔〇 正しい〕
(4) 水道メーターは、検定有効期間が8年間であるため、その期間内に検定に合格したメーターと交換しなければならない。〔〇 正しい〕
(5) 水道メーターは、許容流量範囲を超えて水を流すと、正しい計量ができなくなるおそれがあるため、メーター一次側に安全弁を設置して流量を許容範囲内に調整する。〔× 誤り〕

問題54 給水用具の故障と対策に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
(1) ボールタップの水が止まらなかったので原因を調査した。その結果、弁座が損傷していたので、ボールタップを取り替えた。〔〇 正しい〕
(2) 湯沸器に故障が発生したが、需要者等が修理することは困難かつ危険であるため、製造者に依頼して修理を行った。〔〇 正しい〕
(3) ダイヤフラム式定水位弁の水が止まらなかったので原因を調査した。その結果、主弁座への異物のかみ込みがあったので、主弁の分解と清掃を行った。〔〇 正しい〕
(4) 水栓から不快音があったので原因を調査した。その結果、スピンドルの孔とこま軸の外径が合わなくがたつきがあったので、スピンドルを取り替えた。〔× 誤り〕
(5) 大便器洗浄弁で常に大量の水が流出していたので原因を調査した。その結果、逃し弁のゴムパッキンが傷んでいたので、ピストンバルブを取り出しパッキンを取り替えた。〔〇 正しい〕

給水装置施工管理法

問題57 給水装置工事における施工管理に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
(1) 道路部掘削時の埋戻しに使用する埋戻し土は、水道事業者が定める基準等を満たした材料であるか検査・確認し、水道事業者の承諾を得たものを使用する。〔× 誤り〕
(2) 工事着手に先立ち、現場付近の住民に対し、工事の施工について協力が得られるよう、工事内容の具体的な説明を行う。〔〇 正しい〕
(3) 配水管からの分岐以降水道メーターまでの工事は、あらかじめ水道事業者の承認を受けた工法、工期その他の工事上の条件に適合するように施工する必要がある。〔〇 正しい〕
(4) 工事の施工に当たり、事故が発生し、又は発生するおそれがある場合は、直ちに必要な措置を講じた上で、事故の状況及び措置内容を水道事業者及び関係官公署に報告する。〔〇 正しい〕

問題60 建設工事公衆災害防止対策要綱に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
(1) 施工者は、仮舗装又は覆工を行う際、やむを得ない理由で周囲の路面と段差が生じた場合は、10 パーセント以内の勾配ですりつけなければならない。〔× 誤り〕
(2) 施工者は、歩行者用通路と作業場との境は、移動さくを間隔をあけないように設置し、又は移動さくの間に安全ロープ等をはってすき間ができないよう設置する等明確に区分しなければならない。〔〇 正しい〕
(3) 施工者は、通行を制限する場合の標準として、道路の車線が1車線となる場合は、その車道幅員は3メートル以上、2車線となる場合は、その車道幅員は5.5メートル以上確保する。〔〇 正しい〕
(4) 施工者は、通行を制限する場合、歩行者が安全に通行できるよう車道とは別に幅0.9メートル以上、高齢者や車椅子使用者等の通行が想定されない場合は幅0.75メートル以上歩行者用通路を確保しなければならない。〔〇 正しい〕
(5) 施工者は、道路上に作業場を設ける場合は、原則として、交通流に対する背面から工事車両を出入りさせなければならない。ただし、周囲の状況等によりやむを得ない場合においては、交通流に平行する部分から工事車両を出入りさせることができる。〔〇 正しい〕

給水装置工事主任技術者試験は水道法の規定に基づいた国家資格

給水装置工事主任技術者とは、給水装置工事を行う現場において、工事に関する技術上の管理や、 工事に従事する者への技術指導や監督、給水装置の品質の確認などの業務を行うことができる資格者です。 給水装置工事主任技術者は、国家資格となっており、水道法ではその資格や業務について規定されているほか、 給水装置工事を行う事業者は、工事の現場に必ず有資格者を配置することが義務付けられています。

給水装置工事主任技術者は、水道法の規定により、全国統一の基準が設けられた国家資格で、実務経験3年以上が要件となっています。 給水装置工事主任技術者の検定試験は、年1回実施されており、その内容は公衆衛生や水道行政をはじめ、 給水装置の構造や給水装置工事の方法など、給水工事を行う際に必要となる、幅広い専門知識を問うものとなっています。 水道事業を所管する各自治体では、給水装置工事事業者を指定制にしており、 給水装置工事主任技術者の多くは、こうした事業所の専任の責任者として給水装置の工事に携わります。


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