情報処理検定とは?難易度・合格率・勉強法・過去問・解答速報をご紹介!

情報処理検定は、コンピュータに関する知識やエクセルの活用、プログラミングに関する技能を認定する民間資格です。取得していれば就職にも有利になるため、IT関連の職業に人気の資格となっています。

この記事では、情報処理検定の概要や難易度、合格率、勉強法について解説します。

情報処理検定とは

情報処理検定は、コンピュータに関する知識やエクセルの活用、プログラミングに関する技能を認定する民間資格です。公益財団法人全国商業高等学校協会が検定試験を主催しています。

情報処理検定を取得するだけで、就職や採用で大きく評価されるわけではありません。ITパスポート・基本情報技術者試験といった難易度の高い資格に挑戦する前の、腕試しとして利用されることが多いようです。

情報処理検定には1級から3級があり、試験内容や難易度が異なります。

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情報処理検定試験 | 公益財団法人全国商業高等学校協会

正式名称

情報処理検定の正式名称は、「全国商業高等学校協会主催 情報処理検定」です。

試験日程

情報処理検定は、1月下旬と9月下旬の年に2回実施されています。

受験日から1ヶ月以内に合格発表が実施されます。

情報処理検定のスケジュールは以下の通りです。

  • 第67回 情報処理検定試験
  • 実施日:令和4年9月25日(日)
  • 申込期間:7月1日(金)~7月12日(火)

 

  • 第68回 情報処理検定試験
  • 実施日:令和5年1月29日(日)
  • 申込期間:11月1日(火)~11月14日(月)

試験地

全国各地

受験料

  • 第1級:1,800円(税込)
  • 第2級:1,500円(税込)
  • 第3級:1,300円(税込)

受験資格

制限なし

過去問

情報処理検定の過去問は、公益財団法人全国商業高等学校協会のホームページで公開されています。

2008年(第39回)から2022年(第66回)までの、1~3級の各部門の試験問題・回答がPDFファイルでダウンロード可能です。

情報処理検定1級

より実践的な情報活用能力の育成を目的に実施しています。
内容は、情報処理やビジネス情報に関する用語の問題、表計算ソフトウェアの応用的な活用能力をみる問題、データベースソフトウェアの実務的な活用を想定した内容になります。また、具体的なデータ分析やシステム開発の手法についての知識も必要になります。

より実践的なアルゴリズムを利用した思考力を問う内容を重視し、応用力を意識したプログラミング能力の育成を目的としています。
内容は、情報処理やプログラミングに関する用語の問題。流れ図やプログラミング言語による、実践的なアルゴリズムを問う問題となっています。

引用元:情報処理検定試験 公益財団法人全国商業高等学校協会

試験内容

情報処理検定 ビジネス情報部門1級

①ハードウェア・ソフトウェアに関する知識、②通信ネットワークに関
する知識、③セキュリティに関する知識、④ビジネス情報関連知識
⑤表計算ソフトウェアの活用、⑥データベースソフトウェアの活用

情報処理検定 プログラミング部門1級

①ハードウェア・ソフトウェアに関する知識、②通信ネットワークに関
する知識、③セキュリティに関する知識、④プログラミング関連知識
⑤アルゴリズム、⑥プログラム言語

合格率・難易度

2020年における情報処理検定1級の合格率は、(第63回)31.68%・(第64回)28.54%です。

部門 受験者数 合格者数 合格率
ビジネス情報部門 21,497 6,030 28.05%
プログラミング部門
(Java)
1,728 875 50.64%
プログラミング部門
(マクロ言語)
1,910 1,057 55.34%
2020年第63回 25,135 7,962 31.68%

情報処理検定2級

基本的な情報活用能力の育成を目的に検定試験を実施しています。
20分間の実技試験では、データ供給による試験を実施しています。表計算ソフトウェアを利用したデータの実務的な活用や報告書の作成を行います。
筆記試験は、ハードウェア・ソフトウェア、通信ネットワーク、情報モラルとセキュリティに関する知識を問う用語の問題。表計算ソフトウェアの活用能力や関数の活用方法をみる問題。データベースソフトウェアではデータベースの作成方法やSQLに関する問題などがその内容になります。

プログラミング部門は、コンピュータを合理的に活用する能力と論理的な思考能力の育成を目的にしています。プログラムの役割や重要性を理解する内容を重視し、基礎的なプログラミング能力の育成を目的としています。
内容は、情報処理の知識やプログラミングに関する用語の問題。トレースや流れ図、プログラミング言語による、基本的なアルゴリズムを問う問題となっています。

引用元:情報処理検定試験 公益財団法人全国商業高等学校協会

試験内容

情報処理検定 ビジネス情報部門2級

①ハードウェア・ソフトウェアに関する知識、②通信ネットワークに関
する知識、③情報モラルとセキュリティに関する知識、
④表計算ソフトウェアの活用、⑤データベースソフトウェアの活用

情報処理検定 プログラミング部門2級

①ハードウェア・ソフトウェアに関する知識、②通信ネットワークに関
する知識、③情報モラルとセキュリティに関する知識、
④プログラミング関連知識、⑤アルゴリズム、⑥プログラム言語

合格率・難易度

2020年における情報処理検定2級の合格率は、(第63回)47.85%・(第64回)54.10%です。

部門 受験者数 合格者数 合格率
ビジネス情報部門 21,577 9,823 45.53%
プログラミング部門
(Java)
2,732 1,750 64.06%
プログラミング部門
(マクロ言語)
2,222 1,121 50.45%
2020年第63回 26,531 12,694 47.85%

情報処理検定3級

 

情報処理検定の入門級であり、情報を処理するうえで必要な知識を広く学ぶことが目標であり、情報処理に関する基礎的な知識の習得を目的としています。
20分間の実技試験では、データ供給による試験を実施しています。表計算ソフトウェアを利用した実務的な表やグラフの作成を行います。
筆記試験では、情報処理に関する基本的な用語、表計算ソフトウェアの活用方法、関数の知識などの基礎的な内容となっています。

引用元:情報処理検定試験 公益財団法人全国商業高等学校協会

試験内容

①ハードウェア・ソフトウェアに関する知識、②通信ネットワークに関
する知識、③情報モラルとセキュリティに関する知識、
④表計算ソフトウェアに関する知識、
⑤データベースソフトウェアに関する知識

合格率・難易度

2020年における情報処理検定3級の合格率は、(第63回)74.34%・(第64回)76.18%です。

情報処理検定の勉強方法

情報処理検定の勉強は、市販のテキストを活用し、問題集を繰り返し解くことです。

公式サイトで過去問が公開されているので、出題傾向を把握しておきましょう。

独学が苦手な場合には、通信講座もおすすめです。

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情報処理系
過去問と解答速報『資格試験_合格支援隊』
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