VBAエキスパート試験によくでる Excel VBA 関数を紹介しています。
文字列の操作からExcelデータを攻略するVBA関数
・InStr関数は、目的の文字が含まれているかどうかを判断する最も便利な方法である。
・InStr関数で任意の文字を検索して、その文字がなかったらInStr関数は 0 を返しますので、簡単に目的の文字が含まれているかどうかの確認ができる。
・LCase関数、UCase関数は、文字列型変数だけでなく、セルに対しても使用することができる。
・LCase関数、UCase関数は、セル範囲に対して使用することはできない。
・LTrim関数、RTrim関数、Trim関数を使えば、文字列の端にあるスペースは削除できるが、文字列内のスペースは削除できない。
文字列内のスペースを削除するには、Replace関数を使用する。
・Replace関数を使ってセル範囲をループすれば、ワークシート上のセルの文子列のスペースをすべて削除できる。
日付処理がこんなに簡単なVBA関数
・Date関数には引数がないため、今日の日付を簡単に取得できる。
・Time関数は、現在の時間を取得する。
・Now関数は、今日の日付と現在の時間を同時に取得する。
・Year関数、Month関数、Day関数は、任意の日付から年月日を取り出す。
・Hour関数、Minute関数、Second関数は、任意の時刻から時分秒を取り出す。
・WeekdayName関数とよく似たWeekday関数関数は、任意の日付が何曜日であるかを数値で返すが、数値なので、これだけでは何曜日かわからない。
・WeekdayName関数とWeekday関数は、組み合わせ、Weekday関数で取得した数値を、WeekdayName関数で「曜日」に置き換えることができる。
高度なテクニックを習得するVBA関数
・LsDate関数は、値が日付型、時刻型かをチェックするVBA関数である。
・LsNumeric関数は、値が数値かどうかを判断するVBA関数である。
・Rnd関数は、乱数を生成する。
VBAエキスパート試験の受験情報
受験資格:
制限なし
試験内容:
Excel VBA(ベーシック)
①マクロVBAの概念、②マクロの記録、③VBAの構文、④変数と定数
⑤セルの操作、⑥ステートメント、⑦ブックの操作、⑧シートの操作、
⑨デバッグの基礎、⑩マクロの実行
Excel VBA(スタンダード)
①プロシージャ、②イベント、③ステートメント、④関数、⑤エラー対処
⑥APIとOLEオートメーション、⑦変数と配列、⑧レジストリの操作、
⑨ファイルの操作、⑩ユーザーフォームとメニューの操作
Access VBA(ベーシック)
①データベース基礎、②SQL基礎、③マクロとDoCmd、④フォームと
レポート、⑤Visual Basic Editor使い方、⑥VBAの基礎知識と文法
Access VBA(スタンダード)
①VBAエキスパート「Access VBA Basic」レベル、②SQL応用、
③プログラミングのトレース能力とデバッグ、④VBA応用テクニック、
⑤ADOやDAOによるデータベース操作
Office 2003 Editions(プロフェッショナル)
①仕様・設計・コーディング、②スタンダードレベルの出題範囲
③マイグレーションについて、④連携