警備員指導教育責任者試験 01


警備業者は、警備業務を行うにあたっては、営業所で行う警備業務区分ごとに公安委員会が交付した当該警備業務区分に係る警備員指導教育責任者資格者証を有する者を警備員指導教育責任者として選任し、その営業所の所在地を管轄する公安委員会に届け出なければなりません。この資格証を有する者となることができる資格試験が、警備員指導教育責任者試験で、この資格は国家資格の一つとなっています。

警備員指導教育責任者試験の試験内容

法令、指導教育、警備実践総論、警備実践各論、修了試験
※1号警備(7日間)、2号警備、3号警備(6日間)、4号警備(5日間)の講習を受け、最終日には修了試験があります。合格するためには無遅刻、無欠席が条件となります。

警備員指導教育責任者試験の受験資格

1.最近5年間に通算3年以上の警備業務従事者
2.検定規約第1条第2項に規定する警備員検定1級の検定合格者
3.警備員検定2級検定合格後、継続して1年以上就業した警備業務従事者

警備員指導教育責任者試験 試験で問われるもの

警備員指導教育責任者の法定業務として次のものが規定されています。
1.第66条第1項第4号に掲げる指導計画書を作成し、その計画書に基づき警備員を実地に指導し、及びその記録を作成すること。
2.第66条第1項第5号に掲げる教育計画書を作成し、及びそれに基づく警備員教育の実施を管理すること。
3.第66条第1項第6号に掲げる書類その他警備員教育の実施に関する記録について監督すること。
4.警備員の指導及び教育について警備業者に必要な助言をすること。

 そのため、適切な指導計画書、教育計画書等の書類や、指導・教育について十分な助言を行える能力が求められます。受験資格に警備員検定の合格や一定年数以上の業務経験を必要とするのもこのような理由のためでしょう。
 試験は講習の最終日に行われ、講習で学んだ内容の筆記試験が行われ、40問の5肢択一式が100分の試験時間で出題されます。事前に法令等については各テキスト等で、勉強を行って頭に入れておくのがよいでしょう。講習で学ぶ内容は、試験で出題される以外に、警備員指導教育責任者として業務をする上でも重要となるため、しっかりと身につけるようにしましょう。

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警備員指導教育責任者の資格区分によって担当業務内容が変わる

警備員指導教育責任者は、警備会社の営業所などに最低1人は配属するように義務付けられているもので、警備についての基本知識と専門の技能を持つ人のことをいいます。警備会社にとっては不可欠な人材なので、警備員指導教育責任者になった者には資格手当を支給する会社が多くあります。この警備員指導教育責任者になるためには資格試験に合格しなければいけません。警備員指導教育責任者になれば、営業所や現場の責任者として、警備員への指導や管理といった管制業務を中心に任されることになります。今よりもやりがいのある仕事がしたい、手当を多くもらいたい、警備員としてのスキルアップを図りたい、そうお思いなら、ぜひ警備員指導教育責任者試験を受験してみましょう。

警備員指導教育責任者の資格には、1号~4号までの区分があり、それぞれによって担当できる業務内容が決まっています。1号警備は、施設警備・保安警備・機械警備といった業務で指導教育責任者となるために必要な資格です。2号警備は、交通誘導警備・雑踏警備の業務、3号警備は銀行の金庫輸送などで警備を行うような輸送警備業務など、4号警備ではSPのような、身辺警備業務や緊急通報サービス業務で指導教育責任者となることが可能になります。例えば普段は交通誘導をしていて、たまに施設警備もある、そんな場合は1号と2号の2つの資格を取る必要があります。より幅広い現場で警備員指導教育責任者となるためには、1号~4号まで取得しなければいけません。

警備員指導教育責任者の資格を取得するためには、各号警備によってある一定期間の講習を受け、最終日の試験に合格しなくてはいけません。この期間は区分ごとに決まっており、1号警備は7日間で47時間、2号警備と3号警備は6日間で38時間、4号警備は5日間で34時間となっています。講習には新規取得講習と、すでに他の区分で資格を所有している人に対する追加取得講習に分かれています。どちらにしても受講資格を満たす必要があります。講習後の最終試験では、筆記試験の形で出題されます。問われるのは警備業務での基本的な知識と技能、法令などですが、講習で出てきた内容が多く出てきますので、講習の内容をしっかりと復習しておく必要があります。

警備員指導教育責任者の資格は国家資格です。そのため講習や講習後の試験は難易度が高いだろう、と思われるかも知れません。実施する都道府県により難易度は差がありますが、いずれも合格率は70%~90%となっています。講習を真面目に受講し、それなりに試験対策に臨めばそこまで難しい試験ではありません。確実に合格したいなら、講習で使用した教材の復習、自主勉強が肝心です。合格水準は8割程度の正答とされています。全問正解を目指す必要はありません。試験は要領次第といわれます。講習で重要そうな箇所にはマーカーを引いておく、その日のうちに講習で出た内容をまとめておく、そんなちょっとした工夫ひとつで、後々の試験勉強はとても楽になります。


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