警備員指導教育責任者とは?試験の難易度・合格率・勉強法・過去問・解答速報をご紹介!


警備業者は、警備業務を行うにあたっては、営業所で行う警備業務区分ごとに公安委員会が交付した当該警備業務区分に係る警備員指導教育責任者資格者証を有する者を警備員指導教育責任者として選任し、その営業所の所在地を管轄する公安委員会に届け出なければなりません。この資格証を有する者となることができる資格試験が、警備員指導教育責任者試験で、この資格は国家資格の一つとなっています。

警備員指導教育責任者試験の試験内容

受験資格 1.最近5年間に通算3年以上の警備業務従事者
2.検定規約第1条第2項に規定する警備員検定1級の検定合格者
3.警備員検定2級検定合格後、継続して1年以上就業した警備業務従事者
講習時間 1号警備(7日間)、2号警備、3号警備(6日間)、4号警備(5日間)
試験内容 法令、指導教育、警備実践総論、警備実践各論、修了試験
試験時間 100分 40問
合格基準 100点満点中80%程度の得点

警備員指導教育責任者試験 試験で問われるもの

警備員指導教育責任者の法定業務として次のものが規定されています。
1.第66条第1項第4号に掲げる指導計画書を作成し、その計画書に基づき警備員を実地に指導し、及びその記録を作成すること。
2.第66条第1項第5号に掲げる教育計画書を作成し、及びそれに基づく警備員教育の実施を管理すること。
3.第66条第1項第6号に掲げる書類その他警備員教育の実施に関する記録について監督すること。
4.警備員の指導及び教育について警備業者に必要な助言をすること。

そのため、適切な指導計画書、教育計画書等の書類や、指導・教育について十分な助言を行える能力が求められます。受験資格に警備員検定の合格や一定年数以上の業務経験を必要とするのもこのような理由のためでしょう。
試験は講習の最終日に行われ、講習で学んだ内容の筆記試験が行われ、40問の5肢択一式が100分の試験時間で出題されます。事前に法令等については各テキスト等で、勉強を行って頭に入れておくのがよいでしょう。講習で学ぶ内容は、試験で出題される以外に、警備員指導教育責任者として業務をする上でも重要となるため、しっかりと身につけるようにしましょう。

警備員指導教育責任者とは

警備員指導教育責任者は、警備会社の営業所などに最低1人は配属するように義務付けられているもので、警備についての基本知識と専門の技能を持つ人のことをいいます。警備会社にとっては不可欠な人材なので、警備員指導教育責任者になった者には資格手当を支給する会社が多くあります。この警備員指導教育責任者になるためには資格試験に合格しなければいけません。警備員指導教育責任者になれば、営業所や現場の責任者として、警備員への指導や管理といった管制業務を中心に任されることになります。今よりもやりがいのある仕事がしたい、手当を多くもらいたい、警備員としてのスキルアップを図りたい、そうお思いなら、ぜひ警備員指導教育責任者試験を受験してみましょう。

警備員指導教育責任者の資格の区分

警備員指導教育責任者の資格には、1号~4号までの区分があり、それぞれによって担当できる業務内容が決まっています。1号警備は、施設警備・保安警備・機械警備といった業務で指導教育責任者となるために必要な資格です。2号警備は、交通誘導警備・雑踏警備の業務、3号警備は銀行の金庫輸送などで警備を行うような輸送警備業務など、4号警備ではSPのような、身辺警備業務や緊急通報サービス業務で指導教育責任者となることが可能になります。例えば普段は交通誘導をしていて、たまに施設警備もある、そんな場合は1号と2号の2つの資格を取る必要があります。より幅広い現場で警備員指導教育責任者となるためには、1号~4号まで取得しなければいけません。

資格を取得するためには

警備員指導教育責任者の資格を取得するためには、各号警備によってある一定期間の講習を受け、最終日の試験に合格しなくてはいけません。この期間は区分ごとに決まっており、1号警備は7日間で47時間、2号警備と3号警備は6日間で38時間、4号警備は5日間で34時間となっています。講習には新規取得講習と、すでに他の区分で資格を所有している人に対する追加取得講習に分かれています。どちらにしても受講資格を満たす必要があります。講習後の最終試験では、筆記試験の形で出題されます。問われるのは警備業務での基本的な知識と技能、法令などですが、講習で出てきた内容が多く出てきますので、講習の内容をしっかりと復習しておく必要があります。

受験資格

警備員指導教育責任者を取得するには、新規取得と追加取得があり、新規取得は何も資格がない人、追加取得は4つの区分のどれかを取得済みの人が、別の区分の試験です。
受講資格は、ここ5年間に以上で通算3年以上業務に従事した人、警備業務検定1級か2級取得者などです。
警備員指導教育責任者の職務は次のような仕事です。
・指導計画書作成して警備員を指導し記録を取ることです。
・指導計画書作成して、それに沿って警備員教育実施の管理です。
・警備員教育に関する書類や記録を管理することです。
・警備員指導と教育を、必要な助言を警備業者に行うことです。

合格率・難易度

警備員指導教育責任者の資格は国家資格です。そのため講習や講習後の試験は難易度が高いだろう、と思われるかも知れません。実施する都道府県により難易度は差がありますが、いずれも合格率は70%~90%となっています。講習を真面目に受講し、それなりに試験対策に臨めばそこまで難しい試験ではありません。確実に合格したいなら、講習で使用した教材の復習、自主勉強が肝心です。合格水準は8割程度の正答とされています。全問正解を目指す必要はありません。試験は要領次第といわれます。講習で重要そうな箇所にはマーカーを引いておく、その日のうちに講習で出た内容をまとめておく、そんなちょっとした工夫ひとつで、後々の試験勉強はとても楽になります。

警備業務の種類

警備業務に関する専門知識と技能を持って、警備員に対して指導・教育を行って警備業務を適正に行うために、営業所で扱う警備業務を行う際に必要な、警備員指導責任者を選任する必要があります。責任者は、警備員指導教育責任者試験に合格した人から選出します。警備員指導責任者へは、公安委員会発行の警備員指導教育責任者資格証が与えられます。
警備の業務には、次の4つの業務に区分され、区分ごとに警備員指導責任者を選任する必要があります。

1号警備  施設警備業務・保安警備業務・機械警備業務

事務所・住宅・興行場・駐車場・遊園地等の施設における盗難等の事故の発生を警戒し、防止する業務を行います。

2号警備  交通誘導警備業務・雑踏警備業務

人や車両の雑踏する場所、あるいはこれらの通行に危険のある場所で、負傷事故の発生を警戒して防止する業務を行います。

3号警備  輸送警備業務

運搬中の現金・貴金属・美術品などの盗難事故の発生を警戒し、防止する業務を行います。

4号警備  身辺警備業務・緊急通報サービス

人の体に及ぼす危害の発生が起きないように、その身辺の警戒と防止する業務を行います。

警備員指導教育責任者講習の内容

警備員指導教育責任者講習は、1号が7日間で47時間の講義、2号が6日間で38時間の講義、3号も6日間で38時間の講義、4号が5日間で34時間の講義があります。
講義終了後に、終了考査として100分で40問の五肢択一問題を解いて、80%以上(32問以上の正解)の得点で合格となります。
合格率は公表されていませんが、約80%と言われています。受験料が1号で50,000円近くになりますから、なんとしても1回でパスしたいという思いで受講して、この合格率となっているのでしょう。

警備員指導教育責任者講習の内容は、次のようなことを講習内容とします。
・警備業務実施の基本原則  1時間
・警備業法その他警備業務野路氏の適正を確保するために必要な法令  10時間
・1号警備業務に応じた専門的な知識と技能に関すること  23時間
・2号警備業務に応じた専門的な知識と技能に関すること  14時間
・3号警備業務に応じた専門的な知識と技能に関すること  14時間
・4号警備業務に応じた専門的な知識と技能に関すること  10時間
・警備員指導教育責任者として必要な指導及び教育に関すること  7時間

警備員指導教育責任者試験の勉強方法

警備員指導教育責任者試験の勉強方法は、過去問を繰り返し勉強することが一番の勉強方法でしょう。ただし、警備員指導教育責任者試験の過去問やテキストは一般では購入できないため、東京都警備協会のような、講座が開かれるところで手に入れるしかありません。
過去問は2~3回繰り返し、問題の傾向を把握すると同時に、分からない語句などはテキストで引いて調べれば、ほぼ完ぺきな勉強になるでしょう。
また、講義中に、講師の方がここは注意するように、と言ったところは、ノートにメモし講義終了後に整理します。1週間以上の講義時間で、講義終了後は自由時間が豊富にあるため、自分で整理したノートが役立つでしょう。

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