ビジネス実務法務検定 01


ビジネス実務法務検定の目的は、ビジネスに不可欠なコンプライアンス・法令遵守能力の基礎でとなる実践的な法律知識を、試験の学習を通じて効率的に行うことにあります。どんな仕事でも、業務を行っていれば法律の知識が必要となる場面がやってきます。その際、様々なリスクを回避するためには法的な知識が欠かせません。このビジネス実務法務検定は東京商工会議所が主催する、民間の検定試験になります。ビジネス実務法務検定に合格するためにはまず、例えば民法、商法、会社法、独占禁止法、個人情報保護法など、ビジネスの法律知識に関わるあらゆる事柄を広く学ぶことが必要です。日常業務でお忙しい方々には、量よりも質にこだわったデジタル教材が有効です。

ビジネス実務法務検定の出題内容

1級 2級 3級
試験方式 試験会場での筆記試験 IBT試験
出題形式 共通問題(論述形式)
選択問題(論述形式)
多肢選択式
試験時間 共通問題:2時間
選択問題:2時間
90分
合格基準 共通問題2問・選択問題2問の200点満点とし、各問題ごとに得点が50%以上でかつ合計点が140点以上 70点以上(100点満点)
受験資格 2級合格者

〇1級検定
・共通問題
  1. 民法および商法を中心に、全産業分野に共通して発生することが考えられる法律実務問題。
・選択問題(4問中2問選択)
  1. 取引上のトラブルの処理
  2. 取引関係に立たない第三者とのトラブルの処理
  3. 法務関係の上司や弁護士などの専門家に法的トラブルの顧末・処理方法の報告
  4. 予防法務的観点からトラブルになりそうな問題に対応
〇2級検定
  ①企業取引の法務、②債権の管理と回収、③企業財産の管理・活用と法務、
  ④企業活動に関する法規制、⑤株式会社の組織と運営、
  ⑥企業と従業員の関係、⑦紛争の解決方法、
  ⑧国際法務(渉外法務)
〇3級検定
  ①ビジネス実務法務の法体系、②企業取引の法務、
  ③債権の管理と回収、④企業財産の管理と法律、⑤企業活動に関する法規制
  ⑥企業と会社のしくみ、⑦企業と従業員の関係、
  ⑧ビジネスに関連する家族法

ビジネス実務法務検定 試験で問われるもの

ビジネス実務法務検定試験は、法律入門の資格試験です。法律は我が身と権利を守ってくれるものです。様々な法律の知識を取得しておくことで、業務上のトラブルや、不利益を被ることを避けたり、企業の社員全員が知識を習得することで、会社の不祥事を防ぐことにもつながります。3級ではビジネスパーソンとして最低限知っているべき法律実務基礎知識の取得程度ですが、1級では実際の実務対応ができるだけの法律知識と能力を習得できていることが求められます。

〇各級の基準
・1級
 業務上必要な法務知識をビジネス全般にわたって持っており、その知識に基づいて多面的な観点から高度な判断・対応ができる。(実務的対応能力としてのアッパーレベルを想定)

・2級
 企業活動の実務経験があり、弁護士などの外部専門家に対する相談といった一定の対応ができるなど、質的・量的に法律実務知識を有している。(知識レベルのアッパーレベルを想定)

・3級
 ビジネスパーソンとしての業務上理解しておくべき基礎的法律知識を有し、問題点の発見ができる。(ビジネスパーソンとして最低限知っているべき法律実務基礎知識を想定)

1級 ビジネス実務法務検定 参考書・問題集のランキング

2級 ビジネス実務法務検定 参考書・問題集のランキング

参考書のランキング/2級 ビジネス実務法務検定

問題集のランキング/2級 ビジネス実務法務検定

3級 ビジネス実務法務検定 参考書・問題集のランキング

参考書のランキング/3級 ビジネス実務法務検定

問題集のランキング/3級 ビジネス実務法務検定

ビジネス実務法務検定は、法務部門に携わる人が取得すると良い検定試験

ビジネス実務法務検定では3級・2級・1級があります。それぞれの級の違いは以下のようになっています。3級はビジネスパーソンとして業務上理解しておくべき基礎的法律知識を有し、問題点の発見ができる。2級は企業活動の実務経験があり、弁護士などの外部専門家への相談といった一定の対応ができるなど、質的・量的に法律実務知識を有している。1級は業務上必要な法務知識をビジネス全般にわたって持っており、その知識に基づいて多面的な観点から高度な判断・対応ができる。(参照:ビジネス実務法務検定試験 | 出題範囲・合格基準)3級は民法から主に出題されます。2級は商法や会社法が中心となって出題されます。

ビジネス実務法務検定3級の合格率は約70%、2級は20%ほどとなります。特に3級はマークシート方式であり、出題傾向も問題集を繰り返し解くことで掴みやすいので難易度としてはあまり高くはありません。法律知識が全くなくても、一カ月集中して試験対策に臨めば十分合格は可能です。2級に上がると出題範囲が広がるので1カ月にプラス3カ月、4カ月間は試験対策の期間として準備しておきましょう。1級には2級を合格しないとチャレンジすることができません。公式の問題集などをうまく活用し、仕事の空き時間なども利用して効率よく試験対策する工夫をしましょう。試験の勉強法は、過去問から出題傾向の分析を行い、高い確率で予想的中させて無駄を省くことがポイントです。

ビジネス実務法務検定3級の出題範囲を具体的に見てみましょう。①ビジネス実務法務の法体系②取引をおこなう主体③法人取引の法務④法人財産の管理と法律⑤債権の管理と回収⑥企業活動に関する法規制⑦法人と従業員の関係⑧ビジネスに関連する家族法、これら8つから出題されます。試験の回答時間は2時間で、マークシート方式になっています。100点満点中70点以上で合格です。ビジネス実務法務検定1級は2級合格者が受験できる資格を持ちます。合格率は1割に留まり、かなり難易度の高い検定試験となっています。1割に留まる理由の一つは論述問題が出てくることでしょう。仕事で法務部門に携わっている人などが取得するような級です。


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