衛生管理者試験


衛生管理者は、常時使用する労働者の数が、50人以上いる事業場において選任しなければなりません。 衛生管理者は、総括安全衛生管理者の統括管理する業務のうち、衛生にかかる技術的事項を管理します。 具体的には、危険又は健康障害の防止措置、安全又は衛生のための教育の実施、健康診断の実施その他健康の保持増進のための措置、 労働災害の原因の調査及び再発防止対策等についての、衛生に関する技術的な管理を行います。

衛生管理者試験の過去出題問題のサンプル

平成22年度 7-12   第一種衛生管理者試験(抜粋)

【問5】

石綿障害予防規則に基づく措置に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(1)石綿等を取り扱う屋内作業場については、6月以内ごとに1回、定期に、空気中の石綿の濃度について作業環境測定を行うとともに、測定結果等を記録し、これを40年間保存しなければならない。
(2)石綿等の粉じんが発散する屋内作業場に設けられた局所排気装置については、原則として、1年以内ごとに1回、定期に自主検査を行うとともに、検査の結果等を記録し、これを3年間保存しなければならない。
(3)石綿等の取扱いに伴い石綿の粉じんを発散する場所において常時石綿等を取り扱う作業に従事した労働者については、1月を超えない期間ごとに、作業の概要、従事した期間等を記録し、これを当該労働者が常時当該作業に従事しないこととなった日から40年間保存しなければならない。
(4)石綿等を常時取り扱う作業場の床等については、水洗する等粉じんの飛散しない方法によって、毎週1回以上、掃除を行わなければならない。
(5)石綿等を取り扱う作業場で労働者が喫煙し、又は飲食することを禁止し、かつ、その旨を当該作業場の見やすい箇所に表示しなければならない。

【問19】

呼吸用保護具に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
(1)防毒マスクは、顔面と面体の密着性を保つため、しめひもを耳にかけてマスクを固定する。
(2)有機ガス用防毒マスクの吸収缶の色は黒色であり、一酸化炭素用防毒マスクの吸収缶の色は赤色である。
(3)有害物の種類と濃度が不明の場合は、最も毒性の強いガス用の防毒マスクを使用する。
(4)型式検定合格標章のある防じんマスクでも、ヒュームのような微細な粒子に対しては無効である。
(5)防じんマスクの手入れの際、ろ過材に付着した粉じんは圧縮空気で吹き飛ばすか、ろ過材を強くたたいて払い落として除去する。

【問22】

衛生委員会に関する次の記述のうち、法令上、正しいものはどれか。
(1)衛生委員会は、工業的業種の事業場では常時50人以上、非工業的業種の事業場では常時100人以上の労働者を使用する事業場において設置しなければならない。
(2)衛生委員会及び安全委員会の設置に代えて安全衛生委員会として設置することはできない。
(3)事業場で選任している衛生管理者は、すべて衛生委員会の委員としなければならない。
(4)総括安全衛生管理者の選任を要しない事業場では、総括安全衛生管理者ではないが、当該事業場においてその事業の実施を統括管理する者を、衛生委員会の議長となる委員として指名することができる。
(5)衛生委員会の委員として指名する産業医は、事業場の規模にかかわらずその事業場に専属の者でなければならない。

【問30】

労働衛生管理のための統計に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
(1)異なる集団について、調査の対象とした項目のデータの平均値が同じであれば、この項目に関しては同じ特徴を持つ集団であると判断される。
(2)生体から得られたある指標が正規分布という型をとって分布する場合、そのばらつきの程度は、分散や標準偏差によって表される。
(3)疫学において、ある事象と健康事象との間に統計上、一方が増えると他方が増えるというような相関が認められるときは、それらの間には必ず因果関係が成り立っている
(4)労働衛生管理では、種々の検査において、正常者を有所見者と判定する率が低くなるようにスクリーニングレベルが高く設定されるため、有所見の判定の適中率が低い統計データとなる。
(5)健康管理統計において、ある時点での検査における有所見者の割合を有所見率といい、これは発生率と同じ意味で用いられる。

【問39】

耳とその機能に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(1)耳は、聴覚と平衡感覚をつかさどる器官で、外耳、中耳、内耳の3部に分けられる。
(2)外耳で集められた音は中耳との境にある鼓膜を振動させ、その振動は耳小骨によって増幅され、内耳に伝えられる。
(3)内耳は、前庭、半規管、蝸牛(うずまき管)の3部からなり、前庭と半規管が平衡感覚、蝸牛が聴覚を分担している。
(4)半規管は、体の傾きの方向や大きさを感じ、前庭は、体の回転の方向や速度を感じる。
(5)鼓室は、耳管によって咽頭に通じており、その内圧は外気圧と等しく保たれている。

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