建築設備士試験 01


建築設備士は、空調・換気・給排水衛生・電気などの建築設備が高度化・複雑化になってきて、建築設備に関する設計や工事監理に対し、建築士に助言を与え、より良い建築物とするために創設された資格です。建築設備士資格を得る試験が、建築設備士試験です。
建築設備士試験の受験資格は、建築・機械・電気を履修した大学や高校を卒業後、決められた実務経験を積めば受験することができます。または、1級建築士・1級電気工事管理技士・1級管工事施工管理技士などの国家資格や民間資格を持ち、2年以上の実務経験の後に、受験資格が得られます。
建築設備士試験は、一次試験と二次試験に分けて実施されますが、合格率はここ5年の平均で、一次試験では28%、二次試験では51%で、建築設備士試験の合格率は18%と、難易度が高くなっています。

建築設備士試験の受験情報

受験資格
学歴、職務経験等によって細かく、規定されています。

試験内容
一次試験(学科)
  ①建築一般知識、②建築法規及び建築設備
二次試験(設計製図)
  ①建築設備基本計画、②建築設備基本設計製図

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建築設備士試験は、過去問を繰り返し勉強することが大切

建築設備士試験の1次試験問題(学科試験)は、四肢一択式で、建築一般知識27問、建築法規18問、建築設備60問、合計105問で構成されています。解答時間は、建築一般知識と建築法規で2時間30分、建築設備で3時間30分です。1問3分程度で解答するため、じっくり考える余裕はありません。問題と選択肢を見て、すぐに答えられる勉強の訓練が必要でしょう。なお、問題数や時間などは令和2年から従来の五肢一択から四肢一択に変更になっています。また、学科試験の合格ラインは60%以上と言われています。
学科試験の勉強方法は、過去問を10年分くらいの問題集を繰り返し勉強します。繰り返しの問題か類似した問題となるため、解説が充実した問題集を選び、分からない語句などを調べる参考書も欠かせません。

建築設備士試験の1次試験問題を過去問を中心に勉強するということで効果があることを、例を挙げて紹介しましょう。例えば、建築一般知識の試験では、ほとんど毎年、商業建築等の計画に関する問題が出題されます。選択肢の内容や言葉や数値は皆違いますが、制約する数値についての問いの場合であれば、数字が正しいかどうかを問う文章は、同じものが何度か出ています。あるいは数字を変えたものもあります。受験勉強では、問題に出た数値を覚えるとともに、関連した事項の数値も、調べて覚えるような勉強法を行えば、別の問題で数字の真偽を問う問題が出ても、簡単に答えられる可能性が高いでしょう。
例では、数字に関してのことを紹介しましたが、言葉や文章、法規文章でも同じことが言えます。一を聞いて十を知る、ということわざがありますが、まさにこれを試験勉強に活かしてはどうでしょうか。

建築設備士試験の2次試験問題は、ビルのような設計課題に対して建築仕様条件が述べられ、付帯する建築設備(空調や換気、給排水、電気など)の仕様が提示され、建築物の調整前図面が提示されます。問題は、設備に関する11問の記述式問題と、建築設備を完成させるための計算問題が5問、最後に機器図や単線結線図、ダクト配管図などを図示化する問題5問が出されます。解答時間は、5時間30分です。ただし、2次試験問題は3か月前にホームページ上に発表されます。慣れた人であれば、3ヶ月で解答がおおよそ、得られるかもしれません。
2次試験問題の記述及び作図問題は、建設設備に限られるため、空調・換気・給排水・衛生・電気などに限定して勉強することで、問題への解答は絞られてきます。2次試験対策も、過去問を繰り返し勉強することで、空調・給排水などの何が問題になりやすいか、傾向を想像できます。


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