自動車整備士試験


自動車整備士の種類は、一級、二級、三級、特殊整備士に分かれており、それぞれの級により求められる技能が異なります。 特殊整備士は、タイヤや車体など各々の分野において、専門的な知識、技能を有するものとされています。 自動車分解整備事業を行う場合、整備に従事する総工員に対し、一定数の有資格者を配備しなければならないことになっています。

自動車整備士試験の概要

 自動車整備士になるためには、一定の受験資格を満たしたうえで、国土交通大臣の行う自動車整備士技能検定『学科試験(一級の場合は筆記及び口述試験)及び実技試験』を受け、合格しなければなりません。 自動車整備士の種類は、一級、二級、三級及び特殊整備士に分類されます。 それぞれの等級に要求される技能のレベル、整備士の種類は次のとおりです。
 一級自動車整備士(二級自動車整備士より高度な自動車の整備ができることは)、一級大型自動車整備士、一級小型自動車整備士、一級二輪自動車整備士。
 二級自動車整備士(自動車の一般的な整備ができること)は、二級ガソリン自動車整備士、二級ジーゼル自動車整備士、二級自動車シャシ整備士、二級二輪自動車整備士。
 三級自動車整備士(自動車各装置の基本的な整備ができること)は、三級自動車シャシ整備士、三級自動車ガソリン・エンジン整備士、三級自動車ジーゼル・エンジン整備士、三級二輪自動車整備士。
 特殊整備士(各々の分野について専門的な知識・技能を有すること)は、自動車タイヤ整備士、自動車電気装置整備士、自動車車体整備士。

自動車整備士試験の過去出題問題のサンプル

平成22年度 第2回  自動車整備士の登録学科試験(抜粋)

【 No. 1 】   正解 : 4

ノッキングを防止するための対策に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。
(1) 適正なオクタン価の燃料を使用する。
(2) 吸気冷却装置により吸入空気温度の上昇を防止する。
(3) 点火装置を改良し,点火時期の進み過ぎなどを防止する。
(4) 燃焼室形状を工夫し,混合気に渦流などを与え,火炎伝播速度を遅くする。

【 No. 2 】   正解 : 2

エンジンの諸損失のうち,ポンプ損失に関する記述として,適切なものは次のうちどれか。
(1) 燃焼ガスの熱量が冷却水や冷却空気などによって失われることをいう。
(2) 燃焼ガスの排出及び混合気を吸入するための動力損失をいう。
(3) ふく射熱として周囲に放散される損失をいう。
(4) 冷却水の温度,潤滑油の粘度のほかに回転速度の影響が大きい。

【 No. 6 】   正解 : 4

吸排気装置における過給機及びインタ・クーラに関する記述として,適切なものは次のうちどれか。
(1) インタ・クーラは,圧縮された空気を冷却して温度を下げ,空気密度を下げることで過給機本来の充てん効率の向上維持を補完する装置である。
(2) ターボ・チャージャに用いられているフル・フローティング・ベアリングは,シャフトの周速と同じ速度で回転する。
(3) ターボ・チャージャは,過給圧が高くなって規定値以上になると,ウエスト・ゲート・バルブが閉じて,排気ガスの一部がタービン・ホイールをバイパスして排気系統へ流れる。
(4) ターボ・チャージャは,排気ガスでタービン・ホイールが回されることにより同軸上のコンプレッサ・ホイールが回転し,圧縮空気をシリンダヘ送る。

【 No. 7 】   正解 : 4

冷却装置における,直結ファンと比較したときの帖性式ファン・クラッチ付きファンに関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。
(1) ファン駆動に消費される動力を節減できる。
(2) エンジンが適温に達するまでの暖機時間を短縮することができる。
(3) ファンによる冷却が不要なときのファン騒音を低減できる。
(4) 冷却水の温度を直接感知してファンの回転を制御するので、きめ細かい制御ができる。

【 No. 8 】   正解 : 2

潤滑装置に関する記述として,不適切なものは次のうちどれか。
(1) 潤滑装置の働きには,オイルの圧送,ろ過,冷却,循環,油圧の制御などがある。
(2) 工ンジン・オイルは,一般に油温が200℃を超えても潤滑性は維持される。
(3) オイル・ポンプのリリーフ・パルブのスブリングのばねカを規定値より大きくすると,最高油圧は高くなる。
(4) オイル・ポンプのリリーフ・バルブが開くと,オイルの一部がオイル・パンに戻される。

【 No. 15 】   正解 : 3

スパーク・ブラグに関する記述として,適切なものは次のうちどれか。
(1) 高熱価型プラグは,低熱価型プラグと比較して,火炎にさらされる表面積及びガス・ポケットの容積が大きい。
(2) 空燃比が大き過ぎる場合でも燃焼は円滑に行われるため,着火ミスは発生しない。
(3) スパーク・プラグの中心電極を細くすると,飛火性が向上すると共に着火性も向上する。
(4) 着火ミスは,消炎作用が弱過ぎるとき,あるいは吸入混合気の流速が低過ぎる場合に起きやすい。

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