メンタルヘルスマネジメント検定 01


メンタルヘルス・マネジメント検定試験にはⅠ種・Ⅱ種・Ⅲ種があります。Ⅰ種は経営幹部を対象にした試験、Ⅱ種は主に上司の立場での部下へのメンタルヘルス対策、Ⅲ種は組織の従業員としてのメンタルヘルス対策の検定試験です。特にⅡ種は「ラインケアコース」、Ⅲ主は「セルフケアコース」となっています。Ⅱ種とⅢ種どちらの試験を受けるかにより勉強する内容は変わりますが、出題内容の傾向としてはどちらもうつ病などの疾病を未然に防ぐこと、健康の増進に重きを置いているのが特徴です。Ⅱ種の合格率は約50%、Ⅲ種は約80%となっています。受験制限はなく誰でも受験できるため、難易度は高くない試験といえます。2020年の受験者数は約3万4千人となっており、累計申込者数は35万人を超えました。

メンタルヘルスマネジメント検定の出題内容

コース I種(マスターコース) Ⅱ種(ラインケアコース) Ⅲ種(セルフケアコース)
対象 人事労務管理スタッフ、経営幹部 管理監督者(管理職) 一般社員
目的 社内のメンタルヘルス対策の推進 部門内、上司としての部下のメンタルヘルス対策の推進 組織における従業員自らのメンタルヘルス対策の推進
到達目標 自社の人事戦略・方針を踏まえたうえで、メンタルヘルスケア計画、産業保健スタッフや他の専門機関との連携、従業員への教育・研修等に関する企画・立案・実施ができる。 部下が不調に陥らないよう普段から配慮するとともに、部下に不調が見受けられた場合には安全配慮義務に則った対応を行うことができる。 自らのストレスの状況・状態を把握することにより、不調に早期に気づき、自らケアを行い、必要であれば助けを求めることができる。

Ⅰ種(マスターコース)選択問題:2時間、論述問題:1時間

 ①企業経営におけるメンタルヘルス対策の意義と重要性
 ②メンタルヘルスケアの活動領域と人事労務部門の役割
 ③ストレスおよびメンタルヘルスに関する基礎知識
 ④人事労務管理スタッフに求められる能力
 ⑤メンタルヘルスケアに関する方針と計画
 ⑥産業保健スタッフ等の活用による心の健康管理の推進
 ⑦相談体制の確立
 ⑧教育研修
 ⑨職場環境等の改善

Ⅱ種(ラインケアコース)選択問題:2時間
 ①メンタルヘルスケアの意義と管理監督者の役割
 ②ストレスおよびメンタルヘルスに関する基礎知識
 ③職場環境等の評価および改善の方法
 ④個々の労働者への配慮
 ⑤労働者からの相談への対応(話の聴き方、情報提供および助言の方法等)
 ⑥社内外資源との連携
 ⑦心の健康問題をもつ復職者への支援の方法

Ⅲ種(セルフケアコース)選択問題:2時間
 ①メンタルヘルスケアの意義
 ②ストレスおよびメンタルヘルスに関する基礎知識
 ③セルフケアの重要性
 ④ストレスへの気づき方
 ⑤ストレスへの対処、軽減の方法
 ⑥社内外資源の活用

メンタルヘルスマネジメント検定 試験で問われるもの

近年、職場環境や業務を遂行していくにあたり、ストレスや心の不調をかかえ、休職や離職に至る人は増加傾向にあります。
そのような環境を改善するために、心の健康管理(メンタルヘルス・マネジメント)の向上を行い、働く人が最大限の力を発揮できる環境を作る取り組みが注目されています。
メンタルヘルス・マネジメント検定は、その心の健康管理に必要な知識や対象方法を取得することを目的として行われています。

Ⅰ種(マスターコース)では、人事労務管理スタッフ、経営幹部といった職場環境に大きく影響を与えるような職位の方を対象としています。Ⅱ種(ラインケアコース)は管理監督者(管理職)の方を想定した問題が出題され、Ⅲ種(セルフケアコース)では一般社員を想定した問題が出題されます。ただし、受験資格等はないので、自らが必要とする、取得したいと望むコースから受験するとよいでしょう。
試験に合格するための得点は、Ⅰ~Ⅲ種いずれも7割以上の得点が必要となります。解答するに当たってのポイントは、テキストをよく読み、自身の経験やこうあるべきといったような自分の考えでなく、論理的に解答を行っていくことがポイントとなります。

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Ⅱ種メンタルヘルスマネジメント検定試験 参考書・問題集のランキング

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メンタルヘルス・マネジメント検定はストレスの把握や対応策を身に着けることができる

メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種の内容を説明します。Ⅱ種はラインケアコースといい、管理職を対象としたメンタルヘルス・マネジメントとなっています。管理職として組織内でのトラブル対応や、部下のメンタル管理など、適切な対応が行えるスキルを養うコースです。例えば、部下からトラブルの相談を受けたときどのようなアドバイスが望ましいか、またはうつ病などで休職後復帰した部下へのサポート方法などについて学ぶことができます。一方Ⅲ種はセルフケアコースといい、一般社員を対象としています。いち従業員として自身のストレス状態を客観的に理解し、不調の兆しにいち早く気づくためのスキルを養うことができます。ストレスの把握、対応策、メンタルヘルスの基礎知識などが試験に出題されます。

企業に求められることとして、部門の垣根を超えた研修活動や、従業員へ日々労働に対するヒアリングなどを行い、従業員のメンタルヘルス・マネジメントを推進するのが当たり前の時代になっています。その中でメンタルヘルス・マネジメント検定の資格へのニーズも高まってきています。メンタルヘルスが不調の従業員が一人でも現れると、部署全体の活気が左右されます。心地よい職場環境は高い生産性を育みます。メンタルヘルス・マネジメント検定の資格を取得することで、あなたの職場での価値が高くなるでしょう。合格を目指すなら、難易度、合格率、合格発表などの情報もチェックし、余裕を持った勉強スケジュールにすることが大切です。

メンタルヘルス・マネジメント検定試験の出題内容を見てみましょう。Ⅲ種(セルフケアコース)の目的は「組織における従業員自らのメンタルヘルス対策の推進」となっています。出題内容は①メンタルヘルスの意義②ストレスおよびメンタルヘルスに関する基礎知識③セルフケアの重要性④ストレスへの気づき方⑤ストレスへの対処、軽減の方法、の5題目となっています。Ⅱ種(ラインケアコース)の目的は「部門内、上司としての部下のメンタルヘルス対策の推進」です。出題内容は①メンタルヘルスケアの意義と管理監督者の役割②ストレスおよびメンタルヘルスに関する基礎知識③職場環境等の評価および改善の方法④個々の労働者への配慮⑤労働者からの相談への対応(※話の聴き方、情報提供および助言の方法など)⑥社内外資源との連携⑦心の健康問題をもつ復職者への支援の方法となっています。


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