視能訓練士試験


視能訓練士とは、交通事故や、病気などで視力を失った人や、弱視、斜視などの視機能に障害がある人に対して色覚、 眼圧などの検査や訓練などを行う眼科診療における技術者です。 視能訓練士国家試験の内容は、基礎医学大要、基礎視能矯正学、視能検査学、視能障害学、視能訓練学などについて問われます。

視能訓練士国家試験/臨床工学技士国家試験/義肢装具士国家試験の内容

視能訓練士とは、交通事故や、病気などで視力を失った人や、弱視、斜視などの視機能に障害がある人に対して色覚、眼圧などの検査や訓練などを行う眼科診療における技術者です。視能訓練士は、全国各地のリハビリテーション施設、大学付属病院、総合病院、保健所、学校などで働き、患者さんの中には病弱者・高齢者・子どもも多いため、思いやりや根気、責任感を持って、弱視、斜視などの視機能に障害がある人の治療を行います。
視能訓練士国家試験の内容は、基礎医学大要、基礎視能矯正学、視能検査学、視能障害学、視能訓練学などについて問われます。

臨床工学技士とは、生命維持管理装置(呼吸や循環、代謝などの生命の維持に直接つながる機能の代行・補助を行う装置)の操作および保守点検を仕事とするスペシャリストです。
臨床工学技士は、病院や、医療機器関係などで働きますが、比較的転職の機会が多く、小規模の病院で経験を積んだ後に総合病院に転職する方が多いようです。ペースメーカー、人工呼吸器、血液浄化装置など生命維持装置の取り付け、取り外し・点検などを行うほか、手術室やICUで医師の治療をサポートする役目も担っています。
臨床工学技士国家試験の内容は、医学概論、公衆衛生学、人の構造及び機能、病理学概論及び関係法規、臨床医学総論、臨床生理学、臨床生化学、臨床免疫学及び臨床薬理学、医用電気電子工学、情報処理工学、医用機械工学、医用治療機器学、医用機器安全管理学、生体物性材料工学、生体機能代行装置学、生態計測装置学などについて問われます。

義肢装具士とは、厚生大臣の免許を受けて、義肢装具士の名称を用いて、医師の指示の下に、義手、義足、コルセットなど義肢装具の装着部位の採型、制作、身体への適合(義肢装具の制作適合等)を作成・修正する技術者です。
義肢装具士とは、義肢装具の制作施設で働きますが、独立して義肢装具に関わる業務に就くことも可能です。
医師の指示の下、装着部位を採型し、患者に合う義肢装具を製作するだけでなく、患者の負担を少なくするために、接する部分を適合させる為に、調整などの重要な作業も行います。
義肢装具士国家試験の内容は、臨床医学大要、臨床神経学、整形外科学、リハビリテーション医学、理学療法・作業療法、臨床心理学及び関係法規、義肢装具工学、図学・製図学、機構学、制御工学、システム工学及びリハビリテーション工学、義肢装具材料学、義肢装具材料力学、義肢装具生体力学、義肢装具採型・採寸学、義肢装具適合学などについて問われます。

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視能訓練士試験の過去問と重要項目

視神経線維の発生起源
神経外胚葉は、視神経線維の発生起源である。
次のものは、視神経線維の発生起源ではない。
・内胚葉、中胚葉、神経堤細胞、表層外胚葉

右視索を構成する神経線維
右網膜耳側と左網膜鼻側は、右視索を構成する神経線維である。
次のものは、適切ではない。
・右網膜鼻側と左網膜鼻側
・右網膜鼻側と左網膜耳側
・右網膜耳側と右網膜鼻側
・右網膜耳側と左網膜耳側

遮光眼鏡が補装具として適用される要件
・遮光眼鏡の装用により優先される治療法がないこと。
・視覚障害による身体障害者手帳を取得していること。
・補装具費支給事務取扱指針に定める眼科医による選定、処方であること。
・羞明をきたしていること。
・分光透過率曲線が公表されている眼鏡であること。

眼の正常値
・杆体細胞数 ……… 1億3000万個/眼
・眼軸長 …………… 24mm
・前房深度 ………… 3mm
・視神経線維数 …… 100万本/眼
・角膜内皮細胞密度 …… 500個/mm2 は、正常値ではない。

Panum の融像感覚圏
・ホロプタを挟む。
・立体視に関与する。
・前後の幅は固視点で最小となる。
・感覚圏より近方では交差性複視を生じる。
次のものは、Panum の融像感覚圏ついて、適切ではない。
・水平と垂直で幅は等しい。

眼の屈折値
水晶体の屈折率が低下すると、眼の屈折値がプラス側に移行する。
次のものは、適切ではない。
・網膜の曲率半径が大きくなる。
・眼軸長が伸びる。
・涙液層が厚くなる。
・角膜曲率半径が小さくなる。

視覚障害に関する身体障害者手帳の認定
・両眼開放エスターマンテストでは視認点数を数える。
・自動視野計で視野検査ができる。
・良い方の眼の視力で視力障害を認定する。
・Goldmann 視野計ではⅠ/4 とⅠ/2 の視標を使う。
次のものは、認定について、適切ではない。
・視覚障害の等級は視力障害のみで判定する。

輻湊近点検査
・正常値は 8cm以内である。
・抑制の有無を確認できる。
・輻湊機能に障害があると調節視標を使用した距離より光視標の方が延長する。
・外眼角縁から輻湊が限界になった点までの距離を測定する。
次のものは、輻湊近点検査について、適切ではない。
・近接性輻湊のみを検査する。

蛍光眼底造影検査
・検査中、1個の蕁麻疹が出た場合でも医師に報告する。
・フルオレセインナトリウムの撮影で window defect とは過蛍光所見のひとつである。
・インドシアニングリーンは脈絡膜血管の描出に優れている。
・検査前に副作用で数万人に1人死亡することがあることを説明する。
次のものは、蛍光眼底造影検査について、適切ではない。
・フルオレセインナトリウムの撮影は静注開始後 20秒以降から撮影する。

色覚検査方法
・パネル D-15 の結果は pass または fail と表記される。
・アノマロスコープの応答は 3秒以内に得る。
次のものは、色覚検査方法の説明として、適切ではない。
・100ヒューテストの色相は 95個である。
・SPP(標準色覚検査表)は色相配列検査である。
・仮性同色表の検査は屈折矯正をする必要がない。

融像幅の測定に使用する器具
プリズムは、融像幅の測定に使用する器具である。
・hole in card、Maddox 正切尺、タイポスコープ、ビズスコープは、使用しない。

父親が2型色覚、母親が2型色覚の保因者である子供の色覚
・女児が色覚異常になる確率は 50%
・女児が保因者になる確率は 50%
次のものは、適切ではない。
・色覚正常(保因者を含む)である確率は 0%
・男児が色覚異常になる確率は 25%
・男児が保因者になる確率は 50%

疾患と蛍光眼底造影の所見の組合せ
・糖尿病網膜症 ……… 無灌流領域
・虚血性視神経症 …… 充盈遅延・欠損
・Behçet病 …………… 蛍光漏出
・加齢黄斑変性 ……… 脈絡膜新生血管
次の組合せは、適切ではない。
・中心性漿液性脈絡網膜症 …… 蛍光遮断

正常眼圧緑内障
・眼圧下降治療が有効である。
・開放隅角である。
次のものは、正常眼圧緑内障について、適切ではない。
・遠視眼に発症しやすい。
・初期に視野障害を自覚する。
・我が国で閉塞隅角緑内障の次に多い病型である。

固視異常を伴う弱視
・斜視弱視、遮閉弱視、形態覚遮断弱視、微小斜視弱視は、固視異常を伴う弱視である。
・屈折異常弱視は、固視異常を伴わない。

A型ボツリヌス毒素治療において疾患と注射する筋の組合せ
左眼外転神経麻痺 ……… 左眼の内直筋
次の組合せは、適切ではない。
・右眼滑車神経麻痺 …… 右眼の下直筋
・急性内斜視 …………… 患眼の外直筋
・間欠性外斜視 ………… 両眼の内直筋
・交代性上斜位 ………… 上転眼の下直筋

機能弱視
・微小斜視弱視は大まかな立体視を有する。
次のものは、機能弱視について、適切ではない。
・不同視弱視は両眼視機能の予後が不良である。
・屈折異常弱視は片眼の強度遠視が原因である。
・形態覚遮断弱視は片眼性である。
・斜視弱視は内斜視よりも外斜視に多い。

形態覚遮断弱視
・白内障や重度の眼瞼下垂が原因となる。
次のものは、形態覚遮断弱視について、適切ではない。
・3歳以上で起こる。
・両眼視機能は良好である。
・予後は良好である。
・弱視治療が奏功する。

光学的視能矯正
・非屈折性調節性内斜視では 3.00D 付加の二重焦点眼鏡を装用する。
次のものは、光学的視能矯正について、適切ではない。
・中近累進屈折力レンズは近用部が広く設計されている。
・円錐角膜にはソフトコンタクトレンズが適している。
・開散麻痺では遠見での基底内方プリズム眼鏡を装用する。
・近視進行抑制には過矯正眼鏡が適している。

検査と検査距離の組合せ
TNO stereotest ………………… 40cm
・Worth4灯試験 …………………… 5m
・石原色覚検査表 ………………… 75cm
・Amslerチャート ………………… 30cm
・ニューアニセイコニアテスト … 40cm

AC/A比
視能訓練で変わらない。
・heterophoria法は gradient法より大きい値をとる。
・生後 18か月頃に成立する。
・正常値は 4±2⊿/D である。
・両眼の内直筋後転により減少する。

視力は両眼 0.3(1.5×-2.00D)。調節力は 1.00D。遠用部には-2.00D、近用加入度+2.00D の累進屈折力眼鏡を処方した。この明視の範囲。
次の範囲は、累進屈折力眼鏡で明視できる。
・無限遠から眼前1m
・眼前 1m から眼前 50cm
・眼前 50cm から眼前 33cm
・眼前 50cm より近方
眼前 33cm より近方は、明視できない。

両眼 +8.00D の完全矯正眼鏡を作製。頂点間距離が 18.0mm、右レンズの光学中心が上方に 3mmずれた。光学的影響は。
矯正効果は過矯正となる。
右レンズに基底上方のプリズム効果が生じる。
次のものは、適切ではない。
・右レンズに基底外方のプリズム効果が生じる。
・網膜像が縮小する。
・右眼の視線が下方に向く。

 (51-1)

平滑筋
・瞳孔括約筋、瞼板筋は、平滑筋である。
・外眼筋、眼輪肪、上限瞼挙筋は、平滑筋ではない。

先天赤緑色覚異常者が見分けやすい色
・黄と青紫は、先天赤緑色覚異常者が最も見分けやすい。
次のものは、適切ではない。
・赤と黒
・緑と茶
・ピンクと白
・オレンジと黄緑

先天無虹彩患者の問診
・先天無虹彩が疑われる患者の問診で重要なのは、家族歴である。
・現病歴、既往歴、在胎週数、出生時体重は、重要な問診ではない。

固視検査
・ペンライト、ビズスコープは、固視検査に用いられる。
・赤フィルタ、大型弱視鏡、カイロスコープは、固視検査に用いない。

副腎皮質ステロイドの副作用
・高眼圧、高血圧、糖尿病、消化性潰瘍は、副腎皮質ステロイドの副作用である。
脱毛は、副腎皮質ステロイドの副作用でない。

小児の遠視に対する調節麻痺薬を使用した屈折検査
・調節麻痺効果があるうちに眼鏡装用を開始する。
次のものは、適切ではない。
・アトロピン硫酸塩は健限に点眼する。
・顕性遠視の検出ができる。
・健眼遮閉の治療中は調節麻痺薬による屈折検査を行わない。
・視力検査は遠見と近見で行う。

右への眼性斜頸があるときの麻痺筋
・右下直筋、左上斜筋
次のものは、適切ではない。
・右上直筋、右上斜筋、左下斜筋

視能訓練士は、弱視・斜視などの視機能に障害のある人の治療に担う仕事

視能訓練士国家試験の内容は、基礎医学大要、基礎視能矯正学、視能検査学、視能障害学、視能訓練学などについて問われます。 視能訓練士は、全国各地のリハビリテーション施設、大学付属病院、総合病院、保健所、学校などで働くことになります。

視能訓練士は、全国各地のリハビリテーション施設、大学付属病院、総合病院、保健所、学校などで働き、 患者さんの中には病弱者・高齢者・子どもも多いため、思いやりや根気、責任感を持って、 弱視、斜視などの視機能に障害がある人の治療を行います。


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