樹木医の資格証明取得の研修会は、樹木生理や構造に関する知識も要求される学術的で高度な内容です。また、樹上での安全対策が詳しく解説され実践的な内容になっています。
・樹木生物学
・樹木の分類
・樹木と土壌の関係
・水分管理
・樹木の栄養と施肥
・樹木の選定
・樹木の植え付け
樹木医試験の受験情報
受験資格:
職業、職務経歴等により細かく規定されています
試験内容:
研修受講者選抜試験(研修生となる為の試験です。)
筆記試験 … 選択式及び論述式の出題。
選択式の問題 … 主に樹木医研修科目から出題。
研修
①樹木の分類、②樹木の生理、③樹木・樹林の生態、
④樹木の構造と機能、⑤樹木保護に関する制度、⑥土壌の診断、
⑦病害の診断と防除、⑧虫害の診断と防除、
⑨材質腐朽病の診断と対策、⑩大気汚染害の診断と対策、
⑪気象害の診断と対策、⑫後継樹木の育成と遺伝子保存、
⑬幹の外科技術と機器による診断、⑭樹木の移植法、
⑮土壌改良と発根促進、⑯総合診断
筆記試験 … 研修期間中科目ごとに実施
樹木医になる。応募資格から審査登録まで
1.樹木医の応募資格者
・樹木の診断、治療等に関する業務経験が7年以上の者である。
2.樹木医の応募
・樹木医研修申込書、職務経歴証明書を提出する。
3.第1次審査
・樹木医研修(第2次審査)の受講者を選抜するための審査である。
・樹木医に必要な知識、技能についての筆記試験と業績審査が行われる。
4.第2次審査
・研修は、2週間程度の講義実習の後、履修科目ごとの筆記試験が行われる。
・面接は、樹木医としての適性等を判定するため、研修終了時に実施される。
・合格者の決定は、筆記試験、面接の結果に基づいて、資格審査が行われる
5.合格者の発表
・合格者が発表され、日本緑化センターが樹木医登録者名簿を作成する。
・樹木医登録者名簿は、林野庁、都道府県緑化担当部局、都道府県緑化センター等に提出される。