行政書士とは?試験の難易度・合格率・勉強法・過去問・解答速報をご紹介!

行政書士とは

行政書士は、各省庁や都道府県庁、市町村役所などの行政官庁に提出する書類の作成や提出を、 弁護士法や税理士法など、他の法律で制限されているもの以外について、代理で行うことができます。 そのほとんどが許認可に関するもので、個人で作成するのが困難なものが多く、相談や作成代理は重要な業務です。 許認可申請の代理も、行政書士が行う業務です。 作成した書類を官公署へ提出する手続きについて、行政書士は、依頼主の代理として提出することができます。

行政書士試験の受験情報

1.行政書士の業務に関して必要な法令等からの出題 ・・・ 出題数46題

「行政書士の業務に関して必要な法令等からの出題」については、下記の分野から46題出題されます。法令については、平成20年4月1日現在施行されている法令に関して出題されます。出題の形式は、択一式及び記述式(40字程度で記述するもの)による筆記試験です。
・憲法   ・民法   ・商法   ・基礎法学
・行政法 ・・・ 行政法の一般的な法理論、行政手続法、行政不服審査法、行政事件訴訟法、国家賠償法及び地方自治法

2.行政書士の業務に関連する一般知識等からの出題 ・・・ 出題数14題

「行政書士の業務に関連する一般知識等からの出題」については、下記の分野から14題出題されます。出題の形式は、択一式による筆記試験です。
・政治、経済、社会   ・情報通信、個人情報保護   ・文章理解

行政書士試験の勉強法

行政書士試験は受験年度によって相当合格率が違います。去年は難しかったのに、今年はこんなに簡単だということが起こりえます。あきらめずに受験しましょう。

行政書士法などは同じ問題が何度も繰り返し出題されています。法令は過去問を必ずチェックしておく必要があります。

法令は深追いしすぎないことです。特に民法は無限に近いほど問題作成できる事例があります。それらをすべて把握することは不可能です。捨てるべき問題は捨て、解ける問題は必ず正解することが、合格するためには必要です。

試験当日、法令に時間をかけ過ぎて、一般教養の時間がなくなる人がかなりいます。法令だけ出来ても一般教養の方がだめだと合格できません。試験と同じ時間で、予想問題集を解く模擬試験を行うことです。

■法令編
行政書士試験の出題科目や点数配分を把握する。過去問を解き、問題の出題傾向をつかむ。専門的な参考書に進む。そしてまた過去問に戻る。

■一般教養編
過去問で出題内容を把握する。大学入試のセンター試験問題と同じような問題です。センター試験の過去問を解く。毎日、新聞の社説を2回読む。読む途中で解らない言葉が出てきたら、時事用語辞典などで確認する。ニュースは可能な限り見ること。一般教養は法令と同じぐらい重要です。しっかりとした対策が必要です。

行政書士は、法律の専門知識を生かした業務を行うことができる

行政書士は、法律の専門家として、様々な業務をおこなっています。 主な業務の一つとしては、建設業許可や会社設立、帰化申請、飲食店営業許可申請書など、国や地方公共団体に提出する書類を作成します。 また、行政書士は、売買契約書や、賃貸借契約書などの権利義務に関する書類も作成することができます。 そのほかに、会社の定款、各種議事録、会計帳簿、内容証明郵便などの事実証明に関する書類も作成可能です。

行政書士は、権利義務や事実証明に関する書類について、代理で作成することや、相談に対応することも業務としています。 遺産分割協議書、各種契約書、念書、示談書、定款などには、非常に多くの種類があります。 他の法律で制限されているものは扱うことができませんが、 行政書士は、法律の専門知識を生かして、これらの業務を遂行します。

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