特別支援学校教員試験 01


特別支援学校教員試験の受験情報

受験資格:

特別支援学校教諭免許状

1種免許状
  1. 学士の学位を有し、小学校、中学校、高等学校、幼稚園教諭の
    普通免許状を取得した者で、特別支援学校のⅡ種免許、3年以上
    の実務経験、必要とされる6単位以上を大学で習得した者。
2種免許状
  小学校、中学校、高等学校または、幼稚園教諭の普通免許状を取得
   した者で、小学校、中学校、高等学校で3年以上の実務経験を
   持ち、必要とされる6単位以上を大学で習得した者。
専修免許状
  修士の学位を有し、小学校、中学校、高等学校、幼稚園教諭の普通
  免許状の取得者で、特別支援学校のⅠ種免許、3年以上の実務経験
  を持ち必要とされる15単位以上を大学院等で習得した者。

試験内容:
一次試験
  1. 一般・教職教養 … 人文、社会、自然、英語
  2. 専門教養 … 教育原理、教育心理学、生徒指導等
  3. 論 文 … 特殊教育に関する一般的事項及び自立活動に関する専門的事項
二次試験
  1. 面 接 … 個人面接、集団面接
  3. 実 技 … 水泳、英語、音楽、美術、保健体育(指定教科のみ)

教員資格認定試験 出題問題のサンプル

平成23年度 第1次試験 抜 粋

一般教養科目

【 No. 2 】   正解 : イ

四字熟語とその意味を説明した文章として適切でないものはどれか。下のアから工の中から一
つ選んで記号で答えなさい。
ア. 「泰然自若」は、落ち着き払って物事に動じない様子のこと。
イ. 「異口同音」は、多くの人が皆同じように、異論を唱えること。
ウ. 「同床異夢」は、同じ立場にいながら、考えや思惑が異なること。
エ. 「付和雷同」は、よく考えず、他人の意見に簡単に同調すること。

【 No. 15 】   正解 : イ

下のアからエの各文の中から、正しいものを一つ選んで記号で答えなさい。
ア. 超音波は人間の耳に聞こえる。
イ. 青空や夕焼けのような空の色は太陽光の散乱と関係がある。
ウ. 赤外線や紫外線は人間の目に見える。
エ. 水中では音は伝わらない。

教職に関する科目(Ⅰ)

【 No. 7 】   正解 : イ

小学校における情報教育に関して、各教科等の指導に当たって配慮すべき事項として、『小学
校学習指導要領』(平成20年文部科学省告示第27号)「第1章 総則 第4の2の(9)」に含まれないものを、下のアからエの中から一つ選んで記号で答えなさい。
ア. コンピュータで文字を入力するなどの基本的な操作を身に付けること。
イ. 問題解決にデータベースを活用できるようにすること。
ウ. コンピュータや情報通信ネットワークなどの情報手段に慣れ親しむこと。
エ. 情報モラルを身に付けること。

【 No. 16 】   正解 : ウ

次の文は、『小学校学習指導要領』(平成20年文部科学省告示第27号)における「第6章 特別
活動 第2 各活動・学校行事の目標及び内容」にある学校行事の内容について記したものである。適切でないものを、下のアからエの中から一つ選んで記号で答えなさい。
ア. 文化的行事:平素の学習活動の成果を発表しその向上の意欲を一層高めたり文化や芸術
  に親しんだりするような活動を行うこと。
イ. 勤労生産・奉仕的行事:勤労の尊さや生産の喜びを体得するとともに、ボランティア活動な
  どの社会奉仕の精神を養う体験が得られるような活動を行うこと。
ウ. 健康安全・体育的行事:自然の中での集団宿泊活動などの平素と異なる生活環境にあっ
  て、見聞を広め、自然や文化などに親しむとともに、人間関係などの集団生活の在り方や
  公衆道徳 などについての望ましい体験を積むことができるような活動を行うこと。
エ. 儀式的行事:学校生活に有意義な変化や折り目を付け、厳粛で清新な気分を味わい、
  新しい 生活の展開への動機付けとなるような活動を行うこと。

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特別支援学校教員試験の過去問

特別支援学校教員試験 第1次試験 令和2年度


教職に関する専門的事項に関する科目

問題1 「学校事故対応に関する指針」(平成28年3月文部科学省)において、学校や学校の設置者等に対して求めていることとして誤っているものを、次の中から一つ選んで答えなさい。
1. 保護者や地域、関係機関等との連携・協働体制の整備
2. 学校内や学校設置者から学校への事故事例の共有
3. 学校の管理下及びそれ以外で発生した死亡事故及び重篤な事故についての学校から設置者等への報告 〔× 誤り〕
4. 学校設置者による死亡事故についての検証・分析

問題2 「教育基本法」(平成18年法律第120号)の条文として正しいものを、次の中から一つ選んで答えなさい。
1. 第4条2項 教育委員会は、障害のある者が、その障害の状態に応じ、十分な教育を受けられるよう、教育上必要な支援を講じなければならない。
2. 第5条 国民は、その保護する子に、別に法律で定めるところにより、義務教育を受けさせる権利がある。
3. 第6条 法律に定める学校は、公の性質を有するものであって、国、地方公共団体及び法律に定める法人のみが、これを設置することができる。 〔〇 正しい〕
4. 第9条 法律に定める学校の教員は、自己の崇高な使命を深く自覚し、絶えず教育実践に励み、その職責の遂行に努めなければならない。

問題3 次の文は「教育の情報化に関する手引」(令和元年12月文部科学省)におけるインターネットの特性のうちの一つとして示されているものである。この文の示すインターネットの特性として正しいものを、下の中から一つ選んで答えなさい。
情報をやり取りする費用は発信者だけではなく、受信者も負担しなければならないため、相手にとって必要のない情報を大量に送り付けることは迷惑であること、インターネットは公共の資源なので、無駄な情報を大量に送受信することは資源の無駄遣いになることを理解させることが重要である。
1. 公開性
2. 信憑性
3. 公共性 〔〇 正しい〕
4. 流出性

問題4 「いじめの重大事態の調査に関するガイドライン」(平成29年3月文部科学省の「第1 学校の設置者及び学校の基本的姿勢」 の内容に照らして誤っているものを、次の中から一つ選んで答えなさい。
1. いじめを受けた児童生徒やその保護者のいじめの事実関係を明らかにしたい、何があったのかを知りたいという切実な思いを理解し、対応に当たる。
2. 学校の設置者及び学校として、自らの対応にたとえ不都合なことがあったとしても、全てを明らかにして自らの対応を真摯に見つめ直し、被害児童生徒・保護者に対して調査の結果について適切に説明を行うこと。
3. 重大事態の調査は、民事・刑事上の責任追及やその他の争訟等への対応を直接の目的とするものである。 〔× 誤り〕
4. 学校の設置者及び学校は、詳細な調査を行わなければ、事案の全容は分からないということを第一に認識し、軽々に「いじめはなかった」、「学校に責任はない」という判断をしないこと。

問題5 日本の明治期から昭和期の間に公布された教育制度に関わる法令について、歴史的に古い順に正しく配列されているものを、次の中から一つ選んで答えなさい。
1. 「学 制」→「諾学校令」→「国民学校令」→「教育令」
2. 「教育令」→「学 制」→「国民学校令」→「諸学校令」
3. 「学 制」→「教育令」→「諸学校令」→「国民学校令」 〔〇 正しい〕
4. 「教育令」→「諸学校令」→「国民学校令」→「学 制」

問題6 ピアジェ( Piaget,j.)の発達理論に関する記述として誤っているものを、次の中から一つ選んで答えなさい。
1. 感覚運動期の子供は、感覚から得られた情報と自らの身体運動によって外界を認識する。この時期の後半には、対象の永続性の認識が獲得される。
2. 前操作期にみられる特徴に脱中心化がある。 これは、自他が未分化であるため、他者の視点に立って物事を理解することが困難なことをいう 。 〔× 誤り〕
3. 具体的操作期では、具体的な事象については論理的な推論が可能になり、前操作期では困難であった保存の概念の理解ができるようになる。
4. 形式的操作期では、ものごとを抽象的に捉えることが可能になり、仮説演経的な検討をしたり、確率の概念なども理解できたりするようになる。

問題7 パーソナリティの理論や検査法に関する記述として正しいものを、次の中から一つ選んで答えなさい。
1. パーソナリティの捉え方に関する理論は類型論と特性論に大別されるが、ドイツの精神科医であるクレッチマー(Kretschmer,E.) の理論は特性論に属するものである。
2. 多様な捉え方ができる曖味な剌激を見せ、それに対する反応からパーソナリティや心理状態を探ろうとする検査を投影法検査と呼ぶ。 〔〇 正しい〕
3. 矢田部キルフォード性格検査はYG性格検査とも呼ばれ、キルフォード(Guilford,J.P.)の特性論を基礎とした作業検査法の一種である。
4. PFスタディは木の絵を描かせる投影法検査であり、ローゼンツヴァイク(Rosenzweig,S.)により考案された。

自立活動に関する科目(Ⅰ)

問題8 「今後の特別支援教育の在り方について(最終報告)」(平成15年3月、特別支援教育の在り方に関する調査研究協力者会議)に含まれないものを、次の中から一つ選んで答えなさい。
1. 盲学校・聾学校・養護学校はもとより小学校・中学校に特別支援教育コーディネータ一(仮称)を置く。
2. 通級による指導は、個別指導が中心となることから、原則として、固定式の特殊学級における指導とは別に行うことが適当である。 〔× 誤り〕
3. 障害のある幼児児童生徒一人一人について個別の教育支援計画を作成する。
ろう
4. 地域における障害のある子供の教育のセンター的な役割を果たす学校としての盲学校・聾学校・養護学校を特別支援学校(仮称)に転換する。

問題9 「特別支援学校幼稚部教育要領」(平成29年4月28日、文部科学省告示第72号)「第1章総則第6 特に留意する事項」の中で、適切な指導を行うために早期からの教育相談との関連が求められている特別支援学校を、次の中から一つ選んで答えなさい。
1. 視覚障害者である幼児に対する教育を行う特別支援学校 〔〇 正しい〕
2. 知的障害者である幼児に対する教育を行う特別支援学校
3. 肢体不自由者である幼児に対する教育を行う特別支援学校
4. 病弱者である幼児に対する教育を行う特別支援学校

問題10 「特別支援学校小学部・ 中学部学習指導要領」(平成29年4月28日、文部科学省告示第73号)「第1章総則第8 節 重複障害者等に関する教育課程の取扱い に示される規定として誤っているものを、次の中から一つ選んで答えなさい。
1. 各教科及び外国語活動の目標及び内容に関する事項の一部を取り扱わないことができる。
2. 各教科の各学年の目標及び内容の一部又は全部を、当該各学年より前の各学年の目標及び内容の一部又は全部によって、替えることができる。
3. 中学部の外国語科については、小学部の外国語活動の目標及び内容の一部又は全部を取り入れることができる。 〔× 誤り〕
4. 幼稚部教育要領に示す各領域のねらい及び内容の一部を取り入れることができる。

問題11 次の文は、行動療法の技法について説明したものである。 その技法を表す最も適切な語句を、下の解答群の中から一つ選んで答えなさい。
ウォルピ(Wolpe,J.)によって開発された逆制止理論に基づくもので、不安や恐怖に拮抗する反応を利用することによって、不適切な不安や恐怖の誘発を段階的に弱める方法である。
 〔解答群〕
1. 強制反復法
2. 系統的脱感作法 〔〇 正しい〕
3. 見本合わせ法
4. 時間遅延法

問題12 次の心理的効果と関係する語句の組合せとして適切でないものを、次の中から一つ選んで答えなさい。
1. 新近性効果 …………… 記憶
2. 傍観者効果 …………… 選択的注意 〔× 誤り〕
3. ピグマリオン効果 …… 期待
4. ハロ一効果 …………… 思い込み

問題13 重複障害のある子供の実態把握について述べたものとして適切でないものを、次の中から一つ選んで答えなさい。
1. 標準化された発達検査などを用いると、発達のキーポイントとなる行動を概括的に把握することができる。
2. 他覚的感覚機能の評価として、ランドルト環視標を用いた視力検査や TAC(Teller Acuity Cards)等も用いられる。 〔× 誤り〕
3. 医学的な診断や所見、生育歴、これまでの治療や療育経過については、できるだけ正確な情報を得ることが必要である。
4. 標準化された発達検査の順序や項目は、重複障害のある子供の発達に即応していないことがあることを念頭に置く必要がある。

問題14 学習状況を把握するテストについて述べたものとして適切でないものを、次の中から一つ選んで答えなさい 。
1. 集団準拠テストとは、絶対評価のことである。 〔× 誤り〕
2. 客観式テストでは、多肢選択式や真偽法形式が多く使われる。
3. 再テスト法によって、信頼性を調べることができる。
4. テストリテラシーは、テストを扱う技術とテストに関する知識・理解からなる。

問題15 人体の生理的な機能に関して述べたものとして正しいものを、次の中から一つ選んで答えなさい。
1. 人体の血液の循環系には、体循環と肺循環があり、それぞれ動脈と静脈から構成されている。酸素が多い血液を含む場合に動脈という。
2. 腎臓で作られた尿は、腎盂から尿道、膀胱、尿管を経て、体の外に排泄される。
3. ホルモンを分泌する内分泌器官を刺激するホルモンは、下垂体から分泌されるが、視床下部が調整をしている。 〔〇 正しい〕
4. 人体の筋肉には横紋筋と平滑筋がある。この中で、意識して動かすことができる筋肉を横紋筋という。

問題16 呼吸機能障害をきたす疾病に関して述べたものとして誤っているものを、次の中から一つ選んで答えなさい。
1. 気管支ぜんそくは、気道の狭窄による呼吸機能障害であるが、心臓や血管系の疾病でも気管支ぜんそくに似た喘鳴症状が出ることがある。
2. 喉頭軟化症により呼吸機能障害が強くなっても、気管切開は必要ない。 〔× 誤り〕
3. 脊髄損傷によって呼吸機能障害を起こすことがあるが、特に上部頸髄の損傷では人工呼吸器と全面的な介助を必要とする状態になることがある。
4. デュシェンヌ型筋ジストロフィーは、運動障害以外に呼吸機能障害を起こす。

問題17 小児期に見られる疾病とその症状の組合せとして誤っているものを、次の中から一つ選んで答えなさい。
1. ギラン・バレー症候群 ………… 意識の消失 〔× 誤り〕
2. 結節性硬化症 …………………… てんかん発作
3. ダウン症候群 …………………… 知的障害
4. 重症筋無力症 …………………… 眼瞼下垂

問題18 学校における医療的ケアのうち、一定の研修を受けた教員が行える行為に含まれないものを、次の中から一つ選んで答えなさい。
1. 気管カニューレ内部の喀痰吸引
2. 酸素療法 〔× 誤り〕
3. 胃ろう又は腸ろうによる経管栄養
4. 経鼻経管栄養

問題19 ノーマライゼーションの原理を発展させた人物として当てはまらないものを、次の中から一つ選んで答えなさい。
1. デジョング(Dejong,G.) 〔× 誤り〕
2. ヴォルフェンスベルガー(Wolfensberger,W.)
3. 二イリエ(Nirje,B.)
4. バンクーミケルセン(Bank-Mikkelsen,N.E)

問題20  「障害者の雇用の促進等に関する法律」(昭和35年法律第123号)に定められる職業リハビリテーションのうち、公共職業安定所(ハローワーク)が実施するものとして誤っているものを、次の中から一つ選んで答えなさい。
1. 障害者の能力に適合する求人の開拓
2. 障害者に対するその能力に適合する職業の紹介
3. 障害者に対する職業評価 〔× 誤り〕
4. 障害者に適応した職業指導


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