現場代理人の土木施工管理レポート NO.4、舗装工事


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土木施工管理技士試験/経験記述、実地試験、学科試験の過去問、出題予想と解答例

現場代理人の土木施工管理レポート/舗装工事。運搬時のアスファルト合材の温度低下を防ぐため、保温シートを二重にしました。プラントと電話による現場舗設状況の連絡を密にし、荷卸し待ち時間を30分短縮しました。通常より、15℃くらい高めに出荷させました。

工事名  : ○○ビル改築工事

工事名  : ○○ビル改築工事
発注者  : ○○建設株式会社
工期   : 平成○年○月~平成○年○月
主な工種 : 土工、舗装工、側溝工
施工量  : 削土量 1,500m3、アスファルト舗装 5,000m2、
         地盤改良 2,500m2、自由勾配側溝 160m

現場での課題と対策 :

工事は、○○ビルの駐車場を築造する、12月から3月までの冬季工事でした。舗装時間帯は、アスファルト合材の温度を維持するため、午前10時~午後3時までの時間で計画されていました。しかし、運搬経路の渋滞から運搬時間が不規則になり、合材敷均し温度の下限規格値120℃を満足できない恐れが生じました。そのため、合材の温度管理が、本工事の品質管理上の重要な課題でした。

運搬時のアスファルト合材の温度低下を防ぐため、保温シートを二重にしました。プラントと電話による現場舗設状況の連絡を密にし、荷卸し待ち時間を30分短縮しました。プラント出荷温度を135℃とし、通常より15℃くらい高めに出荷させました。作業機械の使用前点検を朝早くに行い、故障による待ち時間をなくしました。気温50℃以下の時は舗設作業を中止しました。現場でのアスファルト合材の温度は、荷卸しの前にデジタル温度計で測定し確認しました。以上の結果、作業性と敷均し温度が確保され、所定の締固め度が得られました。

工事名  : 国道○○号線道路改良工事

工事名  : 国道○○号線道路改良工事
発注者  : 建設省○○工事事務所
工期   : 平成○年○月~平成○年○月
主な工種 : 舗装工
施工量  : 路線延長 L=150m、下層路盤工 A=800m2、
         上層路盤工 A=800m2、基層表層工 A=800m2

現場での課題と対策 :

工事は、山間部に位置する国道○○号線の改良工事後の舗装工事でした。当該年度の工事区間は、改良工事完了後速やかに供用開始する必要があったため、改良工事終了を待って舗装に着手する工事となりました。工事期問中は、山間部のため日照時間が短く冬期寒冷期での作業となりました。冬期寒冷期におけるアスファルト舗装の所定の品質確保が、本工事の、品質管理上の重要な課題でした。

試験練りを行いプラント配合を確認するとともに、許容範囲内でできるだけ高い温度で混合させ、現場到着時の温度を160℃以下にならないよう管理しました。運搬車にはシートを二重にかけ、運搬時間が最短となるようコースを選定しました。敷均し締固めは、気温が上昇する午前10時から午後3時までとし、混合物の敷均し後直ちに締固めが開始できるよう、フィニッシャとローラーの離れを10mとらないよう管理しました。初転圧には、一般にマカダムローラーが用いられるが、表面クラックを閉じ転圧速度の速いタイヤローラを用いました。

工事名  : 市道○○号線道路改良舗装工事

工事名  : 市道○○号線道路改良舗装工事
発注者  : ○○県○○市
工期   : 平成○年○月~平成○年○月
主な工種 : 路盤工、舗装工
施工量  : 路線延長 L=150m、下層路盤工 A=1,800m2、
         上層路盤工 A=1,800m2、基層表層工 A=1,800m2

現場での課題と対策 :

工事は、車道延長150m、幅員12mの路盤工、舗装拡幅する道路改良工事でした。当該市道は、幹線道から農地帯及びゴルフ場へ向かう道路であり、アスファルトの施工期間が冬期で、当地ではこの期間降雨が多い事から温度低下のおそれがありました。このため、アスファルト舗装の品質確保上、アスファルト合材の温度管理が、本工事における技術的な課題でした。

プラントから施工現場時の運搬経路、車輔の台数については、プラントと事前協議打合せを行い決定しました。下層、上層路盤施工の進捗状況を十分に把握し、アスファルト合材運搬車の到着時間を調整しました。アスファルト合材の温度低下防止のため、日中の気温の高い時問帯で作業が終了するように努めました。アスファルト合材の現着温度、敷均し温度とも基準内の成果となり、所定の品質を確保することができました。

工事名  : 市道○○号線橋梁整備工事

工事名  : 市道○○号線橋梁整備工事
発注者  : ○○県○○市
工期   : 平成○年○月~平成○年○月
主な工種 : プレキャスト床版架設工、橋面舗装工
施工量  : プレキャスト床版架設工 A=900m2、橋面舗装工 A=500m2

現場での課題と対策 :

工事は、既設床版を撤去し、23m×40mの橋梁部分にプレキャスト床版を架設する工事でした。床版架設後における橋面舗装工事の工事時期及び時間帯は、冬期でかつ夜間施工となりました。そのため、雨や雪の天候による影響や、寒冷時の舗設作業におけるアスファルト合材の温度管理を十分考慮して施工する必要がありました。アスファルト工事における品質確保が、本工事の最も重要な課題でした。

雨天及び雪天となった時は敷均しを中止し、敷き均した部分は早急に敷き固めを行い、翌朝の交通開放のために常温合材を用いて、すりつけ作業を迅速に行うこととしました。5℃以下の気温の時は、針入度を1度上げたアスファルトを用いることとし、混合温度を高くし、運搬用ダンプトラックのシートを二重にして保温に考慮しました。アスファルト合材の敷均し温度は、110℃を下回らないように、転圧作業は70~90℃の間を保つとともに、翌朝の交通開放までには、50℃以下になるように温度管理を行いました。

工事名  : ○○自動車道○○舗装工事

工事名  : ○○自動車道○○舗装工事
発注者  : ○○公団○○工事事務所
工期   : 平成○年○月~平成○年○月
主な工種 : アスファルト舗装工
施工量  : アスファルト舗装 A=25,000m2、地下排水工 L=650m

現場での課題と対策 :

車線拡幅工事では、表層に排水性アスファルト混合物が指定となっており、舗設現場からプラントまでの距離は40kmあり、搬入には1時間30分を超えるおそれがありました。また、高粘度バインダーを使用しているため、混合物の温度低下が施工性を悪化させ、仕上がり密度への直接的な影響が懸念されました。このような混合物の温度管理について、現場到着温度を75度に保持する管理が、本工事の、品質管理上の最も重要な課題でした。

運搬中の温度低下を防止するため、運搬車両のシートを二重にして混合物を覆い、荷台側面にコンパネを設置しました。プラントの出荷温度を一定にするため、バーナ調整について打合せを行い決定しました。現場での舗設状況と、プラントとの出荷状況バランスをとるため、フィニッシャーのオペレーターとプラントとの連絡を密にしました。現場到着全車両について、温度管理を行い、175度あることを確認して荷卸しを行いました。以上の対策により、初期転圧温度が170度を下ることなく、舗装工事の品質が確保できました。

工事名  : 県道○○線県単道路改良工事

工事名  : 県道○○線県単道路改良工事
発注者  : ○○県○○土木事務所
工期   : 平成○年○月~平成○年○月
主な工種 : 排水工、舗装工
施工量  : U字構 L=50m、横断U型側溝 L=10m、
         L型街渠工 L=80m、舗装工 A=550m2

現場での課題と対策 :

工事は、歩道移設工事を含む交差点改良工事であり、車道拡幅側を深さ1mの路床に入替後、下層路盤厚t=15cm、上層路盤厚t=10cm、基層・表層それぞれ厚さt=5cmで舗装するものでした。アスファルトの舗装期間が、1月下旬から2月上旬の寒冷期であったため、アスファルト合材の温度低下が懸念されました。アスファルト合材の温度管理が、品質管理上の重要な課題でした。

プラントからの運搬時間・経路・車両台数を事前にプラントと打ち合わして決定しました。アスファルト合材の運搬は朝夕のラッシュ時を避け、トラックの養生を2重にして、温度低下を防ぎました。日中の気温は5℃を下らない11時から14時に舗設しました。また、敷き均し作業と転圧作業の間隔を短くしました。現場到着温度を全車において管理し、低温な合材はプラントに連絡して返却しました。以上の対策をとった結果、アスファルト舗装の敷き均し温度が110℃を下る事なく、温度管理ができ、所要の品質が確保できました。

1級土木施工管理技士試験では学科試験と実施試験の日程が分かれており、実施試験は学科試験の合格者のみが受けることになります。学科試験に合格し実施試験で不合格になった場合や、仕事の都合の急用等で実施試験を受験できなかった場合でも、技士補の資格に登録することで、実施試験から受験をすることができます。
1級土木施工管理技士の資格取得の難易度が高い理由として、実施試験が記述式であるため対策が取りづらいということが一つの要因だと思われます。このページでは、実施試験の経験記述の支援ツールとして出題予想と解答例文を紹介しています。ぜひ参考にしていただき、一発合格を目指してください。
土木施工管理技士の学科試験の専門土木の出題(問題A 16~49)は、多岐に渡る分野からの出題がされます。ただし、選択解答できるため、すべての分野の勉強をするのではなく、自らの得意な分野や、過去問を解いて点数を稼げそうだと思った分野を中心に勉強をするのがよいでしょう。
土木管理技士の試験で、学科を合格し、実施試験で不合格となった場合、技士補の資格を与えられることになります。この資格は施工管理技士を補佐する資格で、1級土木管理技士の実施で不合格となった方は1級技士補、2級土木管理技士の実施で不合格となった方は2級技士補として扱われることができます。

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