現場代理人の土木施工管理レポート NO.5、共同溝・管路布設工事


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土木施工管理技士試験/経験記述、実地試験、学科試験の過去問、出題予想と解答例

現場代理人の土木施工管理レポート/共同溝・管路布設工事。大深度での鉛直性・施工能率が良い循環式の掘削方式を採用しました。安定液については、劣化防止と掘削土の輸送能率を考慮して低粘度のペンナイトCMC安定液を用いました。

工事名  : ○○共同溝工事

工事名  : ○○共同溝工事
発注者  : ○○県○○土木事務所
工期   : 平成○年○月~平成○年○月
主な工種 : 土工、コンクリート工
施工量  : 掘削土量 40,000m3、コンクリート打設量 4,000m3

現場での課題と対策 :

工事は、内寸法13m×14m、深さ38mの共同溝立坑を築造する工事であり、土留め形式は地中連続壁(連壁)で、逆巻きの框梁を築造しながら掘削していく方法でした。連壁の厚さは1.1m、深さ48.5mであり、施工時の誤差は深部で増幅されるため、本工事における連壁の施工では、鉛直方向で1/1000の精度が要求されていました。連壁の精度を確保するための施工方法の検討が重要な課題でした。

大深度連壁の施工について、品質確保のため講じた処置は、次の内容でした。大深度での鉛直性・施工能率が良い循環式の掘削方式を採用しました。安定液については、劣化防止と掘削土の輸送能率を考慮して低粘度のペンナイトCMC安定液を用いました。また、掘削機の浮力を小さくするため、孔壁安定に支障がない範囲で比重を1.03~1.10と小さくしました。連壁のジョイント部を先行ボーリングして、鉛直方向の精度を高める策を講じました。以上の結果、鉛直精度1/1200のが確保できました。

工事名  : ○○共同溝工事

工事名  : ○○共同溝工事
発注者  : ○○県○○土木事務所
工期   : 平成○年○月~平成○年○月
主な工種 : 土工、コンクリート工
施工量  : 掘削土量 40,000m3、コンクリート打設量 4,000m3

現場での課題と対策 :

工事は、内寸法13m×14m、深さ38mの共同溝立坑を築造する工事であり、土留め形式は地中連続壁(連壁)で、逆巻きの框梁を築造しながら掘削する方法でした。連壁の厚さは1.1m、深さ48.5mであり、土質は礫層でした。大深度の礫層での施工にあたり、間隙水によりコンクリート中のセメント分が希釈され強度低下につながる恐れが懸念されました。礫部でのコンクリートの品質確保が、重要な課題でした。

礫部でのコンクリートの品質確保のため講じた処置は、次の内容でした。礫層の地下水の流速を測定し(2cm/日)、施工上ほとんど影響のない地下水の流れであることを明らかにしました。連壁の外側を土木シートで被い、コンクリートが地下水に洗われにくいようにしました。作業工程ごとに連壁の鉄筋応力や変位を測定し、コンクリート外観や漏水について異状の有無を確認しました。以上の結果、大深度連壁の施工について、礫部でのコンクリートの品質が確保できました。

工事名  : ○○線電線類地中化工事

工事名  : ○○線電線類地中化工事
発注者  : ○○県○○市
工期   : 平成○年○月~平成○年○月
主な工種 : 管路布設工、マンホール設置工
施工量  : 管路布設工 L=300m、マンホール設置工 20基

現場での課題と対策 :

工事は、地上にある電線を地中内に管路を布設し、地上を無電柱化する工事でした。工事現場では、限られたスペースの中で、他企業の管路との離隔距離を考慮した布設が求められていました。水が管理用のハンドホールの中に漏水してこないように、基礎コンクリートには、シュート及びバケットにて打設し、シート等で十分に養生を行う必要がありました。限られた条件の中で、管路布設の品質確保が、本工事の重要な課題でした。

現場で講じた処置は、次の内容でした。管路と管路の隙問まで十分に砂がいきわたって安定するように、管路布設後、管上15cmまで砂で埋め戻しました。バイブレーターで入念に水締めを行いました。埋設標識シートを敷き、流用土及び砕石を所定の高さまで、30cm毎にプレートで十分に締め固め、埋戻しを行いました。ハンドホールに万一、水がたまった事も想定して、ハンドホールの下部に1ケ所穴を開け、漏水を防止しました。

1級土木施工管理技士の試験では、技術士の資格を一部の部門を取得している人以外、科目免除の規定がありません。技術士は土木施工管理技士よりも難しい資格となるので、ほとんどの方は、すべての試験科目で合格して取得する以外ありません。
土木施工管理技士の学科試験の問題は非常に広い範囲から出題されます。そのため、自分が業務で携わっていること範囲以外の分野に関しても学習をしていかなければならないことになるでしょう。過去問から要点をよく理解し、解答する練習を行いましょう。
1級土木施工管理技士の受験の際には実務経験の記述を行う必要があります。その中でも受験の手引きの中の、「土木施工管理」に関する実務経験として認められない工事、業務・作業等には注意しましょう。自分では必要な実務経験があると思っていても、受験資格を満たせていない可能性があります。
土木施工管理技士の学科試験の法規の出題(問題A 50~61)では、関連法令から出題されます。過去の傾向から、問題で頻出される条例はある程度決まっています。関係法令の条例を1条からすべて覚えるということは非常に難しいです。ポイントを押さえた勉強を行いましょう。

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