現場代理人の土木施工管理レポート NO.3、基礎工事


試験対策の優先順位がハッキリわかる、土木施工管理技士試験に合格したいあなたへ
次のページは、1級 2級 土木施工管理技士の、経験記述、実地試験、学科試験のページです。
過去問を徹底分析した出題予想と使える解答例を多数紹介しています。

土木施工管理技士試験のデジタル教材が選ばれる理由は、
・技術士と施工管理技士が作成した確実に合格点が獲れる教材
・驚異の的中率を誇る出題予想、過去問と解答例
・試験対策の優先順位がハッキリわかる
・最低限の努力で合格点が獲れる
・スマホで使える。通勤中や業務の合間にも、効率的な勉強ができる

土木施工管理技士試験/経験記述、実地試験、学科試験の過去問、出題予想と解答例

現場代理人の土木施工管理レポート/基礎工事。マルチグリッパ(破砕ドリル)で破砕し、ハンマーグラブでガラを排出する方法としました。検尺テープで深度管理を綿密に実施し、杭先端部2mは破砕せず引き抜き、完全に撤去しました。

工事名  : ○○変電所増設工事

工事名  : ○○変電所増設工事
発注者  : ○○県電力株式会社
工期   : 平成○年○月~平成○年○月
主な工種 : 基礎工、地盤改良工
施工量  : コンクリート打設量 600m3、深層混合処理工 φ1000 L=3m、60本

現場での課題と対策 :

工事は、一次変電所増設工事の中で、変電機械、屋外鉄構基礎工の工事でした。事前の地質調査から6基の屋外鉄構基礎で基礎地盤となる粘性土層(GL-2.5~5.5m)に支持力不足が判明しました。そのため、セメント固化材ミルクを注入、混合、撹拝しソイルセメントコラムを構築する深層混合処理工法での地盤改良が実施されました。所定の支持力を得る深層混合処理工法の品質管理が、工事の重要な課題でした。

固化材の添加量は、室内試験を行い、基礎地盤の反力以上、改良コラムの設計基準強度がσ=6.5kgf/cm2以上になる量を設定しました。請負者に施工計画書を提出させ、現場配合、注入量、注入位置、注入深度および注入速度等について設計値との適合を行いまいた。施工立合いでは、注入位置、注入深度の確認、固化材数量の検収、固化材ミルクの比重測定を実施し、施工記録(注入時間、注入量、注入速度)に検印し、記録させることとしました。改良効果は、施工記録の評価と、各基礎毎に1回の圧縮試験を実施して、所定の品質が得られていることを確認しました。

工事名  : ○○港沈埋部基礎沈設工事

工事名  : ○○港沈埋部基礎沈設工事
発注者  : ○○港湾建設局
工期   : 平成○年○月~平成○年○月
主な工種 : 土工、基礎工、艤装工、沈設工
施工量  : 掘削土量 V=9,000m3、埋戻土量 V=6,000m3、基礎工 L=200m

現場での課題と対策 :

工事は、○○港において、沈埋函を建造するためのコンクリート打設工事でした。沈埋函沈設後は、浮き上がりに対する安定性確保と、沈埋函の路盤として道床コンクリート打設方法は、陸上からポンプ圧送を行うが、圧送距離が約350mの下り勾配のため、圧送後のコンクリートの品質低下や配管内の閉塞が懸念されました。コンクリート打設工事の所要の品質確保が、本工事の重要な課題でした。

沈埋函沈設の打設精度を確保するため、曲管の使用をできるだけ避け、配合は富配合としました。打設に先立ち、モルタルを通し、できるだけ連続して打設しました。配合決定の際、加圧ブリーディング試験を行い、最適な単位セメント量を検討しました。コンクリート打設中は、ポンプ車と筒先で常に連絡を取り合い、連続して打設し管内の閉塞を防止しました。以上の結果、コンクリートの所要の品質が確保でき、工事は工期内に無事完了しました。

工事名  : ○○ビル新築工事

工事名  : ○○ビル新築工事
発注者  : ○○建設株式会社
工期   : 平成○年○月~平成○年○月
主な工種 : 基礎工(障害物撤去工)
施工量  : 障害物撤去工 アースドリル杭 φ1000 L=15m 3本

現場での課題と対策 :

工事は、構真柱建込工法により、障害物となる既存のアースドリル杭をオールケーシング工法で撤去する工事でした。次工程で掘削を行うためには、障害物を完全撤去する必要があり、構真柱は、杭の高い施工精度(杭心位置ずれ65mm、鉛直性誤差1/100以下)が要求され、杭穴を乱さない施工が求められていました。また、埋戻し工法についても、後の杭施工精度を確保するための、重要な要因であり、品質管理上の課題となりました。

マルチグリッパ(破砕ドリル)で破砕し、ハンマーグラブでガラを排出する方法としました。破砕がケーシングより先行すると、ガラ鉄筋を孔壁外部に押し出す恐れがあったため、検尺テープで深度管理を綿密に実施し、杭先端部2mは破砕せず引き抜き、完全に撤去しました。CD機は下げ振りで杭心に正確に設置し、固定修正用ジャッキで水平度を確認し、ケーシング建込みは直交する2方向からトランシットで鉛直性を確保しました。良質土を均一に石灰改良し、砂質層の崩壊を防止するため、ケーシング先端と埋土の高さに留意して埋戻しを実施しました。

1級土木施工管理技士試験の学科試験の問題Aは土木一般、専門土木、法規は出題問題から選択解答、問題Bは共通工学、施工管理問題の分野から出題され全問解答することになります。すべて四肢択一形式の出題でマークシート記入型の試験となります。過去問、テキストなどで問題に慣れておくと良いでしょう。
1級土木施工管理技士の平均の合格率は学科試験が50~60%程度、実施試験が30%程度となっています。ただし、年度によって学科試験では40~70%程度、実施試験では20~40%程度となっており、年度によって合格率がバラバラとなっています。
1級土木施工管理技士が多く在籍していると工事の受注もしやすくなるため、資格保有者は就職・転職で優遇されます。取得することで多くの企業では、好条件の待遇、昇進や昇給も見込めるので是非取得したい資格と言えます。
2級土木施工管理技士の学科試験は、1級土木施工管理技士とは違い、実務経験なしであっても、満17歳以上であれば誰でも受験が可能です。ただし、実地試験は最終学歴や指定学科かそれ以外かの条件によって、それに応じた実務経験が必要です。

タイトルとURLをコピーしました