現場代理人の土木施工管理レポート NO.7、水路工事


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土木施工管理技士試験/経験記述、実地試験、学科試験の過去問、出題予想と解答例

現場代理人の土木施工管理レポート/水路工事。早期に強度を発現し、かつ発熱量も大きい早強コンクリートを使用し、コンクリート温度を15℃となるよう計画しました。凍結防止のため、不要な水を除去して鉄筋型枠を掃除し、全体をシートで養生しました。

工事名  : ○○線○○トンネル工事

工事名  : ○○線○○トンネル工事
発注者  : 建設省○○工事事務所
工期   : 平成○年○月~平成○年○月
主な工種 : コンクリート工
施工量  : 沈埋函コンクリート打設量 130,000 m3

現場での課題と対策 :

工事は、○○川河口部において、幅40m、高さ10m、長さ80mの沈埋函を10函建造して、沈設するトンネル工事でした。水底トンネルとなる沈埋函には水密性が要求され、材料として設計基準強度350kg/cm2と比較的高強度なマスコンクリートを使用するため、セメントの水和熱に起因する温度ひび割れが発生するおそれがあります。このため、沈埋函側壁の温度ひび割れ抑制対策が、品質管理上の重要な課題となりました。

現場での品質管理対策は次の内容でした。温度応力解析の結果、ひび割れ発生の少ない、低発熱型高炉B種セメントを使用しました。プラントで砂に液化窒素ガスを噴入して冷却砂をつくり、他のコンクリート材料とミキサーで練り混ぜて冷却コンクリートをつくるプレクーリング工法を採用しました。ポンプ筒先のコンクリート温度は、7~8月で20℃、9月は17℃とし、練上り温度は、運搬による温度上昇を考慮して4℃に設定しました。この結果、温度降下量は4℃、引張応力は7kg/cmの減少、ひび割れ指数も1.2以上と、所要のひび割れ抑制効果が確保できました。

工事名  : ○○沈砂池築造土留め壁工事

工事名  : ○○沈砂池築造土留め壁工事
発注者  : ○○県○○市
工期   : 平成○年○月~平成○年○月
主な工種 : 土工、コンクリート工
施工量  : 掘削土量 45,000m3、コンクリート打設量 5,000m3

現場での課題と対策 :

工事は、○○沈砂池地下部建設のための仮土留め壁(RC造、壁厚1.0m、壁延長280m、掘削深度35m)を地中連続壁工法にて構築する工事でした。また、当該地盤はN値=0(ロッド自沈)の深層30mの軟弱シルト質粘性土地盤であり、地中連続壁と将来建設予定の本体壁とのクリアランスは10cmでした。以上のことから、軟弱地盤下でのコンクリート側圧による掘削断面拡大防止対策が、品質管理上の重要な課題でした。

コンクリート側圧<地盤支持力を維持するため、現場で講じた処置は次の内容でした。最初のエレメントを使用して、泥水中のコンクリートの側圧測定を実施しました。(平均打設速度4.7m/hr、最大側圧4.6tf/m2、最大側圧到達時間48分)深度ごとの打設速度については、コーン試験値、プロクター貫入抵抗試験から最大側圧到達時間を推定し、35m~20mは15m/hr、20m~10mは6m/hr、10m~5mは2m/hrに設定しました。以上の結果、全体のコンクリートロスは7.5%、連続壁の部分膨み出しの最大値は8cmで許容値が確保できました。

工事名  : ○○川○○分水路工事

工事名  : ○○川○○分水路工事
発注者  : ○○県○○土木事務所
工期   : 平成○年○月~平成○年○月
主な工種 : 締切工、基礎工、笠コンクリート工、地盤改良工
施工量  : 締切工 1式、基礎工 鋼管矢板 φ1100 5本、笠コンクリート工 V=120m3、
        地盤改良工 CJGφ2.0 4本

現場での課題と対策 :

工事は、○○川を締切り、地盤改良した後、○○分水路の基礎工を施工する工事でした。笠コンクリートの打設時期が2月下旬の厳冬期となり、凍結の恐れがあったため、寒中コンクリートを用いることを計画しました。厳冬期に施工する、寒中コンクリートの打込み時の配合、温度管理、養生方法、型枠の脱枠時期などの管理が、品質管理上の重要な課題でした。

現場で講じた処置は、次の内容でした。早期に強度を発現し、かつ発熱量も大きい早強コンクリートを使用し、コンクリート温度を15℃となるよう計画しました。凍結防止のため、不要な水を除去して鉄筋型枠を掃除し、全体をシートで養生しました。打設後3日間は5℃以下に下がらないように躯体を養生シートで覆い、外気や風が直に当たらないようにしました。温風ヒーターにて保温養生を行い、温度計を設置し温度管理をしました。同じ条件で現場養生したテストピースで圧縮試験を実施して、所定の設計強度を確認した上で、慎重に脱型しました。

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