液化石油ガス設備士試験 01


液化石油ガス設備士は、液化石油ガス(LPG)の保安の確保及び取引の適正化に関する法律によって、液化石油ガス設備の設置工事・変更工事を行う人は、持たなければならない資格です。例えば、液化ガスの配管接続をするときや、ガス設備を定期点検するときも必要です。この資格を得る試験が、液化石油ガス設備士試験です。液化石油ガスを使う仕事は、LPGの輸入からから、販売店までの運送や貯蔵所の監理など、幅広く行われますので、液化ガスを扱う仕事では必須の資格です。なお、液化石油ガスの仕事とは分かり難いのですが、LPGガスボンベを家庭に設置し、コンロと配管を接続するような仕事も、この資格を持たないとできない工事といえば、分かり易いのではないでしょうか。

液化石油ガス設備士試験の受験情報

試験受験 講習による受験
受験資格 制限なし 第一講習:未経験者又は無資格者が対象
第二講習:LPガス設備工事の経験1年以上の方が対象
第三講習:建築配管技能士等の関連資格保有者等が対象
試験内容 検定試験は、筆記試験と技能試験があり、
技能試験は筆記試験に合格した方のみが受検できます。
〇筆記試験
 ①法令(択一式 15問:60分)
 ②配管理論等(択一式 20問:90分)
〇技能試験(電動ねじ切り機:60分、手動ねじ切り機:75分)
 ①配管用材料・工具使用、②硬質管の加工・接続、
 ③器具取付け、④気密試験の実施、⑤漏洩試験の実施
合格基準 筆記(各科目)・技能試験とも、それぞれ満点の60パーセント程度

液化石油ガス設備士試験 試験で問われるもの

液化石油ガス設備士の資格は国家資格であり、「液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律 第38条の4条」の規定により試験合格者や講習を修了することで都道府県知事より交付がされます。
液化石油ガス設備士試験の受験資格は、学歴や経験に関係なく誰でも受験することができます。試験の内容は、筆記試験と技能試験に分けて行われます。筆記試験の内容は、LPGガスに関する知識と、取り扱いが中心で、基礎知識・工事に必要な機械・器具や材料・配管理論・配管設計と燃焼理論・施工方法・検査の方法・保安法令などです。法令については60分で四肢択一式で15問出され、その後ガスや配管について90分で20問が四肢択一式で出されます。合格の基準は60%以上の得点ですので、最低21問の正解得点が必要です。しかし、1問当たり4分の解答時間があるため、落ち着いて覚えていることを整理すれば得点できる可能性は高いでしょう。また、誰でも受験できるとはいっても、LPGに関係しない人が受験することはなく、仕事でLPGを扱うことが多いため、LPGの実際の使われ方や特徴などを勉強すれば、試験も通りやすくなります。

参考書のランキング/液化石油ガス設備士試験

講習会を受け検定に合格しても液化石油ガス設備士が取得できる

液化石油ガス設備士試験の合格率はここ4年では、35%程度なので、決して難易度が低い試験ではないと言えます。ただし、問題が出される範囲が狭いため、過去問題集を10年分くらい繰り返し勉強し、参考書で理解を深めポイントを身につければ合格の可能性が高くなると言えます。
筆記試験の合格から約3週間後に技能試験が行われます。技能試験の内容は、配管用材料及び工具の使用・硬質管の加工及び接続・器具等の取り付け・気密試験の実施・漏えい試験の実施が、試験されます。この日の試験では、電動ねじ切り機を使用したときは60分、手動の場合は75分の持ち時間で技能が試されます。技能試験の場合は、事前に職場で練習してから試験に臨むことが多いと思われるため、ほぼ問題なく合格できるでしょう。

液化石油ガス設備士の資格を得る方法は、試験を受けて合格することが必要ですが、講習会を受けて検定試験に合格しても液化石油ガス設備士の免状が与えられます。講習会は、液化石油ガス設備士講習で、液化石油ガス法で定められています。講習は経験に応じて第1講習から第3講習まであります。未経験者が対象の第1講習は、3日間コースで、19時間の講義と、2時間の実習が行われ、液化石油ガス設備士試験の内容と同じことが講義されます。LPGガスの知識や取扱いに慣れていないときは、講義を受けて資格を取得するのも一つの方法です。講義終了後に検定試験が行われますが、内容は本番の試験と同じ内容です。ただ、講義を受けたばかりで頭がフレッシュになっているため、合格率は高いと言えます。しかし、確実に合格するために、テキストを先に購入し、講義を受ける前に十分予習しておくことをおすすめします。


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