特別管理産業廃棄物管理責任者試験 01


廃棄物の処理及び清掃に関する法律によって、特別管理産業廃棄物を排出する事業場は、特別管理産業廃棄物管理責任者を設置する必要があります。特別管理産業廃棄物とは、産業廃棄物の中でも、爆発性・毒性・感染性など有害なものが含まれていいる廃棄物です。特別管理産業廃棄物管理責任者の役割は、事業場から、どの種類の特別管理産業廃棄物が、どれだけ排出されているかを把握することから始めます。状況を把握してから、特別管理産業廃棄物の処理方法を、誰が・いつ・どのように処理するといった計画を立案し、処理を進めます。処理すると同時に、どれだけ処理したかを記録し、いつでも報告できるように管理する必要もあります。特別管理産業廃棄物管理責任者となるには、法で定めた資格を持っていることが必要です。

特別管理産業廃棄物管理責任者試験の試験の内容

課程名 対象者 廃棄物処理法施工規則関係条文 受講時間
特別管理産業廃棄物管理責任者に関する講習会 特別管理産業廃棄物管理責任者の資格を取得しようとする方 規則8条17第2号 5.5時間
医療関係機関等を対象にした特別管理産業廃棄物管理責任者に関する講習会 医療関係機関等における特別管理産業廃棄物管理責任者の資格を取得しようとする方 規則8条17第1号 5.5時間

受験資格:制限なし

試験内容
〇講義
1. 行政概論(約2.5時間)
  ①廃棄物の定義、②廃棄物処理法の概要、③特別管理産業処理
   計画の必要性、④処理計画の実際、⑤産業廃棄物管理票
2. 特別管理産業廃棄物の処理と管理(約3時間)
  ①処理計画の必要性、②処理計画の実際、
  ③産業廃棄物管理票(マニフェスト)等
〇試験
3. 修了試験

特別管理産業廃棄物管理責任者試験 試験で問われるもの

特別管理産業廃棄物管理責任者試験の勉強法は、講義をしっかり聴いて、講師が重要ですとか、繰り返し話すことはメモするか、テキストにマーカーを使うなどして覚え込みましょう。講師が問題を明かすことはありませんが、ヒントは出してくれます。特に、重要ですと言ったメッセージのある個所は、問題となるか、問題の選択肢の1つになるか、何らかのヒントと捉えて良いでしょう。ただし、最近はかつてのような会場での講義ではなく、WEB講義になっているため、情報がどこまで出るか分かりませんが、形式は同じと考えて良いでしょう。
修了試験は30分間の試験時間で行われ、二者択一及び四者択一のマークシートの問題で20問中14問以上の正解で合格となります。なお、今回不合格であっても、2年後の3月まで2回に限って修了試験を再受験できます。講習会の開催は、東京都のように地域を限定せず、関東地方で探せば、年に複数回は講習会が開かれているため、いつでも受験ができます。

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特別管理産業廃棄物管理責任者とその役割

廃棄物の処理及び清掃に関する法律によって、特別管理産業廃棄物を排出する事業場は、特別管理産業廃棄物管理責任者を設置する必要があります。特別管理産業廃棄物とは、産業廃棄物の中でも、爆発性・毒性・感染性など有害性のあるものが含まれている廃棄物です。
特別管理産業廃棄物管理責任者の役割は、事業場から、どの種類の特別管理産業廃棄物が、どれだけ排出されているかを把握することから始めます。状況を把握してから、特別管理産業廃棄物の処理方法を、誰が・いつ・どのように処理するといった計画を立案し、処理を進めます。計画を立てたら、どれだけ処理したかの実績を記録し、定期に報告し、またいつ報告を求められても応じられるように管理する必要があります。

特別管理産業廃棄物管理責任者となるには、法で定めた資格を持っていることが必要です。
この資格を取るには、特別管理産業廃棄物管理責任者講習会を受け、特別管理産業廃棄物管理責任者修了試験に合格すれば、資格が取れます。資格を取るための条件は特になく、誰でも講習に参加して、修了試験に合格すれば資格を得ることができます。

特別管理産業廃棄物管理責任者の講習会

特別管理産業廃棄物中に、感染性廃棄物が含まれる場合は、特別管理産業廃棄物管理責任者の資格で処理することはできず、感染性産業廃棄物を生ずる事業場のための廃棄物管理責任者講習会で、資格を取る必要があります。感染性のあるときの講習会の受講資格は、医師や看護師などの医療関係者・環境衛生指導員資格者・薬学系大学か高専の卒業者でないと受講できません。

特別管理産業廃棄物管理責任者試験を受けるための講習会は、1日で終わります。
講義の内容は、行政概論が180分の講義です。内容としては、廃棄物定義・廃棄物処理法・特別管理産業処理計画・処理計画・産業廃棄物管理マニュアルについての講義です。
次の講義は、特別管理産業廃棄物の処理と管理に150分の講義があります。講義の内容は、処理計画・処理計画の実際方法・産業廃棄物管理マニュアルの作成などの講義です。
以上の講義が終わると、修了試験となります。修了試験は30分で20問を解答します。問題は四肢択一問題と、○×問題が出て、70%以上の正解があると合格です。

以上の講義方式は、講義会場に集合しての講習会ですが、最近の講義は、テキストが事前に送付され、講義はWEB上で行います。最後の修了試験の時だけ、試験会場に足を運んで修了試験を受けるようになっています。WEB上の利点は、何回でも講義を見ることができることで、忘れたとしても再度見ることが可能です。

特別管理産業廃棄物管理責任者試験の過去問

特別管理産業廃棄物管理責任者試験がどのようなものになるか、例題としての➀~⑤の問題を紹介します。このような問題であるなら、なんとかなりそうだと思えると、合格への道が近くなりそうです。

 次の2つの文章から適当なものには、○、適当でないものには×としなさい。
a. 特別管理産業廃棄物を排出した事業者が自分で、その廃棄物を処分設備に運搬するときには、特別管理産業廃棄物の収集や運搬などの基準は適用外である。 【×】
b. 感染性廃棄物とは、医療関係から生じ、人が感染もしくは感染させる恐れがある病原体が含まれる。また、付着している廃棄物や恐れのあるものも同様である。 【○】

 次の文章について、空欄に入る言葉を解答群から選び、記号を書きなさい。
医療関係機関の施設内で、感染性産業廃棄物を処理するためには、滅菌、消毒、(ア)焼却、溶融の何れかの方法によること。

 次の文章群から適当なものには、○、適当でないものには×としなさい。
a. 廃棄物処理法では、廃棄物とは占有者が自分で利用し他人に有償で売却のできないために不要となった固形状、液状のもの又は気体状のものである。
【× 気体は定義されていない】
b. 廃棄物処理法では、産業廃棄物のうち、爆発、毒性、感染性その他の人の健康又は生活環境に係る被害を生ずるおそれのある性状を有するものを、特別産業廃棄物として区分し、普通の産業廃棄物とは別に処理基準を定め、処理業の許可も区別している。
【× 特別産業廃棄物 → 特別管理廃棄物】
c. 産業廃棄物収集・運搬業者は、産業廃棄物の収集・運搬車両であることと氏名又は名称を運搬車の車体の外側に表示しなければならない。 【○】
d. 「事業活動」とは、製造業や建設業に限定されているものである。
 【× 事業活動とは、製造業や建設業に限定されるものではなく、オフィス、商店等の商業活動や、水道事業、学校等の公共事業も含めた広義の概念となる。】
e. 排出事業者自身が排出する特別管理産業廃棄物を事業者自ら処分施設に運搬する場合には、特別管理産業廃棄物の収集、運搬業の許可は不要となるため、特別産業廃棄物収集、運搬基準については適用されない。
【× 特別管理産業廃棄物の収集、運搬には許可が必要。】
f. 排出事業者が産業廃棄物の収集・運搬と処分の両方を別の業者に委託する場合は、一社契約としてもよい。 【○】
g. 廃棄物処理法では、「自らの責任に置いて適正に処理する」とは「自ら処理すること」であり、第三者に処理を委託することはできない。
【× 委託は可能。排出事業者に処理責任があり、必要な措置を講ずるよう努めなければならない。】
h. 廃棄物の不法投棄及び不法焼却の未遂には、罰則規定がある。 【○】
i. 感染性一般廃棄物と感染性産業廃棄物とが混合している場合にあって、当該感染性廃棄物以外の混入するおそれのない場合は区別しないで収集・運搬することができる。 【○】
j. 市町村長、都道府県知事又は環境大臣は廃棄物であることに疑いがあるときは、立入検査ができる。ただし、正当な理由がある場合には、立入検査を拒むことができる。
【× 立入検査の拒否を行った場合罰則が規定されている。正当な理由があっても立入検査は拒否できない。】

 次の文章群から適当なものには、○、適当でないものには×としなさい。
a. 特別管理産業廃棄物の種類として、廃油・廃酸・廃アルカリ・感染性産業廃棄物・廃水銀・廃PCB・PCB汚染物・廃油・汚泥・ばいじんなどがある。 【○】
b. 特別管理産業廃棄物を生ずる事業所を設置している事業者は、法に基づき、事業場ごとに特別管理産業廃棄物管理責任者を設置し、特別管理産業廃棄物管理責任者の設置・報告の報告書を知事に提出しなければならない。
 【× 報告書を市町村長に提出】
c. 医師、歯科医師、薬剤師、獣医師、保健師、助産師、看護師、臨床検査技師、衛生検査技師又は歯科衛生士などの資格がなければ、特別管理産業廃棄物の感染性産業廃棄物の管理責任者にはなれない。
 【× 専門の課程を卒業、一定年数以上の実務経験、講習会の修了などで責任者になることが可能】
d. 特別管理産業廃棄物管理責任者の業務範囲は、法の規定から、次の事項である。
 a.特別管理産業廃棄物の把握
 b.特別管理産業廃棄物処理計画の立案
 c.適正な処理の確保(保管状況の確認、委託業者の選定や適正な委託の実施、マニフェストの交付・保管等)
 【○】

 建築等の工事現場から排出される廃棄物に関する次の記述のうち、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」上、誤っているものはどれか。
a.現場事務所内での作業に伴って生じた図面などの紙くずは、一般廃棄物に該当する。
b.石綿建材除去事業で生じた飛散のおそれのある石經は、特別管理産業廃棄物に該当する。
c.共同住宅の鈕籤工事に伴って生じた木くずは、産業廃棄物に該当する。
d.一戸建て住宅の改鎏工事に伴って生じた繊維くずは、一般廃棄物に該当する。
 【× 繊維くずは産業廃棄物に該当。】
e.擁壁の地業工事に伴って生じた汚泥は、産業廃棄物に該当する。

特別管理産業廃棄物管理責任者試験の勉強法

特別管理産業廃棄物管理責任者試験の勉強法は、講義をしっかり聴いて、講師が重要ですと言った部分や、繰り返し話すことは、修了試験に出る確率がグット近くなります。講師が問題を明かすことはありませんが、ヒントは出してくれます。特に、重要ですと言ったメッセージのある個所は、問題となるか、問題の選択肢の1つになるか、何らかのヒントと捉えて良いでしょう。
そのような重要ポイントは、ノートにメモするか、テキストにマーカーを使うなどして覚え込みましょう。ただし、最近はかつてのような会場での講義ではなく、WEB講義になっているため、情報がどこまで出るか分かりませんが、形式は同じと考えて良いでしょう。
なお、今回不合格であっても、2年後の3月まで2回に限って修了試験を再受験できます。講習会の開催は、東京都のように地域を限定せず、関東地方で探せば、年に複数回は講習会が開かれているため、いつでも受験ができます。

特別管理産業廃棄物管理責任者試験は、講習会を受け終了試験に合格すると資格取得できる

特別管理産業廃棄物管理責任者の資格を取るには、特別管理産業廃棄物管理責任者講習会を受け、特別管理産業廃棄物管理責任者修了試験に合格すれば、資格が取れます。資格を取るための条件は特になく、誰でも講習に参加することができ、修了試験に合格すれば資格が得られます。ただし、注意点として、特別管理産業廃棄物中に、感染性廃棄物が含まれる場合は、特別管理産業廃棄物管理責任者の資格で処理することはできず、感染性産業廃棄物を生ずる事業場のための廃棄物管理責任者講習会で、資格を取る必要があります。感染性のあるときの講習会の受講資格は、医師や看護師などの医療関係者・環境衛生指導員資格者・薬学系大学か高専の卒業者でないと受講できません。

特別管理産業廃棄物管理責任者試験を受けるための講習会は、1日で終わります。初めは、行政概論が180分の講義で、内容としては、廃棄物定義・廃棄物処理法・特別管理産業処理計画・処理計画・産業廃棄物管理マニュアルについての講義です。次に、特別管理産業廃棄物の処理と管理に150分の講義があります。講義の内容は、処理計画・処理計画の実際方法・産業廃棄物管理マニュアルの作成などの講義です。以上の講義が終わると、修了試験となります。修了試験は30分で20問を解答します。問題は四肢択一問題と、○×問題が出て、70%以上の正解があると合格です。以上の講義方式は、講義会場に集合しての講習会ですが、最近の講義は、テキストが事前に送付され、講義はWEB上で行います。最後の修了試験の時だけ、試験会場に足を運んで修了試験を受けるようになっています。WEB上の利点は、何回でも講義を見ることができることで、忘れたとしても再度見ることが可能です。


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