アカウンタビリティ 01/その他の管理技術力の解答例


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RCCM試験の過去問、出題予想と解答例/問題1・2・3・4-1・4-2の全問に対応

RCCM試験/その他の管理技術力の解答例の一覧ページです。

アカウンタビリティ 01/その他の管理技術力の解答例

問い
 公共事業におけるアカウンタビリティ(説明責任)について、以下の観点から記述しなさい。
① 公共事業に関するアカウンタビリティが、求められている社会的背景について、述べなさい。
② アカウンタビリティ向上のために、建設コンサルタントの果たすべき役割について、あなたの考え方を述べなさい。

解答例
1.アカウンタビリティが求められている社会的背景
 我が国の社会資本整備については、近年の厳しい財政状況や国民意識の多様化等を背景として、より透明性が高く公正な執行が求められており、住民とのコミュニケーションを図りながら事業プロセス及び結果の満足度を高めることが重要である。
 これまで、各事業段階(構想、計画、事業化など)の合意形成に関する実践・研究は事業分野毎に活発に取り組まれてきた。このため、合意を形成するためのコミュニケーション技術等に関わる知識・経験は事業分野毎に蓄積されており、各現場担当者は参考にできそうな異事業分野や他事業者などに蓄積されたノウハウや創意工夫などを共有しにくい状況にある。
 したがって、各事業における合意形成をさらに高度化させるためには、事業段階、事業や地域の特徴などを踏まえた上で、各現場担当者が有する合意形成に関するノウハウを蓄積・共有できるシステムが必要である。
 建設コンサルタントは、住民の理解・協力が得られるように、広く意見を聞き、解りやすく、納得できる社会資本の充実を進めてゆく必要がある。

2.建設コンサルタントの果たすべき役割
 事業への合意を得るため、建設コンサルタントとして、次の点に留意して、行動するものとする。
(1) 国民の意見の聴取・反映の仕組みの構築
○住民や社会への取り組みを、現場を重視し訴える。
 コンサルの役割を強く意識して、施策及び事業に対する取り組みを伝える。机上ではなく現場を重視し、ボランティアとして参加する施設管理や体験型の現場見学会などを通じて、実像を伝えるとともに、意見交換などによる参加者の理解促進を図る。
【実現のための具体策】
・映像ライブラリーの充実
・ボランティアサポーティングシステムの導入促進
・見学会の実施(体験型、総合学習との連携等)
(2) 施策及び事業に対して理解、協力を求める取り組み
○相手のニーズやテーマに対する知識の熟度に合わせた説明や資料作成を行う。
 的確に情報を伝え、理解していただくためには、相手が関心を持つような説明を行うことが必要である。様々な相手の立場・視点に立って、相手はどのようなことに関心があるか、どのような考えを持っているのか、知りたいことは何かなどを把握し、また相手の気持ちなどを想像しながら、相手に応じて説明資料や説明方法、説明する場所、説明する時間などを創造することを目指す。想定される質問に対する説明資料や説明方法を事前に用意しておくことに努める。
【実現のための具体策】
・研修の実施(コミュニケーションスキル向上等)
○説明会や市民参加型の会議等を行う場合には、目的と結論を出すべき時期、プロセスなどを決めて実施する。
 説明会や市民参画型の会議などにおいて、有意義な検討結果を導き出すためには、まず会議の目的と結論を出すべき時期、手順を明確に示し、会議参加者全員で共有することが重要である。それが共有されないまま、具体的な検討にはいると、結論が出ず議論が振り出しに戻ったりするなど、参加者の意識の低下が懸念される。
 会議に際しては、議論のたたき台や代替案を提案し、議論の円滑化を図ることが重要である。
【実現のための具体策】
・事例の収集と蓄積の継続実施(ルールの設定による成功事例等)
・PIガイドラインの活用
                             - 以 上 -

RCCM試験の合格者は、一般社団法人建設コンサルタンツ協会に登録の申請をしてRCCM登録簿に登録し、登録証の交付を受ける必要があります。試験に合格しただけではRCCM資格を利用することができません。登録には有効期限があるので忘れずに登録を行ってください。
RCCMの申込書の販売は6月初旬から開始されるので早めの購入、必要書類の準備に取り掛かってください。販売期間は出願期間の期限より早く終了します。販売期間が過ぎると申込書が購入できず受験することができなくなるので注意してください。
RCCMには、一般共通の基礎技術力、専門技術分野の基礎技術力ならびに応用技術力、業務遂行のための管理技術力と、様々な技術力が求められます。その様々な技術力が一定水準であるかを試験で評価するために、試験内容も広い範囲の能力を求められ、すべての問題で一定以上の点数を取らないと合格できない形式となっています。出題問題項目ごとに過去問や解答例、参考書を軸に対策をおこないましょう。
土木事業業界の業務内容は年々複雑化し、技術の進歩も著しいものとなってきています。RCCM取得者は年々進化する、技術の発展、変化に対応した知識・技術力の維持を行うため継続的な学習を行うためにCPDの制度を設けてられています。

アカウンタビリティ 02/その他の管理技術力の解答例

問い
 公共事業におけるアカウンタビリティ(説明責任)について、以下の観点から記述しなさい。
① 公共事業に関するアカウンタビリティが、求められている社会的背景について、述べなさい。
② アカウンタビリティ向上のために、建設コンサルタントの果たすべき役割について、あなたの考え方を述べなさい。

解答例
1.アカウンタビリティが求められている社会的背景
 我々が直面している現在にあっては、行政だけで目標に向かって強引に事業の推進を図ることは適切ではない時代となった。限られた財源と人的資源の中で、サービス享受者である国民・市民に満足される事業展開を図るためには、行政が「あれか、これか」の厳しい選択を行った上で、積極的に情報を公開し、事業の各段階において参加を求め、要望や意見を聞き、公共サービスへの人的な支援・協力を国民・市民に求めることが不可欠になってきている。今我々が生きている時代は、まさにアカウンタビリティが行政に当たり前に求められる段階にあるということこそが、公共事業を遂行する上で、最も重要な認識である。

2.建設コンサルタントの果たすべき役割
 事業への合意を得るため、建設コンサルタントとして、次の点に留意して、行動するものとする。
(1) 国民の意見の聴取・反映の仕組みの構築
○施策及び事業に関する双方向コミュニケーション。
 ニーズを聞くだけではなく、コミュニケーションによって、施策及び事業の背景や目的が理解されることを目指すとともに、住民の信頼感を醸成するため、公共的ニーズへの対応状況についても説明していくことを目指す。
【実現のための具体策】
・PIの充実
・パブリックコメントの実施
・出前講座の実施
(2) 施策及び事業に対して理解、協力を求める取り組み
○説明を受けた人からさらに情報が広がっていくよう、わかりやすい資料で説明する工夫を行う。
 少しでも多くの住民に正しい情報を伝えるためには、説明を受けた人が次の人に説明してもらえるように、受け手の立場に立ちできるだけ簡潔に、伝えたいことが明確になるようわかりやすい資料を提供することを目指す。
【実現のための具体策】
・事例収集と蓄積の継続実施
(サイレントマジョリティへ働きかけた事例等)
・小中学生を対象に道路等の社会資本を題材とした図画や作文のコンクール等を開催
・受け手の立場に立った用語等の見直し
・わかりやすい資料の共有
                             - 以 上 -

RCCM試験の合格点は全体で60%の正答が必要です。試験内容は問題1~4に分かれており(4は4-1、4-2)1、3が論文問題2、4は択一のマークシート形式の問題になります。問題1~4のうちどれか1つでも50%を下回ると不合格になるので、すべての問題で合格点を上回る対策が必要になります。論文対策には時間がかかるので早めに試験対策に取り掛かってください。
問題1、問題3の対策が合否の上で重要となります。問題1については、解答例の論文を元に業務経験論文を作成しておき、自分以外の誰かに添削をしてもらっておいたほうが良いでしょう。問題3は問題を予想し、押さえるべき用語を用いた文章・解答を事前に用意して置きましょう。このページでは問題1の「業務経験論文の部品集と解答論文例」、問題3の「管理技術力問題の出題予想と解答例文」をご用意していますので、ご利用ください。
問題2の試験では一般知識についての問題が出題されます。4択の形式での出題となるため、過去問、テキストなどで問題に慣れておくと良いでしょう。択一形式の試験は記述式と比べ対策が容易です。それがなぜ正解なのか、解説や専門書等で確実に理解するようにしましょう。
問題4-2では自分が業務で扱っている分野や専攻して学習した分野をまず得点できるように学習を行いましょう。逆に、不得意な分野のいくつかは捨てるといったことも有効です。過去を分析し自分にあった戦略を立てましょう。


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