プロポーザル方式 01/部品集を活用した解答例


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RCCM試験の過去問、出題予想と解答例/問題1・2・3・4-1・4-2の全問に対応

RCCM試験/その他の管理技術力の解答例の一覧ページです。

プロポーザル方式 01/部品集を活用した解答例

問い
 プロポ-ザル方式について、次の問に答えなさい。
① 建設コンサルタント業務において、選定・契約方式の1つとして現在、建設省等が導入しているプロポ-ザル方式とは、どんなものか説明しなさい。
② 技術者としてあなたがプロポ-ザルを作成するとした場合、どのような点に重点を置くべきか、あなたの専門とする分野において、3点あげて説明しなさい。

解答例
 「公共事業の入札・契約手続きの改善に関する行動計画」の目的は、質の高い公共事業の確保、より透明性・客観性・競争性の高い入札・契約制度への改革、内外無差別原則の徹底を図り国際化に対応した改革とすることにある。今後、我が国は、この行動計画の理念に基づき、透明性・客観性かつ競争性を確保した調達方式の採用、外国企業の適正な評価、入札談合等不正行為の防止等の具体的措置を実施していく必要がある。

①透明・客観的かつ競争的な調達(プロポーザル方式)
 国および一定の政府関係機関の公共事業に係わる設計・コンサルティング業務の調達については、公募型プロポーザル方式、または公募型競争入札方式が採用されている。プロポーザル方式は、発注者が複数の関心表明者に、対象プロジェクトの設計業務に対する設計体制、実施方法やプロジェクトに対する考え方、展開方法などについて技術提案を求め、設計者を特定する方法である。
 プロポーザル方式の対象となる業務としては、次のようなものが挙げられる。
○複数の分野にまたがる調査など広域かつ高度な知識と豊かな経験を必要とする業務
○高度な構造計算・解析を伴う比較検討、新技術を必要とする業務
○先端的な計測・試験などの実験解析、特殊な観測・診断を必要とする業務
○計画から設計まで一貫発注する業務
 プロポーザル方式における設計者の特定は、技術提案と配置予定者の資格・経験から選定し、提案の独創性等を的確に判定するための評価方法や技術者の業務実績等を適正に評価する手法を確立する必要がある。

②プロポーザルを作成する上での留意点
(1) 会社の業務経歴についての記載
 過去数年間の同種又は類似業務、専門分野別の保有技術者数及び有資格技術者の保有状況等について記入し、十分に適応可能な実施体制であること、全社的な取り組みであることをアピールする。
(2) 技術職員の経験と能力についての記載
 管理技術者・照査技術者・担当技術者について、資格及び専門分野の適切性、類似性の高い業務の経験、手持ち業務の件数、過去数年間に担当した業務の業務成績等を記入するとともに、各担当者の発表論文、表彰、取得特許等の状況を強調する。
(3) 業務実施方針と手法についての記載
○業務説明書の理解度
 業務の目的、内容、現地特性、評価基準等を十分に理解し、諸条件を多方面から検討して、技術上及び業務実施上の問題点や課題を抽出する。
○業務方針の妥当性
 業務の実施方針について、技術的作業が明確なテーマを持ち、独創的な主張を持つものであることを強調して作成する。
○提案の適格性・独創性・現実性
 業務について、その目的・内容・諸条件を正しく把握した十分に適格性のある提案であること。
 提案が独創性に富み、技術的テーマ・主張を持ったものであること。
 現地特性、環境面、経済性、施工性などについて、十分に検討された現実性のある提案であること。
○工程計画及び動員計画の妥当性
 工程計画及び技術者の動員計画については、業務の実施方針や手法に対応して、的確な計画であることを強調して作成する。
                             - 以 上 -

RCCMの資格試験の勉強方法として入学試験や他の資格試験同様に過去問から勉強をすることが非常に重要です。過去問題を繰り返し解答し、問題の傾向を覚えるようにしましょう。それでもRCCM試験は出題範囲が広くすべてを学習しようとすると膨大な時間がかかることになってしまいます。このページでは出題傾向分析と特化すべき重点項目集を用意していますので、ご活用ください。
RCCM資格を保有することで、管理技術者、照査技術者として認定されます。RCCM取得後は、工程管理・安全管理などの管理業務の他に施工が計画的に進んでいるかをチェックする照査業務などを担当することになるでしょう。
RCCMの資格試験では自身の学歴ごとに一定年数以上の実務経験が受験には必要となります。この実務経験は建設コンサルタントの業務である必要があるため、RCCM受験の手引きから、自分の実務経験が受験の要件に該当しているかをよく確認しましょう。
問題4-1は土木関連技術の必要基礎知識に関する問題が出題されます。出題分野・内容は例年ある程度一定しています。そのため、過去問から自分がどの分野でどの程度得点をできるのかを確認し、勉強しなければならない分野を把握しましょう。

プロポーザル方式 02/部品集を活用した解答例

問い
 建設コンサルタント業務において、プロポーザル方式への対応は、重要な課題である。これに関して以下の問題に答えなさい。
① 現在行われているプロポーザル方式の概要について、述べなさい。
② 現行のプロポーザル方式の改善すべき点について、3件をあげて述べなさい。

解答例
 今後の公共施設整備は、従来にも増して多様化、高度化する国民ニーズの反映が必要とされ、特に、公共施設整備プロセスの重要な部分を担当する設計・コンサルタント業務等の一層の充実が求められている。このためには、コンサルタント自身は、公共事業の上流部を担当する立場としての中立性・独立性を確保し、発注者からの多様なニーズに対応した高度な技術力を確保するとともに、入札契約方式の改善に努める必要がある。

1.プロポーザル方式の概要
 現在、実施・試行されているプロポーザル方式としては、次のものが挙げられる。
①総合評価型プロポーザル方式は、知識と構想力・応用力のいずれも特に求められる方式である
②技術者評価型プロポーザル方式は、知識または構想力・応用力が特に求められる方式である
③価格競争入札方式は、必要とされる知識または構想力・応用力が比較的小さい場合に採用される
④交渉方式は、欧米で採用されている新たな契約方式で、発注者と提案者が内容や価格を交渉し、発注内容・価格を決めるものである

2.プロポーザル方式の改善方策
 プロポーザル方式の改善については、技術者能力の評価に重点を置き、評価項目及び評価ポイントを明確にするとともに、手続き等の改善も実施する必要がある。
(1) 技術者評価型プロポーザル方式の導入
 業務内容によっては、技術者の能カを評価するだけで特定が可能な業務もあるため、プロポーザル方式の促進等の観点から、技術者能カの評価に重点を置いた「技術者評価型プロポーザル方式」を導入する。
①取得資格や業務経歴などの技術者の資質を表わす情報、過去の業務の事後評価における成績等も重要な評価項目とし、必要に応じてヒアリングを実施する
②「企業・技術者評価データベース」が整備されるまでの間は提出書類とテクリス(TECRIS)等の既存データベースを積極的に活用する
③データベースの整備後は、DBから技術者情報を取得し、提出書類の大幅な削減を図る
(2) 評価ポイントの明確化
 各評価ステージにおいて評価ポイントの明確化を図るとともに、高度な技術的判断が求められる業務の場合は、外部委員会に評価を委託する等の措置を講じる。
 新規性が高く新技術を採用する業務では、新規参入企業に対しても門戸を開放すべく、事後評価の比重を下げることも検討する必要がある。
①企業評価項目は、専門技術力、管理技術力、情報収集力、組織構成力、経営力等について評価する。技術者評価に重点を置いた場合も、契約の相手方として適切かどうかの視点で評価する
②技術者評価項目は、専門技術力、管理技術力、コミュニケーション力、情報収集力、専任性、社会性、取組姿勢等について評価する
③提案内容評価項目は、業務の理解度、提案内容の的確性、コスト(見積価格)、環境への配慮・合意形成・景観への配慮等の特定テーマに対する取組姿勢、特定に必要な範囲の簡単な提案等について評価する
(3) 手続きの改善
①提出書類は簡素化するものとして、将来、DBの拡充により一層の捷出書類の簡素化を実施する
②提案内容の評価も、様式を定め、ぺ一ジ数や図表枚数等のボリュームを制限する
③高度な業務についてはコンペ方式を導入し参加企業に適正な報酬を支払う、指定以外の過度な提案内容は欠格とする等の措置を講じる
                             - 以 上 -

RCCMという資格が作られたのは、技術士だけでは業務を管理する人手が足りないという背景があります。建設コンサルタント会社で働くには必須資格になります。将来的に技術士を目指す方は、その前段階として取得を目指すのも良いでしょう。
RCCMの合格率は、近年は40%程度となっています。ただし年度によって難易度が変わり、20%を切るような年もあります。過去問を徹底分析し、出題の解答例を活用することが、他の資格試験と同様に試験攻略に有効になります。
問題1の業務経験論文はテーマ作成が重要になります。受験する部門に沿わないテーマだと採点されないので注意してください。論文を作成し添削してもらい、合格できる論文ができたらそれを暗記してください。経験論文の制限時間2時間はかなり短いので、試験を想定した手書きでの論文作成は必ず行ってください。
RCCMの資格試験は全国の主要都市で行われます。試験は午前の時間帯から行われるため、遠方の方は前日から会場近くの宿泊先に移動する必要があるでしょう。RCCMの資格受験者は多いため、試験日近くになると会場近くの宿泊先は満室になる可能性があります。早めに宿泊先を確保しておくことも大切です。


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