2級 学科試験 過去問と出題傾向/施工管理法 1/電気工事施工管理

施工管理法 1 過去問/2級 電気工事施工管理 学科試験

工事施工 その1

2電気 学科  R02-40  H30前-40  H28-40  H26-40  H23-40
太陽光発電システムの施工
・太陽電池アレイの電圧測定は、晴天時に日射強度と温度変化の少ないときに行った
・太陽電池モジュールの温度上昇抑制のため、通気層を勾配屋根と太陽電池アレイの間に設けた
・配線作業の前に、感電防止のため太陽電池モジュールの表面を遮光シートで覆った
・雷の発生が多い地域のため、パワーコンディショナの交流側に耐雷トランスを設置した
・接続箱にサージ防護デバイス(SPD) を設け、雷害保護を行った
・電圧にばらつきがないことを確認するため、開放電圧をストリングごとに測定した
・逆流防止ダイオードを接続箱に設けて、ストリングへ逆電流が流入するのを防止した
・太陽電池アレイ用架台は、固定荷重、風圧、積雪、地震時の荷重に耐える構造とする
・積雪地域は、陸屋根に設置した太陽電池アレイの傾斜角を大きくする

2電気 学科  R01後-40  H30後-40  H27-40  H24-40
屋外変電所の施工
・コンパウンドを充填して、大きいサイズの端子の圧縮を行った
・がいしが破損していないか、手ふき清掃とメガテストにより確認した
・がいしが破損していないか、手ふき清掃と絶縁抵抗試験により確認した
・架線工事などの上部作業の終了後に、変電機器の据付けを行った
・GIS の連結は、ビニルシートで仕切って作業し、じんあいの侵入を防止した
・GISの連結は、プレハブ式の防じん組立室を作って作業し、じんあい侵入を防止した
・電線の切断は、端子挿入寸法や端子圧縮時の伸び寸法を考慮して行った
・避雷器は、引込口や引出口に近接する箇所に取り付けた
・点検作業用の接地開閉器は、遮断器の電源側、負荷側の電路に取り付けた
・地絡遮断装置は、二次側電路の地絡保護のために変電所の引出口にを取り付けた
・直撃雷から各機器や母線を保護するため、架空地線を鉄構の頂部に取り付けた

2電気 学科  H25-40
水力発電所の建設工事
・発電所の敷地に網状に接地線をめぐらして多数の銅板を埋設した
・主要機器の据付け前に、建屋内の天井クレーンを設置した
・ピアノ線センタリング方式で、立て軸の水車と発電機の心出しを行った
・ケーシングの現場溶接箇所の欠陥調査を、放射線や超音波を用いた非破壊検査で行った

2電気 学科  R01前-40
汽力発電所のボイラー設備
・自然循環ボイラー … 蒸気ドラムを必要とする
・自然循環ボイラー … 循環ポンプが必要ではない
・貫流ボイラー   … 蒸気ドラムが必要ではない
・貫流ボイラは   … 循環ポンプが必要ではない

2電気 学科  H29-41
架空送電線の緊線工事工法
・切分け工法
・相取り工法
・プレハブ架線工法
・送り込み工法
・懸垂緊線工法

2電気 学科  R02-41 R01後-41 R01前-41 H30後-41 H30前-41 H28-41
       H27-41 H24-41 H23-41

高圧架空配電線路の施工
・電線接続部の絶縁処理に、絶縁電線と同等以上の絶縁効果がある絶縁カバーを用いた
・高圧電線は、圧縮スリーブを用いて接続した
・張線器で、延線した高圧電線の引張り、たるみを調整した
・高圧電線の引留支持用に、高圧耐張がいしを用いた
・支線が断線したとき、玉がいしを地表上 2.5m以上 となる位置に取付けた
・長さ 15m の A 種コンクリート柱は、2.5m の根入れの深さとした
・打込み式アンカを、支線の埋設部分に用いた
・高圧架空電線の分岐接続に、圧縮型分岐スリーブを用いた
・高圧架空電線の張力のかかる接続箇所は、圧縮スリーブを用いた

・変圧器の一次側に高圧カットアウトを取り付けるのは、柱上変圧器の過負荷保護のためである
・柱上変圧器の二次側には、B 種接地工事を施した
・柱上変圧器を、市街地において地表上 4.5m 以上の位置に取り付けた
・配電用避雷器を、柱上開閉器の近くに設けた
・柱上開閉器を、高圧配電線路の事故区間の切り離しのために設けた
・変圧器外箱の A 種接地工事の接地抵抗値を、10 Ω以下とした
・B 種接地工事の接地線は、直径 4mm 以上の軟銅線を用いた
・接地線は、合成樹脂管で 地下 75㎝ から 地上 2m までの部分を保護した

2電気 学科  H26-41
架空電線路の施工
(高圧電線と低圧電線は同一支持物に施設する場合)
・高圧ケーブルの被覆に用いる金属体に、D種接地工事を施した
・架空電線の分岐接続は、電線の支持点で行い、電線に張力が加わらないようにした
・屋外用ポリエチレン絶縁電線(OE)を高圧架空電線に用いて、低圧架空電線より上に施設した
・高圧引下用架橋ポリエチレン絶縁電線(PDC)を、高圧架空電線から柱上変圧器への配線に用いた

2電気 学科  H25-41
高圧架空電線の施設
(電気設備の技術基準とその解釈第67条)
・ちょう架用線に、亜鉛めっき鉄より線の、断面積が 22mm2 以上のものを用いた
・ちょう架用線に、D種接地工事を行う
・ケーブルとちょう架用線を、腐食しにくい金属テープで 20cm 間隔でらせん状に巻いた
・ケーブルをちょう架するハンガは、50cm 以下の間隔とした

工事施工 その2

2電気 学科  R02-42  H29-42  H22-42
高圧受電設備の受電室
・受電室に排水管が通過しないように施設した
・保守点検に必要な 0.8m の通路の幅をとった
・屋内キュービクルの点検を行う面は 0.6m の保有距離とした
・受電室は耐火構造として、壁、柱、床、天井を不燃材で造って区画した
・配電盤の計器面は、300 lx の照度とした
・「高圧危険」と「関係者以外立入禁止」の表示をし、扉には施錠装置を施した

2電気 学科  H30前-42  H28-42  H25-42
金属線ぴ工事
(電気設備の技術基準とその解釈第161条)
・線ぴ内で電線を接続しないようにした
・電線にビニル電線(IV)を用いた
・乾燥している点検が可能な隠ぺい場所に施設した
・線ぴが 4m以下 なので、D種接地工事を省いた

2電気 学科  R01前-42
金属管配線
・金属管配線に絶縁電線(IV)を用いた
・金属管のこう長が 30m を超えないよう、途中にプルボックスを設けた
・金属管の径が 31 mm の管の内側の曲げ半径を管内径の 6倍 以上とした
・強電流と弱電流の回路の電線を、同じ箱に収めるため、金属製の隔壁にC種接地工事を施した

2電気 学科  R01後-42  H30後-42  H27-42  H26-42  H23-42
低圧屋内配線、ライティングダクト
・ライティングダクトの終端部は、エンドキャップで閉そくし、充電部の露出がないようにした
・天井を照らす照明の取り付けでも、ライティングダクトの開口部を下向きに設置した
・金属製部を絶縁物で被覆したライティングダクトを用いたので、D種接地工事を省いた
・ライティングダクトの金属製部分(導体を除く) には、D種接地工事を施した
・電気用品安全法の適用を受けたライティングダクト、付属品を用いた
・壁や二重天井に、ライティングダクトが貫通しないよう施設した

・金属ダクト配線に、ビニル電線(IV)を用いた
・金属線ぴと附属品に、D種接地工事を行った
・金属管配線は、点検できない水気のある場所に施工した
・ビニルケーブル(VVF)を、張力が加わらないよう二重天井内に施設した
・二重天井内に、PF管を使用した合成樹脂管配線を施設した

2電気 学科  R01後-43  R01前-43  H29-43  H26-43  H23-43
架空式電車線路の施工
・電車線を支持する可動ブラケットの電柱への取り付けに、長幹がいしを用いた
・ちょう架線のハンガ取付箇所には、保護カバーを取り付け、アーク溶損を防止した
・トロリ線相互の接続は、ダブルイヤーを用いて、パンタグラフの通過に支障がないようにした
・直線区間のトロリ線は、左右ジグザグに偏位をつけてパンタグラフの溝摩耗を防止する
・パンタグラフがしゅう動通過できるように、スプライサをトロリ線相互の接続に使用した
・直流区間の塩害箇所に用いる懸垂がいしに、耐電食用を使用した
・普通鉄道の き電線相互では、圧着接続してはならない
・張力を受ける架空き電線相互の接続は、直線の場合「直線圧縮スリーブ」を使用する
・張力を受ける架空き電線相互の接続は、分岐の場合「6の字形圧縮スリーブ」を使用する
・新幹線鉄道の き電線の支持方法に、V 吊り方式と垂ちょう方式を用いた
・き電分岐箇所は、ちょう架線とトロリ線とを、M~T コネクタにより接続した

2電気 学科  H30後-43  H28-43  H25-43  H22-43
パンタグラフの離線防止
・トロリ線の波動伝播速度を向上させる
・トロリ線の接続箇所を少なくする
・トロリ線の勾配変化を少なくする
・トロリ線の架線金具を軽くする
・トロリ線の硬点を除去する
・トロリ線の架線張力を適正に保持する

工事施工 その3

2電気 学科  H30前-43  H27-43
電車線の区分装置(セクション)
・エアセクション
 直流、交流区間、共に広く採用されて、パンタグラフ通過中に電流は中断しない
 高速運転に適し、主に駅間に設けられる
・FRPセクション
 FRP 強化プラスチックを絶縁材として、パンタグラフ通過中に電流は中断しない
 直流区間の駅構内に設けられる
・がいし形セクション
 懸垂がいしを絶縁材として、パンタグラフ通過中に電流は中断しない
 交流区間の駅構内に設けられる
・デッドセクション
 交流区間の隣接する変電所の、異なる位相の主電電圧相互間の区分をする
・BTセクション(ブースターセクション)
 架線電流を吸上変圧器の巻線に接続する関係から必要になる架線の絶縁

2電気 学科  H30前-44
構内交換設備の施工
・IP電話機の配線には、UTPケーブルを用いた
・デジタルPBX方式の交換機に、デジタル電話交換機を接続した
・事業用電気通信設備との接続は、分界点を定め切り離しが容易にできるようにした
・電話配線、電話機の設置後のサービス機能の試験は、電話機ごとに行った

2電気 学科  R01前-44  H29-44  H25-44
情報通信設備の屋内配線
・電話設備の幹線に、着色識別ポリエチレン絶縁ポリエチレンシースケーブル(CCP−P)、
 通信用構内ケーブル(TKEV)を用いた
・非常放送設備の遠隔操作器の配線に、耐熱電線600V二種ビニル絶縁電線(HIV)を用いた
・防犯設備の監視カメラの配線に、高周波同軸ケーブル(5C−2V)を用いた
・保守用インターホン設備の配線に、警報用ポリエチレン絶縁ケーブル(AE)、
 着色識別ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル(FCPEV)を用いた
・非常放送設備のスピーカの配線に、耐熱電線(HP)を用いた
・監視カメラの配線に、テレビジョン受信用同軸ケーブル(5C−FB)を用いた

・ドアスイッチは扉の開閉を検知するためマグネット部を扉にリードスイッチ部を建具枠を付けた
・ガラス破壊センサは、はめころし窓ガラスの破壊や切断を検知するため、ガラス面に取付けた
・熱線式アクティブセンサは、放出した熱線で侵入者を検知するため、外壁に取り付けた
・センサライトは、外壁に取り付けることでライトが点灯し侵入者を威嚇する

2電気 学科  R02-44  H30後-44  H28-44
有線電気通信設備
・横断歩道橋の上に設置する架空電線(通信線) は、横断歩道橋の路面から 3m の高さとした
・横断歩道橋の上部を除いた道路上に設置する架空電線は、路面から 5m の高さとした
・電柱の昇降に用いるねじ込み式の足場金具を、地表上 1.8m以上 の高さに取り付けた
・屋内電線(通信線) が低圧の屋内強電流電線と交差するため、10cm以上 の離隔距離をとった
・屋内電線と大地間の絶縁抵抗を直流 100V の絶縁抵抗計で測定すると、1MΩ なので良好とした
・通信回線の線路を、100V 以下の電圧とした
・架空電線と他人の建造物とは、40cm の離隔距離をとった
・地中電線が、地中強電流電線との離隔距離が 30cm (地中強電流電線の電圧が 7kV 以上は
 60cm )になるよう設置するときは、堅ろうで、耐火性の隔壁を設置する

2電気 学科  R01後-44  H27-44
拡声設備
(事務所ビルの全館放送に用いる場合)
・同一回線のスピーカーは、並列に繋げた
・緊急放送を一斉スイッチにより行うため、音量調整器に 3線式 で配線した
・非常警報設備のスピーカへの配線は、耐熱電線(HP) を使用した
・ハイインピーダンス方式のスピーカを用いた

施工計画 その1

施工計画全般

2電気 学科  H30後-45
請負契約約款の設計図書
・含まれる設計図書  … 図面 、仕様書 、現場説明書
・含まれない設計図書 … 請負代金内訳書

2電気 学科  R02-45
施工計画書作成の目的
・施工の効率を高める
・コスト目標を達成する
・安全に工事を行う

2電気 学科  R01前-46  H29-45  H26-46
申請書と提出先
・確認申請書(建築物)   … 建築主事又は指定確認検査機関
・機械等設置届      … 労働基準監督署長
・道路使用許可申請書   … 所轄警察署長
・高層建築物等予定工事届 … 総務大臣
・労働者死傷病報告    … 所轄労働基準監督署長
・道路占用許可申請書   … 道路管理者

2電気 学科  R01後-45  H30後-46  H28-45  H25-45  H22-45
施工計画書の記載事項
【 新築工事の総合的な計画をまとめた施工計画書に記載するもの 】
①一般事項
・目的
・工事概要
・電気設備概要
・適用図書
②総合仮設計画
・仮設計画
③機器搬入計画書
④施工管理計画
・施工方針
・現場施工体制表
・総合工程表
・官公庁届出書類一覧
・使用資材メーカー一覧
・施工図作成予定表
・施工要領書作成予定表

【 記載の必要がないもの 】
・機器承諾図
・施工要領書

・労務工程表     … 必要な労務量を予測して円滑に工事を進める
・安全衛生管理体制表 … 施工、安全の管理体制の制定
・総合工程表     … 大局的に工事全体を把握する
・搬入計画書     … 工期に支障のないよう、建築業者や関連業者と打合せを行う
・施工要領書     … 一施工工程の確認手順や具体的な計画
・総合施工計画書   … 施工体制、安全衛生管理計画、仮設計画
・施工計画書     … 工期内で完了できる工法の検討

2電気 学科  R01後-45  H30前-45
施工要領書に関する記述
・工事監理者に、施工前に提出して確認を受ける
・部分詳細や図表などを使用し分かりやすくする
・製造者から提供された図表や、写真を添付して工夫する
・原則として、設計図書と相違があってはいけない
・作成した施工計画書をに基づき、施工要領書を作成する

2電気 学科  R01後-46  H29-46  H25-46  H22-46
大型機器の搬入計画
 大型機器の搬入計画を立案する場合の確認事項として、
・関係のないもの
 作業員の健康診断記録、搬入業者の作業員名簿
・関係のあるもの
 運搬車両の駐車位置と待機場所、作業に必要な有資格者、搬入口の位置と大きさ、
 搬入時期、搬入順序、搬入揚重機の選定、搬入経路と作業区画場所

2電気 学科  H28-46  H24-46
仮設計画
・仮設計画は、安全の基本となるものである
・仮設計画は、関係法令を遵守して立案しなければならない
・仮設計画の良否は、品質や工程、その他の計画に影響を与える
・受注者は、工事着手前に目的物の完成に必要な手順や工法等の施工計画書の提出が必要である
・仮設計画には、火災予防や盗難防止に対しての計画が含まれる

2電気 学科  R02-46  H30前-46  H27-46  H23-46
消防用設備等の届出
・消防用設備等の着工届は、工事着手日の 10日前 までに届け出なければならない
・設置届は、工事完了日から 4日以内 に消防長、消防署長に届け出なければならない

施工計画 その2

設計図書

2電気 学科  H27-45  H24-45
公共工事の設計図書
 公共工事標準請負契約約款に定められた設計図書に、
・含まれないもの … 請負代金内訳書
・含まれるもの  … 仕様書、図面、現場説明書、質問回答書

2電気 学科  H26-45
設計図書の優先順位
 公共建築工事の設計図書の優先順位
 ① 質問回答書
 ② 現場説明書
 ③ 特記仕様書
 ④ 図面(設計図)
 ⑤ 標準仕様書

工程管理

工程管理全般

2電気 学科  R02-47 H30後-47 H30前-47 H28-47 H27-47 H25-47 H23-47
工程管理で留意する事項
・各工事の開始日は、施工完了予定日から所要期間を逆算して設定する
・施工速度を上げると、品質は低下しやすい
・常にクリティカルな工程を把握して重点的に管理をする
・電力引込みなどの屋外工事は、天候不順などを考慮し、工程に余裕をもたせる
・工程の変更は、速やかに作業員や関係者に周知徹底を行う
・人工山積表での工程管理は、稼働人数を平準化し効率的な労務管理ができる

・主要機器の手配は、承諾期間、製作期間、総合工程を考慮する
・月間工程管理は、毎週の工事進捗度を把握する
・月間工程表で工事の進捗を管理し、週間工程表では詳細に検討・調整する
・進捗度曲線は、工期と出来高の関係を示すものである
・総合工程表は、工事の着工から竣工までを大局的に管理する
・ツールボックスミーティングは、作業前に作業進捗状況や不具合を共有し、作業を円滑に行う

2電気 学科  H26-47  H22-47
工程管理の手順
(工程管理の一般的な手順)
  月間・週間工程の計画
    ↓
  作業の実施
    ↓
  計画した工程と進捗の比較
    ↓
  工程計画の是正処置

2電気 学科  R01後-47
総合工程表の作成
・工程的に動かせない作業は、他の作業との関連性をふまえて、それを中心に計画する
・受変電設備、幹線などの工事期間は、受電の自主検査日から逆算して計画する
・受電日は、試運転調整や諸検査に必要な期間も含めて計画を行う
・主要機器の工事工程計画は、製作期間、現場搬入時期、据付調整期間などを考慮する

ネットワーク工程表

各種工程表の特徴

2電気 学科  R01前-47  H29-47  H26-48  H22-48
アロー形ネットワーク工程表の特徴
・バーチャート工程表と比較すると、各作業の関連性が明確である
・バーチャート工程表と比較すると、計画と実績の比較が難しい
・バーチャート工程表と比較すると、各作業の余裕日数・余裕時間が容易に分かる
・バーチャート工程表と比較すると、重点的管理をすべき作業がよく分かる
・バーチャート工程表と比較すると、クリティカルパスにより、重点的工程管理ができる
・アクティビティは、時間を必要とする作業活動、材料入手などの活動を示す
・先行作業のイベントが、完了しないと後続作業は開始できない
・最早開始時刻とは、アクティビティが最も早く開始できる時刻のことである
・デュレーションは、作業や工事に要する時間(日数)のことで、矢線の下に書く

品質管理

2電気 学科  R02-49 R01後-49 R01前-49 H30後-49 H30前-49 H29-49
       H28-49 H27-49 H26-49 H25-49 H24-49 H22-49

品質管理図
・散布図
 2つの特性を横軸と縦軸にとって、測定値を打点した図で、相関の有無が分かる
・特性要因図
 潜んでいる問題点をあぶり出すために結果の特性がどのようにもたらされたかを図式化したもの
・管理図
 工程における偶然原因と異常原因によるばらつきを判断し、工程を管理する
・ヒストグラム
 統計で度数分布を示す柱状グラフで、縦軸に度数、横軸に階級をとり各階級の度数を柱で示す
・パレート図
 値が降順にプロットされた棒グラフと累積構成比の折れ線グラフを複合グラフに組み合わせたもの

2電気 学科  H29-50  H26-50  H23-50
絶縁抵抗測定
・絶縁抵抗計の接地端子(E)と線路端子(L)を短絡しスイッチを入れゼロ(0)Ωを測定前に確認した
・200 V 電動機用の電路と大地間を、500 V の絶縁抵抗計で測った
・対地静電容量が大きい回路のため、測定値の値は絶縁抵抗計の指針が安定してから測った
・高圧ケーブルの各心線と大地間の測定に、1000 V の絶縁抵抗計を用いた

2電気 学科  R02-50  H30後-50  H28-50  H24-50
接地抵抗測定
・測定用補助接地棒(P、C) は、被測定接地極(E)、測定用補助接地棒(P)、測定用補助接地棒(C)の順番に、10m間隔で配置した
・測定前に、接地端子箱内で、機器側と接地極側の端子を切り離した
・測定前に、接地抵抗計の電池電圧のチェックを行った
・検流計の指針が 0 (ゼロ)の 目盛りを示したときのダイヤルの目盛りを読んだ
・測定前に、小さい地電圧であることを確認した
・測定用補助接地棒を打込む場所がないので、補助接地網を用いて測定した
・測定用補助接地棒を打込めないので商用電源のアース側を利用した簡易測定(2極法)で測った

2電気 学科  R01後-50  H30前-50  H27-50  H25-50  H22-50
測定器と使用目的
 〔 測定器 〕        〔 使用目的 〕
・検相器      …  三相動力回路の相順の確認
・検電器      …  充電の有無の確認
・絶縁抵抗計    …  回路の絶縁状態の確認
・回路計(テスタ)  …  電圧・電流の測定
・接地抵抗計    …  接地抵抗の測定
・クランプ式電流計 …  電流の測定
・耐圧試験器    …  高圧電路・機器に規定の電圧をかけ異常を確認

2電気 学科  R01前-50
絶縁性能試験
・高圧引込みケーブルの絶縁性能試験(絶縁耐力試験)の交流の試験電圧は、
 最大使用電圧の 1.5倍 とする

安全管理 その1

労働安全衛生法

労働安全衛生法施工令

2電気 学科  R01前-52  H29-52  H25-51  H22-52
6条 作業主任者を選任すべき作業
事業者は、〇〇〇を取り扱う作業については、技能講習を修了した者のうちから、〇〇〇作業主任者を選任し、その者に作業の方法を決定させ、労働者を指揮させなければならない

〇高圧室内作業主任者  1項
 ・高圧室内作業
〇ガス溶接作業主任者  2項
 ・アセチレン溶接装置、ガス集合溶接装置を用いて行う金属の溶接、溶断、加熱の作業
〇ボイラー取扱作業主任者  4項
 ・ボイラー(小型ボイラーを除く)の取扱いの作業
〇地山の掘削作業主任者  9項
 ・掘削面の高さが 2m 以上となる地山の掘削の作業
〇土止め支保工作業主任者  10項
 ・土止め支保工の切りばり、腹起こしの取付け、取り外しの作業
〇ずい道等の掘削等作業主任者  10項
 ・ずい道等の掘削の作業、ずり積み、ずい道支保工の組立て、ロツクボルトの取付け、
  コンクリート等の吹付けの作業
〇ずい道等の覆工作業主任者  10項
 ・ずい道等の覆工、ずい道型枠支保工の組立て、移動、解体、コンクリートの打設の作業
〇型枠支保工組立て等作業主任者  14項
 ・型枠支保工の組立て、解体の作業
〇足場の組立て等作業主任者  15項
 ・つり足場、張出し足場、高さが 5m 以上の構造の足場の組立て、解体、変更の作業
〇鉄骨の組立て等作業主任者  15項
 ・高さが 5m 以上の、金属製部材による建築物の骨組みの組立て、解体、変更の作業
〇木造建築物の組立て等作業主任者  15項
 ・軒高が 5m 以上の木造建築物の構造部材の組立て、屋根下地や外壁地下の取付け作業
〇酸素欠乏危険作業主任者  21項
 ・酸素欠乏危険場所における作業
〇石綿作業主任者  23項
 ・石綿、もしくは、石綿をその重量の 0.1% を超えて含有する製剤を取り扱う作業

安全管理 その2

労働安全衛生規則

2電気 学科  R02-52  H30後-52
36条 特別教育を必要とする業務
事業者は、〇〇〇の業務に労働者をつかせるときは、業務に関する安全、衛生のための特別の教育を行わなければならない
・建設用リフトの運転
・アーク溶接機を用いて行う金属の溶接、溶断等の業務  3項
・最大荷重 0.5t のフォークリフトの運転
・作業床の高さ10m未満の高所作業車運転業務  10の5項
・小型ボイラー取扱業務  14項
・玉掛(1t未満のクレーン、移動式クレーン、デリック)業務  19項
・酸素欠乏危険作業にかかる業務  26項
・足場の組立て、解体、変更の作業に係る業務  39項
・研削といしの取替え、取替え時の試運転の業務

 コンクリートポンプ車の圧送装置の操作業務は、有害な業務として特別教育を受けた者が行う

2電気 学科  H28-51-1  H24-51-4
330条の1 手持型電灯等のガード
・事業者は、移動電線に接続する手持型の電灯、仮設の配線、移動電線に接続する架空吊つり下げ電灯等には、感電の危険、電球の破損による危険を防止するため、ガードを取り付けなければならない

2電気 学科  R01後-51  H30前-51  H28-51
349条 感電の防止
事業者は、架空電線、電気機械器具の充電電路に近接する場所で、工作物の建設、解体、点検、修理、塗装等の作業、これらに附帯する作業、くい打機、くい抜機、移動式クレーン等を使用する作業を行なう場合において、作業に従事する労働者が作業中、通行の際に、充電電路に身体等が接触し、接近することにより感電の危険が生ずるおそれのあるときは、次の措置を講じなければならない
・充電電路を移設する
・感電の危険を防止するための囲いを設ける
・充電電路に絶縁用防護具を装着する
・措置を講ずることが困難なときは、監視人を置き、作業を監視させる

2電気 学科  R01後-51  H26-51
350条 停電作業を行う場合の措置
・開路に用いた開閉器に、作業中、施錠し、若しくは通電禁止に関する所要事項を表示し、監視人を置くこと
・開路した電路が電力ケーブル、電力コンデンサ等を有する電路で、残留電荷による危険を生ずるおそれのあるものについては、安全な方法により残留電荷を確実に放電させること
・開路した電路が高圧・特別高圧であったものは、検電器具により停電を確認すること
・誤通電、他の電路との混触、他の電路からの誘導による感電の危険を防止するため、短絡接地器具を用いて確実に短絡接地すること
・高圧の電路が無負荷であることを確認したのち、電路の断路器を開路すること

2電気 学科  H26-51-1
350条の1 電気工事の作業指揮等
・労働者にあらかじめ作業の方法、順序を周知させ、作業を直接指揮すること

2電気 学科  R02-51-1
519条の1 開口部等の囲い等
・事業者は、高さが 2m以上 の作業床の端、開口部等で墜落により労働者に危険を及ぼすおそれのある箇所には、囲い、手すり、覆い等を設けなければならない

2電気 学科  H30後-51
521条の1 安全帯等の取付設備等
・事業者は、高さが 2m以上 の箇所で作業を行う場合において、労働者に安全帯等を使用させるときは、安全帯等を取り付ける設備等を設けなければならない

2電気 学科  R02-51-2
522条 悪天候時の作業禁止
・事業者は、高さが 2m以上 の箇所で作業を行う場合において、強風、大雨、大雪等の悪天候のため作業の実施について危険が予想されるときは、作業に労働者を従事させてはならない

2電気 学科  R02-51-3
523条 照度の保持
・事業者は、高さが 2m以上 の箇所で作業を行うときは、作業を安全に行うため必要な照度を保持しなければならない

2電気 学科  R02-51-4  H28-52  H25-52
526条の1 昇降設備の設置等
・事業者は、高さ、深さが 1.5m を超える箇所で作業を行うときは、作業に従事する労働者が安全に昇降するための設備等を設けなければならない
ただし、設けることが作業の性質上著しく困難なときは、この限りでない

2電気 学科  H29-51  H26-52  H23-51
536条の1 物体投下による危険の防止
・事業者は、3m 以上の高所から物体を投下するときは、適当な投下設備を設け、監視人を置く等、労働者の危険を防止するための措置を講じなければならない

2電気 学科  R01後-52  H30前-52  H27-52
563条の1-2 作業床
・高さ 2m以上 の足場の、幅は 40cm以上 とし、床材間のすき間は 3cm以下 とする
・高さ 2m以上 の足場には、床材と建地との隙間を 12cm未満 とする

2電気 学科  R01後-52
563条の1-3 作業床
・わく組足場では、交さ筋かい下部のすき間からの墜落を防止するため、交さ筋かいに加え下さんや幅木等の設置や、手すりわくの設置が必要である
・事業者は、足場(一側足場を除く)における高さ 2m 以上の作業場所に設ける作業床で、墜落により労働者に危険を及ぼすおそれのある箇所には、高さ 85cm 以上の手すり等を設けなければならない

安全管理 その3

クレーン等安全規則

2電気 学科  H27-51-2
215条 不適格なワイヤロープの使用禁止
事業者は、次のいずれかに該当するワイヤロープをクレーン、移動式クレーン、デリツクの玉掛用具として使用してはならない
・ワイヤロープひとよりの間に、素線の数の 10% 以上の素線が切断しているもの
・直径の減少が公称径の 7% をこえるもの
・キンクしたもの
・著しい形くずれ、腐食があるもの

2電気 学科  H27-51-3
220条 作業開始前の点検
・事業者は、クレーン、移動式クレーン、デリツクの玉掛用具であるワイヤロープ、つりチエーン、繊維ロープ、繊維ベルト、フック、シヤツクル、リング等の金具を用いて玉掛けの作業を行うときは、その日の作業を開始する前にワイヤロープやフック、リング等の異常の有無について点検を行わなければならない
・事業者は、前項の点検を行った場合において、異常を認めたときは、直ちに交換や補修をしてから使用しなければならない

電気 学科  R01前-51  H27-51
玉掛け作業の安全 1 共通事項
・玉掛け用ワイヤロープは、両端に、アイを備えているものを用いた
・玉掛け用ワイヤロープが、クレーンのフック部で重ならないようにした
・ワイヤロープの安全荷重は、つり角度で変わるので、ワイヤロープのサイズを変更した
・玉掛け用ワイヤロープは、使用開始前に異常の有無を点検したものを使用した
・玉掛け用ワイヤロープは、 6 の安全係数のものを用いた

酸素欠乏症等防止規則

施工管理法 1 出題傾向/2級 電気工事施工管理 学科試験

◎は、予想が的中したものです。

重点予想 R02 R01下期 R01上期 H30下期 H30上期 H29 H28 H27 H26 H25 H24 H23 H22
[工事施工]  
工事施工  
 太陽光発電システムの施工
 屋外変電所の施工
 水力発電所の建設工事
 汽力発電所のボイラー設備
 架空送電線の緊線工事工法
 高圧架空配電線路の施工
 架空電線路の施工
 高圧架空電線の施設
 高圧受電設備の受電室
 金属線ぴ工事
 金属管配線
 低圧屋内配線、ライティングダクト
 架空式電車線路の施工
 パンタグラフの離線防止
 電車線の区分装置(セクション)
 構内交換設備の施工
 情報通信設備の屋内配線
 有線電気通信設備
 拡声設備
[施工計画]  
施工計画全般  
 請負契約約款の設計図書
 施工計画書作成の目的
 申請書と提出先
 施工計画書の記載事項
 施工要領書に関する記述
 大型機器の搬入計画
 仮設計画
 消防用設備等の届出
設計図書  
 公共工事の設計図書
 設計図書の優先順位
[工程管理]  
工程管理全般  
 工程管理で留意する事項
 工程管理の手順
 総合工程表の作成
各種工程表の特徴  
 アロー形ネットワーク工程表の特徴
[品質管理]  
品質管理  
 品質管理図
 絶縁抵抗測定
 接地抵抗測定
 測定器と使用目的
 絶縁性能試験
[安全管理]  
労働安全衛生法施工令  
 6条作業主任者を選任すべき作業
労働安全衛生規則  
 36条 特別教育を必要とする業務
 330条の1 手持型電灯等のガード
 349条 感電の防止
 350条 停電作業を行う場合の措置
 350条の1 電気工事の作業指揮等
 519条の1 開口部の囲い
 521条の1 安全帯等の取付設備等
 522条 悪天候時の作業禁止
 523条 照度の保持
 526条の1 昇降設備設置
 536条の1 物体投下による危険の防止
 563条の1-2 作業床
 563条の1-3 作業床
クレーン等安全規則  
 215条 不適格なワイヤロープの使用禁止
 220条 作業開始前の点検
 玉掛け作業安全1共通事項