コンクリート技士試験 過去問と解答 平成29年度 2017


コンクリート技士試験の出題項目は、次の内容です。
 ・コンクリート用材料
 ・コンクリートの性質
 ・コンクリートの耐久性
 ・配合調合設計
 ・製造、品質管理、検査
 ・コンクリートの施工
 ・コンクリート製品
 ・コンクリート構造の設計

コンクリート技士試験 過去問と解答 平成29年度 2017 1

コン技士  H29-01
圧縮強さの試験結果図

 下図は普通、中庸熱、低熱ポルトランドセメントについて、JIS R 5201(セメントの物理試験方法)によって求めた圧縮強さの試験結果の一例を示してたものである。試験結果Cのセメントとして、適当なものはどれか。
1701 300x221 - コンクリート技士試験 過去問と解答 平成29年度 2017
 × 1 普通ポルトランドセメント
 × 2 早強ポルトランドセメント
 〇 3 中庸熱ポルトランドセメント
 × 4 低熱ポルトランドセメント

コン技士  H29-02
ポルトランドセメント

JIS R 5210(ポルトランドセメント)の規定に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
 × 1 早強ポルトランドセメントは、普通ポルトランドセメントよりも比表面積の下限値が小さく規定されている。
 × 2 中庸熱ポルトランドセメントは、けい酸三カルシウム(C3S)の下限値が規定されている。
 〇 3 低熱ポルトランドセメントは、材齢91日の圧縮強さの下限値が規定されている。
 × 4 耐硫酸塩ポルトランドセメントは、けい酸二カルシウム(C2S)の上限値が規定されている。

コン技士  H29-03
粗骨材のふるい分け試験結果

下表は、粗骨材のふるい分け試験の結果である。この粗骨材の最大寸法と粗粒率の組み合わせとして、正しいものはどれか。
1702 300x140 - コンクリート技士試験 過去問と解答 平成29年度 2017
 × 1 粗骨材最大寸法:20mm  粗粒率:6.74%
 × 2 粗骨材最大寸法:20mm  粗粒率:7.21%
 〇 3 粗骨材最大寸法:25mm  粗粒率:6.74%
 × 4 粗骨材最大寸法:25mm  粗粒率:7.23%

コン技士  H29-04
混和材の主な作用機構と付与される性能

 下表は、混和材の種類、主な作用機構および付与される性能の例を示している。混和材の種類A~Dに関する次の組合せのうち、適当なものはどれか。
1703 300x191 - コンクリート技士試験 過去問と解答 平成29年度 2017
 〇 1
 × 2
 × 3
 × 4

コン技士  H29-05
混和材料の品質規格

 各種混和材料の品質規格に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
 〇 1 高性能AE減水剤は、JIS A 6204(コンクリート用化学混和剤)において、スランプの経時変化量の上限値が規定されている。
 × 2 高性能減水剤は、JIS A 6204(コンクリート用化学混和剤)において、凍結融解に対する抵抗性が規定されている。
 〇 3 フライアッシュは、JIS A 6201(コンクリート用フライアッシュ)において、未燃焼炭素含有量の目安となる強熱減量の上限値が規定されている。
 〇 4 高炉スラグ微粉末は、JIS A 6206(コンクリート用高炉スラグ微粉末)において、比表面積の大きさにより4つに区分されている。

コン技士  H29-06
引張試験

 下図は、鉄筋、PC鋼棒、炭素繊維補強材の引張試験で得られる応力~ひずみ関係を模式的に示したものである。図中のA~Cに対する材料の組合せとして、適当なものはどれか。
1704 253x300 - コンクリート技士試験 過去問と解答 平成29年度 2017
 × 1
 〇 2
 × 3
 × 4

コン技士  H29-07
練混ぜ水

コンクリートの練混ぜ水に関する次の記述のうち、JIS A 5308(レディーミクストコンクリート)ならびにJIS A 5308付属書C(レディーミクストコンクリートの練混ぜに用いる水)の規定に照らして、誤っているものはどれか。
 × 1 スラッジ固形分率が 3% を超えないように調整したスラッジ水を、高強度コンクリートに使用した。
 〇 2 スラッジ固形分率が 1% 未満のスラッジ水を使用する場合、スラッジ固形分を水の質量に含めて計量した。
 〇 3 塩化物イオン(Cl-)量、セメントの凝結時間の差、およびモルタルの圧縮強さの比が上水道水以外の水の品質に規定される値を満足する回収水を普通コンクリートに使用した。
 〇 4 上水道水以外の水の品質に関する規定に適合した地下水を、上水道水に混合して使用した。

コン技士  H29-08
コンクリートの配合修正

 同一スランプを得るためのコンクリートの配合修正に関する次の一般的な記述のうち、不適当なものはどれか。
 〇 1 細骨材が微留分の多いものに変わると、単位水量は大きくなる。
 〇 2 粗骨材が実積率の大きいものに変わると、単位水量は小さくなる。
 × 3 粗骨材が川砂利から砕石に変わると、細骨材率は小さくなる。
 〇 4 粗骨材が最大寸法の大きいものに変わると、単位水量は小さくなる。

コン技士  H29-09
コンクリートの配合条件

下表に示すコンクリートの配合条件が与えられているとき、次の記述のうち、不適当なものはどれか。ただし、セメントの密度は3.15g/cm3、細骨材の表乾密度は2.60g/cm3、粗骨材の表乾密度は2.65g/cm3、粗骨材の実積率は58%とする。
1705 300x53 - コンクリート技士試験 過去問と解答 平成29年度 2017
 〇 1 細骨材率は、48.0%~49.0% である。
 〇 2 単位細骨材量は、855~856kg/m3 である。
 〇 3 単位粗骨材量は、922~923kg/m3 である。
 × 4 コンクリートの単位容積質量は、2330~2340kg/m3 である。

コン技士  H29-10
ワーカビリティー

 コンクリートのワーカビリティーに関する次の一般的な記述のうち、不適当なものはどれか。
 × 1 エントラップエアは、コンクリートのワーカビリティーを改善する。
 〇 2 セメントの粉末度は大きくなると、セメントペーストの粘性は高くなり、流動性は低下する。
 〇 3 スランプ試験の測定後に平板の端部を軽くたたいて振動を与えるときのコンクリートの変形状況は、材料分離抵抗性を評価する目安になる。
 〇 4 加圧ブリーディング試験は、コンクリートの圧送性を評価する目安になる。

コン技士  H29-11
材料分離

 フレッシュコンクリートの材料分離に関する次の一般的な記述のうち、不適当なものはどれか。
 × 1 粗骨材の最大寸法が大きいほど、粗骨材の材料分離は生じにくくなる。
 〇 2 細骨材率が大きいほど、粗骨材の材料分離は生じにくくなる。
 〇 3 細骨材の粗粒率が小さいほど、ブリーディングは減少する。
 〇 4 水セメント比が小さいほど、ブリーディングは減少する。

コン技士  H29-12
AE剤使用による空気量の変化

コンクリート1m3あたりのAE剤の使用量を一定とした場合の空気量の変化に関する次の一般的な記述のうち、適当なものはどれか。
 × 1 セメント量が多くなると、空気量は多くなる。
 × 2 比表面積の大きいセメントを使用すると、空気量は多くなる。
 × 3 セメントの一部をフライアッシュで置換すると、空気量が多くなる。
 〇 4 コンクリートの温度が低いと、空気量が多くなる。

コン技士  H29-13
コンクリートの力学特性

 コンクリートの力学特性に関する次の一般的な記述のうち、不適当なものはどれか。
 × 1 引張強度と圧縮強度の比(引張強度/圧縮強度)は、圧縮強度が高いほど大きくなる。
 〇 2 長期材齢における圧縮強度の伸びは、初期の養生温度が高いほど小さくなる。
 〇 3 割線弾性係数は、供試体に縦振動を与えて得られる動弾性係数よりも小さい。
 〇 4 高強度コンクリートでは、圧縮強度に及ぼす粗骨材の影響は一般のコンクリートよりも大きい。

コン技士  H29-14
ひび割れの発生位置

 一般の鉄筋コンクリートの各種部材に発生するひび割れに関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
 〇 1 床スラブにおいて、コンクリート打込み後の沈下によるひび割れは、鉄筋の上部に生じやすい。
 〇 2 開口部を有する壁において、乾燥収縮によるひび割れは、開口部の隅角部から斜めに生じやすい。
 〇 3 部材によらず、鉄筋腐食によるひび割れは、鉄筋に沿って生じやすい。
 × 4 両端が強く拘束されている部材において、アルカリシリカ反応によるひび割れは、亀甲状に生じやすい。

コン技士  H29-15
アルカリシリカ反応の抑制

 アルカリシリカ反応の抑制方法に関する次の記述のうち、JIS A 5308付属書B(アルカリシリカ反応抑制対策の方法)に照らして、誤っているものはどれか。 
 × 1 コンクリートの水セメント比を 55% 以下とする。
 〇 2 コンクリート中のアルカリ総量を 3.0kg/m3 以下とする。
 〇 3 フライアッシュの分量が 15% 以上のフライアッシュセメント B種 を使用する。
 〇 4 アルカリシリカ反応性試験(モルタルバー法)で無害と判定された骨材を使用する。

コン技士  H29-16
海水の作用を受けるコンクリート

 海水の作用を受けるコンクリートに関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
 × 1 物理的な侵食は、飛沫帯や干満帯よりも海中部の方が生じやすい。
 × 2 化学的抵抗性は、高炉セメント B種 よりも普通ポルトランドセメントの方が高い。
 〇 3 海水中の硫酸マグネシウム(MgSO4)は、水和生成物との反応により体積膨張してコンクリートを劣化させる。
 × 4 海水中の塩化マグネシウム(MgCl2)は、コンクリート中の水酸化カルシウムと反応して組織を緻密にする。

コン技士  H29-17
各種コンクリートの用途や主な材料

 下表に示す各種コンクリートの用途・部材とセメント以外の主な材料の組合せに対応する単位容積質量の概略値のうち、適当なものはどれか。
1706 300x87 - コンクリート技士試験 過去問と解答 平成29年度 2017
 〇 1
 × 2
 × 3
 × 4

コン技士  H29-18
コンクリート材料の軽量

コンクリート材料の軽量に関する次の記述のうち、JIS A 5308(レディミクストコンクリート)の規定に照らして、正しいものはどれか。
 × 1 袋詰めされたセメントを使用する場合、袋の数で量って使用した。
 × 2 セメントを、あらかじめ軽量してある混和材に累加して軽量した。
 〇 3 粒度の異なる 2種類 の粗骨材を累加して軽量した。
 × 4 高炉スラグ微粉末の軽量値と目標値との差が +2% だったので許容した。

コンクリート技士試験 過去問と解答 平成29年度 2017 2

コン技士  H29-19
圧縮強度の管理図

下図に示すようなJIS Z 9021:1998(シューハート管理図)及びJIS Z 9020-2:2016(管理図ー第2部:シューハート管理図)に基づくコンクリートの圧縮強度の管理図に関する次の一般的な記述のうち、適当なものはどれか。なお、Xは平均値を、σは標準偏差を示す。
1707 300x258 - コンクリート技士試験 過去問と解答 平成29年度 2017
 × 1 a 図 では、強度が(x+3σ)の外側に1点打点されていたが、その他は(x±2σ)の内側に打点されていたので、良好な管理状態にあると判断した。
 × 2 b 図 では、強度が中心線に対して同じ側に連続して打点されていたが、(x-2σ)の内側に打点されていたので、良好な管理状態にあると判断した。
 〇 3 c 図 では、強度が中心線を中心に不規則に打点されていたが、(x±2σ)の内側に打点されていたので、良好な管理状態にあると判断した。
 × 4 d 図 では、強度が連続して上昇していたが、(x±2σ)の内側に打点されていたので、良好な管理状態にあると判断した。

コン技士  H29-20
コンクリートの製造と品質管理

コンクリートの製造と品質管理に関する次の記述のうち、JIS A 5308(レディミクストコンクリート)の規定に照らして、誤っているものはどれか。
 〇 1 トラックアジテータのドラム内に付着した普通コンクリートのフレッシュモルタルを、付着モルタル安定剤によって処理し、翌朝の普通コンクリートに混合して再利用した。
 × 2 呼び強度 27、スランプ 21cm で高性能AE減水剤を用いたコンクリートの荷卸し地点のスランプが 23.5cm であったので、合格と判定した。
 〇 3 呼び強度 50 の高強度コンクリートの強度試験を、100m3 に 1回 の頻度で行った。
 〇 4 呼び強度 27 のコンクリートにおいて、圧縮強度の 3回 の試験結果が 22.5N/mm2、27.2N/mm2、31.3N/mm2 であったので不合格と判定した。

コン技士  H29-21
コンクリートポンプによる圧送

コンクリートポンプによる圧送に関する次の一般的な記述のうち、不適当なものはどれか。
 〇 1 コンクリートの単位セメント量が少ない方が、圧送性が低下する。
 × 2 コンクリートの細骨材率が高い方が、圧送性が低下する。
 〇 3 コンクリートのスランプが小さい方が、圧送性が低下する。
 〇 4 事前吸水(プレウエッティング)を行っていない軽量骨材を用いたコンクリートは、閉塞が生じやすい。

コン技士  H29-22
コンクリートの運搬

 コンクリートの運搬に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。  
 〇 1 コンクリートを下向きに圧送する方が、上向きに圧送するより配管内での閉塞が生じやすい。
 〇 2 JIS A 5308(レディーミクストコンクリート)では、練混ぜ開始から荷卸し地点に到着するまでの時間が規定されている。
 〇 3 土木学会示方書および JASS 5 では、練混ぜから打込み終了までの時間が規定されている。
 × 4 コンクリートの圧送に先立って用いる先送りモルタルは、型枠内に打込むことができる。

コン技士  H29-23
コンクリートの打込み・締固め

コンクリートの打込みおよび締固めに関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
 × 1 均一で密実なコンクリートにするため、同一箇所で振動機を用いてできるだけ長時間締め固めるのがよい。
 × 2 型枠に作用する側圧を小さくするため、打込み速度はできるだけ速くするのが良い。
 × 3 柱と梁にコンクリートを打込む場合、沈下ひび割れを防ぐため、連続して打込むのが良い。
 〇 4 壁にコンクリートを打込む場合、材料分離を防ぐため、振動機によるコンクリートの横移動を避けるのがよい。

コン技士  H29-24
打継目位置の設定

 下図に示すような柱と梁のコンクリートの打込みに際して、施工上の打継目を設ける計画とした。柱および梁の打継目の位置の組合せとして、適当なものはどれか。ただし、柱の高さは3m程度とする。
1708 300x217 - コンクリート技士試験 過去問と解答 平成29年度 2017
 × 1
 〇 2 柱ア 梁エ
 × 3
 × 4

コン技士  H29-25
コンクリートの養生

各種コンクリートの養生に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
 × 1 寒中コンクリートにおいて、保温のための型枠には熱伝導率の大きな材料を用いるのが良い。
 〇 2 暑中コンクリートにおいて、打込み上面からの水分の急激な蒸発を防ぐために、散水養生を行うのが良い。
 × 3 マスコンクリートにおいて、内部拘束による温度ひび割れを抑制する場合は、打込み翌日から表面に冷水を散布するのが良い。
 × 4 プレキャストコンクリートにおいて、早期強度を確保するための常圧蒸気養生は、コンクリート打込み直後に行うのが良い。

コン技士  H29-26
コンクリートの表面仕上げ及び養生

 コンクリートの表面仕上げおよび養生に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
 × 1 コンクリート構造物の耐久性を高めるために、ブリーディング水を処理する前に表面仕上げを行った。
 × 2 コンクリート表面の収縮ひび割れを発生させないために、金ごて仕上げを幾度も繰り返し行った。
 × 3 鉄筋位置の沈下ひび割れを取り除くために、コンクリートの凝結の終結を待ってタンピングを行った。
 〇 4 コンクリート上面からの水分蒸発を防ぐために、膜養生剤を表面仕上げの終了直後に散布した。

コン技士  H29-27
夏季時の施工

夏季に高さ6mの柱にスランプ12cmのコンクリートを2m/hの速度で連続的に打込んだとき、型枠の最下部における側圧の経時変化を概念的に示した曲線として、A~Dのうち、適当なものはどれか。
1709 261x300 - コンクリート技士試験 過去問と解答 平成29年度 2017
 × 1 A
 × 2 B
 〇 3 C
 × 4 D

コン技士  H29-28
鉄筋の加工・組立ておよび継手

現場における鉄筋の加工・組立ておよび継手に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
 〇 1 帯(鉄)筋やあばら筋(スターラップ)を加工する場合に、その末端部に 135°フックを設けた。
 × 2 疲労を受ける部位の主(鉄)筋と帯(鉄)筋を組み立てる場合に、疲労強度を確保するため、鉄筋の交点の要所を溶接して組み立てた。
 〇 3 鉄筋をガス圧接により接合する場合に、曲げ加工部の近傍を避けて行った。
 〇 4 ガス圧接を行った場合に、超音波探傷によりガス圧接部の検査を行った。

コン技士  H29-29
舗装コンクリート

舗装コンクリートに関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
 〇 1 材齢 28日 における曲げ強度を設計の基準とした。
 〇 2 粗骨材の最大寸法が 40mm のコンクリートを用いた。
 〇 3 スランプ 2.5cm のコンクリートをダンプトラックで運搬した。
 × 4 転圧コンクリート舗装(RCCP)の施工において、単位水量を通常の舗装コンクリートよりも大きくした。

コン技士  H29-30
暑中コンクリート

 暑中コンクリートに関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
 〇 1 コンクリート温度を下げるため、粗骨材に冷水を散布して骨材温度を下げた。
 〇 2 コンクリート温度を 1℃ 下げるため、練混ぜ水の温度を約 4℃ 下げた。
 〇 3 プラスティック収縮ひび割れの発生を防止するため、仮設上屋を設置して直射日光を防いだ。
 × 4 コールドジョイントの発生を防止するため、打重ね時間間隔の上限を 150分 とした。

コン技士  H29-31
寒中コンクリート

寒中コンクリートに関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
 × 1 緻密な組織のコンクリートとし、凍結融解抵抗性を確保するために、空気量を 3% と指定した。
 〇 2 初期凍害防止のために、単位水量をできるだけ少なくした。
 〇 3 配管したスチームにより、貯蔵中の粗骨材を 50℃ に加熱した。
 〇 4 打込み時のコンクリート温度が 15℃ となるように計画した。

コン技士  H29-32
マスコンクリートの温度ひび割れ対策

マスコンクリートの温度ひび割れ抑制対策に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
 〇 1 混和剤を AE減水剤 から 高性能AE減水剤 に変更した。
 × 2 粗骨材の最大寸法を小さくした。
 〇 3 膨張材を使用した。
 〇 4 熱膨張係数の小さい骨材を使用した。

コン技士  H29-33
水中コンクリート

水中コンクリートに関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
 × 1 一般の水中コンクリートの水中落下高さを、1m 以下として打込んだ。
 × 2 地下連続壁(地中壁)に用いる水中コンクリートの水セメント比を、60% とした。
 〇 3 地下連続壁(地中壁)に用いる水中コンクリートのスランプを、21cm とした。
 × 4 水中不分離コンクリートの圧送負荷を、一般のコンクリートの 1/2~1/3 として計画した。

コン技士  H29-34
流動化コンクリート

 流動化コンクリートに関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
 × 1 ベースコンクリートのスランプを 8cm、流動化後のスランプを 21cm とした。
 × 2 流動化コンクリートの単位水量を、流動化後と同じスランプの一般のコンクリートと同等とした。
 × 3 流動化コンクリートの細骨材率を、ベースコンクリートと同じスランプの一般のコンクリートと同等とした。
 〇 4 打込みが完了するまでの時間を、現場において流動化した後 20分 以内とした。

コン技士  H29-35
高流動コンクリートの施工計画

高流動コンクリートの施工計画に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
 × 1 土木学会示方書に従って、打込み時の自由落下高さを 8m として計画した。
 〇 2 JASS 5 に従って、自由流動距離を 8m として計画した。
 〇 3 型枠に作用する側圧を液圧として型枠を設計した。
 〇 4 圧送時の管内圧力損失を一般のコンクリートよりも大きく設定した。

コン技士  H29-36
鉄筋コンクリート部材の設計

 鉄筋コンクリート部材の設計に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
 × 1 柱の脆性的な破壊を防止するために、曲げ耐力がせん断耐力よりも大きくなるようにする。
 〇 2 柱の軸耐力を高めるために、コンクリートの圧縮強度を高くする。
 〇 3 梁のせん断耐力を高めるために、スターラップ(あばら筋)の配置間隔を小さくする。
 〇 4 梁の曲げ耐力を高めるために、引張主鉄筋量を多くする。

コン技士  H29-37
ひび割れの発生状況

 鉄筋コンクリート柱に一方向の水平力が作用した場合について、下図のaとbは曲げひび割れの発生状況を、cとdはせん断ひび割れの発生状況を模式的に示したものである。ひび割れの発生状況の組合せとして、適当なものはどれか。
1710 300x190 - コンクリート技士試験 過去問と解答 平成29年度 2017
 × 1 曲げひび割れ:a  せん断ひび割れ:c
 〇 2 曲げひび割れ:a  せん断ひび割れ:d
 × 3 曲げひび割れ:b  せん断ひび割れ:c
 × 4 曲げひび割れ:b  せん断ひび割れ:d

コン技士  H29-38
曲げ載荷試験

下図のような鉄筋コンクリート梁の曲げ載荷試験を行ったとき、降伏荷重が増加する条件として、不適当なものはどれか。
1711 300x92 - コンクリート技士試験 過去問と解答 平成29年度 2017
 〇 1 鉄筋の総断面積 As が大きくなったとき
 × 2 支点間距離 L が大きくなったとき
 〇 3 有効高さ d が大きくなったとき
 〇 4 鉄筋の降伏強度が高くなったとき

コン技士  H29-39
コンクリート製品の成型・締固め

コンクリート製品の成型・締固めに関する次の一般的な記述のうち、不適当なものはどれか。

 × 1 プレストレストコンクリートパイルなどに適用される遠心力締固めは、型枠を遠心機で回転して成形する方法で、コンクリート中の水分が容易に円筒外側に脱水される。
 〇 2 高流動コンクリートを適用することにより、複雑な形状や狭隘部を持つ部位にもコンクリートを行き渡らせることができ、また充填・締固めに伴う騒音・振動を低減できる。
 〇 3 インターロッキングブロックなどに適用される即時脱型は、硬練りコンクリートを型枠内に振動をかけながら投入し、振動と加圧による成形後に脱型する方法である。
 〇 4 コンクリート矢板などに適用される加圧締固めは、圧力を加えて締め固める方法で、コンクリートの脱水により水セメント比が小さくなり、強度や耐久性の増進が図られる。

コン技士  H29-40
プレストレストコンクリート

 プレストレストコンクリートに関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
 〇 1 プレテンション方式で導入するプレストレスは、PC鋼材とコンクリートの付着によって決まる。
 〇 2 ポストテンション方式で導入するプレストレスは、コンクリートが硬化した後にシース内のPC鋼棒を緊張することによって導入される。
 × 3 導入したプレストレスは、コンクリートのクリープやPC鋼棒のリラクセーションによって増加する。
 〇 4 プレストレスを導入する材齢が若いほど、コンクリートのクリープ変形が大きくなる。

コンクリート技士試験 過去問と解答 平成29年度 2017 3

コン技士  H29-41
ポルトランドセメント

 〇 ポルトランドセメントの焼成工程では、粉砕した石灰石他の原料を 1450℃ 程度の高温で焼成する。

コン技士  H29-42
洗浄して得た回収骨材

 × 戻りコンクリートを洗浄して得られた回収骨材を用いて、JIS A 5308(レディーミクストコンクリート)の規定に従って「高強度 55 50 20 M」を製造出荷した。

コン技士  H29-43
膨張材の使用量

 〇 ケミカルプレストレスを導入するため、膨張材をコンクリートの結合材として 単位量 50kg/m3 で使用した。

コン技士  H29-44
鉄筋コンクリート用棒鋼の弾性係数

 × 鉄筋コンクリート用棒鋼の弾性係数(ヤング係数)は、降伏点が大きいほど大きくなる。

コン技士  H29-45
スラッジ固形分率

 〇 スラッジ固形分率は、単位セメント量に対するスラッジ固形分の質量の割合を分率で表したものである。

コン技士  H29-46
コンクリートのスランプ試験

 〇 JIS A 1101(コンクリートのスランプ試験方法)によれば、スランプコーンにコンクリートを 3層 に分けて詰める際に、各層を 25回 突くと材料の分離を生じるおそれのあるときは、分離を生じない程度に突き数を減らして良い。

コン技士  H29-47
スランプフローの許容差

 〇 JIS A 5308(レディーミクストコンクリート)によれば、「高強度 50 60 20 L」のコンクリートのスランプフローの許容差は ±10cm である。

コン技士  H29-48
塩化物含有量

 × JIS A 5308(レディーミクストコンクリート)によれば、異なる種類の骨材を混合して用いる場合、骨材に含まれる塩化物量については、混合後とともに、混合前の各骨材の塩化物含有量がそれぞれの骨材の規定を満たしていなければならない。

コン技士  H29-49
コンクリートの凝結時間試験

 × JIS A 1147(コンクリートの凝結時間試験方法)に基づいて試験を行う場合、粗骨材が貫入針の障害となるので、コンクリートから粗骨材を取り除いた配合条件のモルタルを練り混ぜて、これを試料として用いる。

コン技士  H29-50
鉄筋の曲げ加工

 × 鉄筋を曲げ加工する場合、鉄筋の降伏強度が高い方が、曲げ内半径(または折曲げ内法直径)を小さくできる。

コン技士  H29-51
型枠の取外し

 〇 水平部材について、側面の型枠を底面の型枠よりも早く取り外すようにした。

コン技士  H29-52
暑中コンクリート

 〇 暑中コンクリートにおいて、同一のスランプを得るための単位水量は、一般のコンクリートよりも多くなる。

コン技士  H29-53
マスコンクリートのひび割れ

 〇 マスコンクリートの外部拘束によるひび割れは、打ち込んだコンクリートの材齢がある程度進み、全体の温度が降下する段階で発生する。

コン技士  H29-54
コンクリートポンプ

 × スクイズ式コンクリートポンプは、高強度コンクリートの圧送に適している。

コン技士  H29-55
プラスティック収縮ひび割れ

 〇 コンクリート表面のプラスティック収縮ひび割れは、普通コンクリートよりも水セメント比の小さい高強度コンクリートで生じやすい。

コン技士  H29-56
応力-ひずみ曲線図

 下図は、セメントペースト、モルタル、コンクリート、および骨材の圧縮応力-ひずみ曲線の概念図である。このうち、コンクリートに相当する曲線は、イ である。
1712 300x250 - コンクリート技士試験 過去問と解答 平成29年度 2017

コン技士  H29-57
コンクリートのクリープひずみ

 〇 コンクリートのクリープひずみは、水セメント比が同じ場合、セメントペーストの量が多いほど大きい。

コン技士  H29-58
コンクリートの透水係数

 〇 コンクリートの透水係数は、一般に粗骨材の最大寸法が大きいほど大きい。

コン技士  H29-59
骨材のアルカリシリカ反応性試験

 〇 JIS A 1145(骨材のアルカリシリカ反応性試験方法(化学法))では、反応により消費された水酸化ナトリウムの量と溶出したシリカの量の大小関係から骨材の反応性を判定する。

コン技士  H29-60
鉄筋コンクリート梁の設計

 × 鉄筋コンクリート梁の設計において、スターラップ(あばら筋)の降伏強度を増加させると、せん断力によって生じる斜め引張ひび割れの発生を遅らせることができる。

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