2級 学科試験 過去問と出題傾向/施工躯体 2/建築施工管理

施工躯体 2 過去問/2級 建築施工管理 学科試験 その1

型枠工事

2建築 学科  H25-43  H22-43
型枠工事の材料
・直接コンクリート面に塗装仕上げをする場合、セパレーターの先端にコーンを使用する
・コンクリート打放し仕上げの合板せき板は、次のものを用いる
  表面の仕上りに見合ったもの
  日本農林規格のコンクリート型枠合板の表面加工品であるもの
・合板せき板を再使用する場合は、支障がないか確認をする
・たわみ量の算定では、合板せき板の両端は固定されていない状態とする

2建築 学科  H30後-20  H26-43
型枠の組立
・基礎フーチング部分の勾配が急な場合は、せき板等を設けて調整する
・ボックス類や埋込み金物は、せき板に堅固に取り付ける
・壁付き隅柱の出隅部は、ターンバックルとチェーンを用いて角締めパイプを設置する
・床型枠は、合板を敷き込む前に根太、大引、サポートを配置しておく
・柱型枠は、変形しないようにチェーンで控えを取る
・梁、壁と床の型枠を組み立て前に、柱型枠の建入れ調整を行う
・梁側板は梁底型枠で受けるようにする
・梁の側型枠の寸法はスラブ底寸を梁まで伸ばす

2建築 学科  R02-21-3  R02-21-4  H30後-21  H25-46
型枠の存置期間
・せき板の最小存置期間は、存置期間中の平均気温の影響を受け、平均気温が高い方が短い
・コンクリートの材齢により存置機関を定める場合、柱と壁のせき板の最小存置期間は同じである
・梁下より梁側のほうが早くにせき板を取り外せる
・コンクリートの材齢により定める場合、梁下の支柱の最小存置期間は、28 日である
・梁下の支柱取外し前に、コンクリートの圧縮強度が設計基準以上で安全性があることを確認する
・コンクリートの圧縮強度で存置期間を定めない場合、存置期間の平均気温から決定する
・柱のせき板を取外すコンクリートの圧縮強度は、5N/mm2以上とする
・せき板の最小存置期間は、普通ポルトランドセメントより高炉セメントB種を用いる場合長い

2建築 学科  R02-21-1 R02-21-2 R01後-21 H30前-21 H29-43 H27-43 H24-43
型枠支保工
・支柱の配置は、上下階でできるだけ平面上の同一位置になるようにする
・階高が高い部分の支柱は、枠組足場で構台を組み、その上に設置する
・支柱の継手は、差込み継手とし、継ぐ本数は2本までとする
・水平つなぎは、高さが3.5mを超える支柱に設ける
・水平つなぎは、高さ2m以内ごとに2方向に設ける
・階段の斜めスラブ部分の支柱は、脚部にキャンバーを用いる
・階段の斜めスラブ部分の支柱は、斜めスラブに直角に建て込む
・梁幅方向の中央に開口部がない壁がある場合、せき板と梁の支柱を同時に取り外す
・直接地盤上に支柱を立てる場合、剛性のある敷板を支柱の下に設ける
・せき板を保持する壁、柱と梁側型枠の場合、支保工は内端太と外端太により構成する
・スラブ型枠に用いる軽量型支保梁は、両端部を支持する
・スラブ型枠に用いる軽量型支保梁は、パイプサポートで支保梁中央部の下弦材を支持する
・パイプサポートの頭部と脚部は、釘を用いて大引と敷板に固定する
・水平つなぎの緊結を番線で行うと、緩む可能性があるので使用しない
・支柱にパイプサポートを使用する場合、次のことに留意する
  支柱の継手は、突合せ継手か差込み継手とする
  重ね継手としない
  パイプサポートを 3以上 継いで用いない
  軽量型支保梁を受ける梁型枠の支柱パイプサポートは2列に設ける

2建築 学科  R01前-20  H28-43
型枠の締付け金物
・打放し仕上げの、外壁コンクリート型枠のセパレーターにはコーンを取り付ける
・セパレーターの配置は、せき板に対して垂直とする
・塗り仕上げの壁コンクリートの型枠では、くさび式の座金とフォームタイを使用する
・型枠脱型後、コンクリート表面から突出したセパレーターねじ部分は、ハンマー等で取り除く
・柱の型枠の組立てに、コラムクランプを用いるとフォームタイやセパレーターを不要にできる
・外周梁の側型枠上部の固定は、スラブ引き金物を用いる

施工躯体 2 過去問/2級 建築施工管理 学科試験 その2

コンクリート工事

2建築 学科  R02-22-1  R02-22-4  R01前-21  H29-44  H28-44
コンクリートの調合
・水セメント比が小さいほど耐久性が向上する
・構造体強度補正値と品質基準強度を加えたものを調合管理強度とする
・普通ポルトランドセメントの水セメント比の最大値は高炉セメントA 種と同じである
・高強度コンクリートには、高性能 AE減水剤を用いる
・所定のスランプを得るのに必要な単位水量を減らすためには、AE減水剤を用いる
・コンクリート中の塩化物は、塩化物イオン量 で0.30 kg/m3 以下にする
・単位セメント量を少なくすることで、水和熱や乾燥収縮によるひび割れを防止する
・単位水量は、最大値を185 kg/m3とする
・単位水量は、所定の品質が確保できる範囲としつつ、できるだけ少なくする
・細骨材率を低くすると、乾燥収縮によるひび割れを抑制できる
・細骨材率を高くすると水分量が多く、流動化しやすい、スランプ値が大きいコンクリートとなる

2建築 学科  R02-22-2 R02-22-3 H29-44 H27-44 H25-44 H24-44 H22-44
空気量・スランプ・単位水量
・空気量が増えると、乾燥収縮率の増加や圧縮強度の低下がおきる
・スランプが大きく、細骨材率が小さいコンクリートは分離しやすくなる
・スランプは、現場荷下ろし地点での値を指定する

2建築 学科  H30前-22  H29-44  H28-44  H27-44  H25-44  H24-44  H22-44
砂利・骨材
・川砂利と砕石を混合して使用する場合、それぞれが所定の品質を満たしている必要がある
・細骨材の粗粒率が小さくなった場合には、細骨材率を小さくする
・細骨材率が大きいと、所定のスランプを得るための単位水量が多くなる
・細骨材率が大きいと、コンクリートの流動性が悪くなる
・粗骨材率を小さくすることで、乾燥収縮によるひび割れを抑制する

2建築 学科  H30前-22  H28-44  H27-44  H24-44
単位セメント量
・単位セメント量は、できるだけ少なくする
・単位セメント量が少なすぎると、ワーカビリティが悪くなる
・単位セメント量が多いと、水和熱や乾燥収縮によるひび割れの原因となる

2建築 学科  H26-44
コンクリートの骨材
次のものはコンクリートの骨材となる材料である
・人工軽量骨材
・砕石
・高炉スラグ骨材
・川砂・川砂利
・山砂・山砂利
・再生骨材

2建築 学科  H27-45  H25-45  H23-45
打込み速度・流動性
・十分な締固め作業をすることができる、コンクリートの打込み速度とする
・粗骨材の最大寸法を考慮して輸送管の大きさを決める
・コンクリートの圧送に先立ち、流動性確保のために、先送りモルタルを用いる
・先送りモルタルは、富調合のモルタルを使用する
・コンクリートが一体となるように、1回に打ち込むように計画された区画内で連続して打ち込む
・コンクリートへの流動化剤の撹拌や添加は、工事現場で行う
・ポンプ工法でスランプ18cmのコンクリートを打込むとき、打込み速度を25m3/hとする
・コンクリートの練混ぜから打込み終了までの時間は、次の時間を限度とする
  外気温が25℃未満のときは120分
  外気温が25℃以上のときは90分

2建築 学科  H29-45  H28-45  H27-45  H26-45  H24-45  H23-45
コンクリートの打込み
・棒形振動機を用いて、先に打ち込んだコンクリートの層の先端が届くようにして挿入する
・コンクリート上面にペーストが浮くまで棒形振動機による加振を行う
・棒形振動機は、打込み各層ごとに用い、加振を行う
・棒形振動機の挿入間隔は60 cm以下とする
・柱へのコンクリート打込みは、縦形シュートを使用する
・床スラブにコンクリートを打ち込んだ後、凝結開始前にタンピングを行い処置する
・梁やスラブのコンクリートの鉛直打継ぎ位置は、スパンの中央付近に設ける
・壁への打込みは、打込み位置を移動させながら行う
・壁への打込みは、打込み高さが均等になるようにする
・スラブの付いた梁せいの高い梁への打込みは、次のように行う
  梁とスラブを分けて行う
  スラブ下で一度打ち止め、沈降が落ち着いてからスラブと同時に残り部分を打込む
・柱、梁、壁の打込みは、梁下で一度止めてコンクリートの沈降が落ち着いてから残りを打込む
・コンクリートを打込むときの自由落下高さは、コンクリートが分離しない範囲の高さとする
・片持床スラブの打込みでは、打継ぎを作らず、支持する構造体部分と一緒に打ち込む

2建築 学科  R01後-22  H29-46  H28-46  H27-46  H26-46  H24-46  H23-46
コンクリートの養生
・材齢による最小存置期間は、スラブ下のせき板は柱のせき板より長い
・湿潤養生期間中であっても、コンクリートの圧縮強度が十分なものに達すればせき板を取り外す
・透水性の小さいせき板で打込み後のコンクリートが保護されている状態は、湿潤養生と考える
・寒中コンクリートの加熱養生中は、湿潤養生を行い、ひび割れ・縮み・急速な乾燥を防止する
・コンクリートの打込み後1日間以上は、その上で作業や歩行をしてはならない
・長期材齢における強度増進は、養生温度が高いほど小さくなる
・初期の湿潤養生が不十分であると、コンクリートの中性化の進行が早まる
・コンクリートの硬化が進んでいないときに振動が作用すると、強度の発現が妨げられる
・コンクリート打込み後は、養生を行い、直射日光などからの乾燥を防ぐ
・寒中コンクリートで、凍害の防止を目的とする加熱養生は、コンクリートの乾燥に注意をする

2建築 学科  R01後-22-3  H29-46  H27-46  H26-46
セメント種別ごとの養生期間
普通ポルトランドセメントを用いたコンクリートの養生の特徴は次のものである
・打込み後はコンクリート温度が2℃以上の状態を5日間以上保つ
・コンクリートの材齢による湿潤養生期間は、高炉セメントB種より短期となる
・コンクリートの材齢による湿潤養生期間は、早強ポルトランドセメントより長い

施工躯体 2 過去問/2級 建築施工管理 学科試験 その3

鉄骨工事

2建築 学科  R01前-22  H27-47  H25-47  H24-47
高力ボルト摩擦接合
・フィラープレートは、両面に摩擦面としての処理を行う
・ボルトの締付けは、ボルト群ごとに行う
・ボルトの締付け順序は、中央より継手の周辺部に向かう順で行う
・マーキングは1次締め完了後に行う
・マーキング箇所は、ナット・ボルト軸・座金・鋼材面に行う
・トルシア形高力ボルトは、1セットに座金をナット側に1枚使用する
・ナット回転法による本締めの検査で、回転量が不足しているボルトは追締めをする
・ナット側の座金は、ナットに接する側に座金の内側面取り部を取り付ける
・ナットと座金で共回りが発生した場合は、新しいボルトセットを使用する
・摩擦接合面のブラスト処理には、ショットブラストを採用する
・自然発錆では、鋼材の表面が一様に赤く見える程度の錆を発生させる

2建築 学科  H30後-22  H25-48
鉄骨の錆止め塗装
・素地調整を行った鉄鋼は、新たなサビが発生するまでに錆止め塗装を行う
・鉄骨梁に溶接されたコンクリートに埋込む、鋼製の貫通スリーブの内面に錆止め塗装を行う
・次のものには鯖止めの塗装を行わない
  角形鋼管柱の密閉される閉鎖形断面の内面
  柱ベースプレート下面のコンクリートに接する部分
  ローラー支承の摺動面で削り仕上げした部分
  組立てによって肌合せとなる部分

2建築 学科  R02-23  H30前-23  H29-47  H28-47  H26-47  H24-47  H22-46
鉄骨の加工
・高張力鋼にけがきをする場合は、たがねやポンチ等の打跡を表面に残さない
・変形と仕上げしろ、製作中に生じる収縮を考慮したけがき寸法とする
・鋼板の切断はNCガス切断機などを用いて行う
・レーザー切断法は、板厚が20mm 以下の鋼板の切断に適している
・ジグを用いて、組立ての際の固定や拘束、部材の加工を行う
・開先の加工は、機械加工、自動ガス切断等によりを行う
・曲げ加工は、常温か過熱加工で行う
・曲げ加工を加熱加工とする場合は、赤熱状態(850℃~900℃)で行う
・曲げ加工を加熱加工とする場合は、青熱ぜい性域(200℃~400℃)では行ってはならない
・高力ボルト接合の摩擦面には、へこみがないようにする
・鋼材切断面のノッチや凹凸は、グラインダーなどを用いて修正する
・常温加圧でひずみの矯正を行うには、ローラーやプレス等を用いる
・鉄骨にひずみが見られる場合、部材を組立てる前に矯正を行う
・400N/mm2 級鋼材にひずみが生じている場合、900℃程度に局部加熱した後に空冷し矯正する
・柱梁接合部のエンドタブでは、裏当て金を組立溶接で取り付ける
・十字形鉄骨に貫通孔を設ける場合、ウェブに設け、耐力低下の大きいフランジは避ける
・高力ボルトの孔径は、ボルト呼び27㎜未満の場合は公称軸径に2.0mmを加えた値とする
・呼び径が同じ高力ボルトと溶融亜鉛めっき高力ボルトの孔径は等しい

2建築 学科  H29-48  H27-48  H26-48
鉄骨の建方計画
・計画では、作業能率、最大荷重、作業半径などの条件を考慮して建方機械の選定をする
・仮ボルトの本数は、地震や強風に対して安全性を担保できる本数とする
・鉄骨建方が長期間にわたる場合、気候に合わせた使用測定機器の温度補正を行う

2建築 学科  R01後-23  H29-48  H28-48  H27-48  H26-48
鉄骨建方時の留意事項
・鉄骨の建入れ直しは、特に多スパンや複数の節からなる場合は、建方の進行に合わせて行う
・建入れ直し用のワイヤロープは、工場で溶接したプレートに取り付ける
・建入れ直し用のワイヤロープは、架構の倒壊防止用ワイヤロープと兼用できる
・キンクした玉掛け用ワイヤロープは、修理をしても危険であるため廃棄とする
・建入れ、食違い調整機能の付いた現場溶接接合部の治具で、建入れ直しを行うことができる
・かいしゃくロープを長い梁の、揚重時の補助ロープとして用いてもよい
・下げ振りによる測量の際は、おもりは油にひたして、水糸を防風パイプで養生して行う
・建方の測定を、早朝の一定時間に行うことで、温度影響による精度低下を避けることができる
・鉄骨骨組の倒壊防止の検討に用いる風荷重は、外周に養生シートがある場合、風上の値とする
・仮ボルトに油が付着した場合、油を除去することで使用できる
・溶接継手のエレクションピースでは、最初から高力ボルトで全数締め付けを行う
・ターンバックル付き筋かいを有する鉄骨構造物は、筋かいを用いた建入れ直しは行わない
・ターンバックル付き筋かいを有する鉄骨構造物は、仮ワイヤーなどで建入れ直しを行う

施工躯体 2 過去問/2級 建築施工管理 学科試験 その4

木工事

2建築 学科  R02-24-1 R02-24-4 R01後-24 H30前-24 H29-49 H28-49 H26-49 H25-49 H23-49
木軸組工法の継手
・せいが異なる胴差の継手は、次のことに留意する
  受材心より150 mm程度持ち出す
  短ざく金物当てボルト締めか、ひら金物両面当て釘打ちで止め付ける
・土台の継手は、腰掛け鎌継ぎとする
・土台の継手は、アンカーボルトで上木(オス側)となる方を締め付ける
・束立て床組の大引の継手は、床束心で鎌継ぎとし、釘打ちで止め付ける
・根太の継手は、釘打ちで止め付け、大引の心で突付け継ぎとする
・垂木の継手は、釘打ちで止め付け、母屋の上でそぎ継ぎとする
・軒桁の継手は、追掛け大栓継ぎとし、柱心から持ち出す
・隣り合う根太は、継手位置をずらす
・洋式小屋組では真束より棟木が小さい場合、取合いは短ほぞ差し割くさび締めとする
・耐力壁の両端の柱に近接した場所、土台の両端部や継手の位置をアンカーボルトで固定する
・心持ち材のうち柱に使用するものは、見え隠れ部分に背割りを入れ干割れを防止する

2建築 学科  R02-24-2 R02-24-3 H30後-23 H29-49 H28-49 H27-49 H26-49 H25-49 H24-49 H22-49
木軸組工法の工事
・土台は、心墨や逃げ墨を基準にして据付ける
・隅通し柱の土台の仕口は、土台へ扇ほぞ差しとする
・隅通し柱の土台の仕口は、ホールダウン金物当てボルト締めとした
・柱に用いる心持ち材には、背割りを入れ干割れを防止する
・梁と柱との鉛直構面の入隅部に斜めに入れる部材を方杖という
・梁と柱との鉛直構面の隅角部に水平に入れる部材を火打梁という
・柱、筋かい、土台等の構造耐力上主要な部分には、防腐措置を地面から1m以内の部分に行う
・柱脚部で筋かいの引張力が生じる土台は、柱心より150mmの位置にアンカーボルトを設置する
・和小屋組の母屋や棟木には、当たり欠きを行い、垂木を取り付ける
・建入れ直し後は、火打梁、本筋かいを固定し接合金物を締め付ける
・屋根葺き工事の後に、造作部材や内装下地の施工を行う

2建築 学科  H30後-24  H28-50
木造の解体
・解体作業の取外しの手順は、先ず建築設備を行い、次に内装材を手作業で取外す
・せっこうボードを撤去する前に、天井や壁のクロスをはがしておく
・屋根葺き材は、内装材を撤去した後に取外す
・屋根葺き材は、手作業で、下地材と分離して取外す
・グラスウールは、断熱材として外壁、床、天井等に用いられている
・グラスウールは、できるだけ大きく細断して取り外し、周辺に飛び散るのを防ぐ

2建築 学科  R01前-24  H29-50
鉄筋コンクリート造の解体
鉄筋コンクリート造の解体では次のことに留意する
・防音パネルを取り付けることで、騒音やコンクリートの飛散を防止する
・各階の解体順序は、外壁を解体し視界を確保した後、中央部を先行して外周部を最後に解体する
・充分な散水を行い、粉じんの飛散を防止する
・地上作業による解体は、地上から解体重機で行う
・地上作業の解体順は、上階から下階へ、床、梁、壁、柱の順に解体をする
・階上作業による解体は、屋上に揚重した解体重機で最上階から解体を行う
・階上解体作業は、発生したコンクリート塊でスロープを作り、重機を下階に移動させながら行う
・外周部の転倒解体では、クッション材として鉄筋ダンゴやコンクリート塊を事前に積んでおく
・外周部の転倒解体工法は、次の手順で行う
  壁と梁端部の垂直方向、壁下部の水平方向の縁切りを行った後に転倒させる
  最後に、柱脚部の柱主筋の切断を行う

建設機械

2建築 学科  H27-50  H25-50  H24-50
建設機械
・ハンマーグラブ … オールケーシング工法における掘削
・ブルドーザー … すき取りや盛土
・パワーショベル … 機体位置より上方の掘削
・バイブロハンマー … 鋼矢板の打込みや引抜き
・バックホウ … 機体位置より下方の掘削
・クラムシェル … 機体より下方の比較的深い位置の掘削
・フォークリフト … 重量物の積卸し及び運搬
・トラックアジテータ … レディーミクストコンクリートの運搬
・タイヤローラー … 含水比の低い粘性土の締固め

2建築 学科  H26-50  H23-50
揚重運搬機械
・ラックピニオン式は、昇降装置である
・ラックピニオン式は、人と荷の揚重に用いられる
・ラフテレーンクレーンは、走行の操作とクレーンが同じ運転席で操作できる
・クローラークレーンは、狭い場所でも方向転換を行うことができる
・クライミング式タワークレーンは、高層建築物の施工で用いられる

施工躯体 2 出題傾向/2級 建築施工管理 学科試験

◎は、予想が的中したものです。

重点予想 R02 R01下期 R01上期 H30下期 H30上期 H29 H28 H27 H26 H25 H24 H23 H22
型枠工事  
 型枠工事の材料
 型枠の組立
 型枠の存置期間
 型枠支保工
 型枠の締付け金物
コンクリート工事  
 コンクリートの調合
 空気量・スランプ・単位水量
 砂利・骨材
 単位セメント量
 コンクリートの骨材
 打込み速度・流動性
 コンクリートの打込み
 コンクリートの養生
 セメント種別の養生期間
鉄骨工事  
 高力ボルト摩擦接合
 鉄骨の錆止め塗装
 鉄骨の加工
 鉄骨の建方計画
 鉄骨建方時の留意事項
木工事  
 木軸組構法の継手の名称
 木軸組工法の継手
 木軸組工法の工事
 木造の解体
 鉄筋コンクリート造解体
建設機械  
 建設機械
 揚重運搬機械