過去問 再度 ?高圧ガス 液化石油ガス設備士試験


過去問と重要事項の解説/液化石油ガス設備士試験

LPGガスの知識、LPGガスの取り扱い

LPガス用ガスメーター
・マイコンメーターに付いている電池電圧低下遮断機能は、マイコンメーターの電圧が規定値以下に低下した場合に警告表示が出る。
・警告表示から40日経過した際にガスの使用が確認されない場合、ガスを遮断する機能がある。
・マイコンメーターにはマイコンメーター周辺80cm以内に配管固定器具で配管を固定し、地震時に正常に作動させる感震器作動遮断機能が付いている。
・マイコンメーターEは、膜式ガスメーターに比べて小型軽量化が図られているため、マイコンメーターS等の膜式ガスメーターにある計量室などは不用である。

LPガスの性質
・プロパンの分子式は、パラフィン系炭化水素(アルカン)であり、C3H8で表される。
・標準大気圧下の沸点は、ブタンは-0.5℃、プロパン-42℃である。
・常温での大気圧下での混合ガスの爆発範囲内は、プロパン 6.5vol%、空気 93.5vol%である。
・ガス状のプロパンの密度は、1.895kg/m3が標準状態である。
・標準状態での単位体積当たりの発熱量は、プロパンは99MJ/m3、ブタンは128MJ/m3である。
・酸素は空気中全体の1/5しかなく、5倍の空気量で5m3の酸素が得られる。
・プロパン1m3を完全燃焼させるのに必要な理論空気量は、標準状態で25m3である。

LPガス容器の附属品、バルク貯槽の附属機器
一般家庭で使用するバルク貯槽の附属機器と、50kgLPガス容器の附属品については、次の通りとする。
・LPガス容器の容器バルブを閉止する場合は、確実にバルブ気密を保つこと。しかし、専用工具は使わなくてもよい。
・LPガス容器における容器バルブの充填口は、左ねじである。
・貯槽内が許容圧力以上になった場合は、過充てん防止装置などの液面計と連動で動作する装置を付けること。
・LPガスを外部に放出して許容圧力以下に戻すこと。
・バルク貯槽の液面計の機能は、貯槽内のLPガスの量を表示することである。

家庭用のLPガス用調理器の特徴

単段式調整器
・入り口が規格範囲内になると、出口も同様の状態を維持できる
・LPガスの流量は、単位〔kg/h〕で表現する

二段式二次用調整
・単段式調整器は使えない
・ガスの燃焼器側に設置される

自動切替式調整器
・ガスの供給量が不足した場合に、自動的にガスの補給が行われる。
・ガスが補給される基準は、一次用調整器の調整圧力以下になったときである。

LPガスに必要不可欠な圧力計と気化装置
・使用する圧力計は精度が高いもので故障も少ない。
・機械式自気圧力計の比較検査として使用する。
・6ヶ月に1回以上は、比較検査を行い合格したもののみ使用できる。
・蒸発器は、液状のLPガスを温水などの熱媒により加温し、ガス状のLPガスにできる。

LPガスの配管材料

STPG圧力配管用炭素鋼鋼管
・スケジュールの番号の大きなものほど肉厚で丈夫である。

伸縮継手
・埋設配管から建物へ引き込まれる配管の立上がり部などに用いる。
・地盤沈下などの配管の損傷を防止する。

玉型弁
・弁体が弁座に対して直角に作動し、内部の流体の流れがS字になる。

ボール弁
パルプの本体に内蔵されたボールが90度に回転する。
ガスを通す、閉め止める役割がある。

LPガス用安全装置
・ガス放出防止型高圧ホースは、規定以上の引張力が加わったときに、ガスを遮断させる高圧ホースである。
・ガス漏れ警報器の設置位置は、一番遠い燃焼器のバーナの中心から、床面より30cm以内とする。
・CO警報器の検知部の設置位置は、一番遠い燃焼器のバーナの中心から、天井面より30cm以内とした。
・遮断弁の解除は、人が安全を確認して操作する。

LPガスの保管に使用されるシール
・LPガスはプロパンやブタンなどといった気体燃料を液化したものである。
・液体を容器に入れて保管する必要があるため、容器から流体が漏れないようにするためにシールが適用される。
・シールは主に、ガスケット、パッキン、Oリングに区分される。

ガスケットについて
・ガスケットは、耐LPガス性を保持しており、優れた機械的性質とされるニトリルゴムが使用される。
・気候やオゾンに対する耐久性は弱いため、直射日光を避けることが重要である。

パッキンについて
・パッキンには、フッ素樹脂やフッ素ゴムなどが使用される。
・フッ素樹脂は耐熱性や耐寒性に優れているだけではなく、耐薬品性、非粘着性などがあるため、バルブ部に使用される。
・フッ素ゴムは耐熱性や耐薬品性に加えて耐LPガス性、耐油性を備えており低温特性にも優れているため、圧力調整用として使用される。

Oリングについて
・Oリングは断面がOの形をしている。
・Oリングにはニトリルゴムが使用され、取り付け部の隙間を反発力で埋める。
・Oリングは、ガスケットと同様に耐LPガス性などを保持しているが、気候やオゾンに対する耐久性は弱い。

配管の材料と施工方法

配管用フレキ管工法における注意点
・配管用フレキ管は、専用のパイプカッタの刃を柔らかくしてから切断する。
・配管用フレキ管被覆の剥離山数は、配管用フレキ管継手の種類ごとに決められている。
・屋外での露出配管は、配管が固定できない箇所や、管の損傷が予想される場所を避け、500 mm 程度の間隔で金具を使って支持する。

配管の腐食・損傷の防止対策
・重量建築物の基礎の貫通部や、建築物の自重や土圧により応力がかかるねじ接続部では、複数の継手を組み合わせて、管に可とう性を持たせる。
・プラスチック被覆鋼管を土中に埋設する際、ねじ部の防食対策のため電気的絶縁継手を使って施工する。
・他工事業者のミスによる埋設管の損傷を防止するため、他工事業者と事前に協議を行い、埋設管の状況を把握する。

電動ねじ切り機(パイプマシン)の注意点
・電動ねじ切り機を据付ける際は、スクロール側を高く据え付ける。
・ダイヘッド側がスクロール側より高いと、ねじ切り時に、パイプやスクロールから切削油が垂れて床が汚れる。
・電動ねじ切り機に管を固定する場合、スクロールを強く締め付け、チャックでパイプを締め付けて固定する。
・電動ねじ切り機による感電事故を未然に防止する措置は、次の通りである。
電動ねじ切り機のアース線をアースに接続する。
漏電遮断器を設置する。
絶縁抵抗検査を定期的に行う。

金属材料の性質
・炭素鋼の炭素含有量は0.02%~2.14% である。
・炭素含有量が増加すると一部の性状が脆弱化する。
・黄銅は、銅と亜鉛の合金で、耐食性と加工性に優れるため、LPGガス容器弁の材料に使用される。
・18-8ステンレス鋼SUS304が耐食性や溶接性に優れている。
・13CrステンレスSUS403は、高温での耐食性が増すほど、磁性を発揮する。
・アルミキド鋼やニッケル合金鋼は低温での破壊案税制が高く、低温LPG貯槽などの材料として使用される。

気密試験、漏洩試験

LPガス設備の気密試験、漏えい試験の注意点
・LPガス供給管の増設工事が完了した後、機械式自記圧力計を使って内容積10Lの低圧配管の気密試験を行う場合、圧力保持所要時間は2分である。
・LPガス設備の気密試験には、空気または窒素を用いる。
・漏えい試験を行った結果、漏えいが予想される場合は、ボーリング調査を行い、漏えい箇所を確認する。

法令、法規

液化石油ガスの廃棄方法と措置(液化石油ガス保安規則)
・液化石油ガスを廃棄する際、残ガス容器は法の規定に従ってくず化する。
・液化石油ガスを少量ずつ繰り返し廃棄する場合でも、滞留を検知するための措置を講じる。
・廃棄後は、バルブの損傷を防止する措置を講じる。

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